2022年初、世界最多のワクチン接種回数28
億回と国民の2回接種分の接種回数を完了し、
年末には習近平が[中国は120余りの国や
国際組織に20億回分の新型コロナウイルス
ワクチンを供与した]とワクチン大国を誇った。
多くの国の指導者から、ワクチン接種対策や
世界へのワクチン供与の貢献を絶賛されたと
自画自賛で胸を張っている習近平。
だが、中国製ワクチンの効果の無力さを示す
とんでもない臨床試験結果が公表された。
米エール大学とドミニカ共和国の保健省などの
研究者者が発表した論文では、中国シノバック・
バイオテック(科興控股生物化学)製の新型コロナ
ウイルスワクチンの2回接種完了者について、
2回接種後にファイザー社製のワクチンで
ブースター接種(追加接種)を行っても、オミ
クロン変異株に対する免疫効果が低かった。
シノバック製ワクチン2回とファイザー製
ワクチン1回の接種で得られた免疫効果は、
メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチン
2回の接種と同水準だったとする。
更に、オミクロン株に対する抗体レベルでは、
従来株に比べ6・3倍も低かった。
また、ドミニカ共和国で実施された調査では、
シノバック製ワクチン2回の接種でオミクロン
株に対する有意な中和効果はみられなかった。
既に、中国国内でオミクロン株感染者が
確認されており、接種したワクチンが無力
だとすると、中国国内は西安市で行われて
いるロックダウンどころの規模でない混乱に
陥ることは避けられない。
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