韓国税関当局が公表した統計では、10月1~
20日の輸出は、前年同期比19.5%減少した。
米中貿易戦争の影響を受けて、景気が減速
している中国向けの輸出減少に加え、世界的な
半導体需要の低迷が大きく響いた。
輸出拡大に備えた施策も効果が出ず、全体の
2割の比重を占める中国向けで前年比20・0%の
減少になっており、米国向けでも17・4%の
減少、EU向けでは36・6%の大幅な減少に。
特に、主力の半導体では、昨年末から大幅な
価格の下落が直撃しており、年内の回復に
備えた期待が膨らんでいたが、底入れしたの
ではとの見方もあるがV字回復はなさそうだ。
このため、来11月も前年割れとなって、
実に1年間前年割れ継続が現実化しそうだ。
7~9月期の国内総生産(GDP)が前期比で
0・4%増に止まったことから、今年度のGDP
成長率が2%割れが懸念されていたが、韓国
経済成長の根幹の役割を備える輸出不振の
実情から、2%成長は望み薄となる。
投資や消費の伸びも見られず、文在寅退陣
要求の声が街中を支配するようになって来た。
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