2018年11月に、カリフォルニア州北部で
大規模な山火事[キャンプ・ファイア]により、
15万世帯が消失、86人が死亡する被害が出た。
出火原因は、電力供給会社のパシフィック・
ガス・アンド・エレクトリック(PG&E)の
送電線からの発火が原因だったとされている。
PG&Eは、2017年の山火事についても責任を
問われて、この山火事被害の裁判で2019年
1月に破産している。
しかし、PG&Eはカリフォルニア北部では、
ガスや電力を供給する唯一の会社であり、
殆どの消費者の同社以外に電力供給源がない。
PG&E)は9日、山火事を防ぐためにカリ
フォルニア州北部で計画停電を開始した。
アメリカ国立気象局は、10月10日までに、
カリフォルニア州サンタ・クルーズ山地や
ノースベイ、イーストベイといった地域に、
森林の乾燥状態が進んでおり、海岸からの
強い風が予想されるとして、山火事の発生の
危険性を示す[レッドフラグ警報]を発令。
PG&Eは、10月9日に、山火事発生防止に
備えてカリフォルニア州北部で計画停電を
開始し、サンフランシスコ市は影響を受け
ないが、この地域の80万世帯や企業などに
影響が及ぶという。
強風の予報が出されているため、送電線が
断線したり、落下して山火事の原因となる
リスクを防ぐために行われるという。
一方、10月12日、西部カリフォルニア州で
複数の山火事が発生し、中でもロサンゼルス
近郊の火勢が強く、すでに焼失面積は約30
平方キロに上っており、約10万人に避難
命令が出されている。
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