大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

米加州北部で山火事発生防止の計画停電

2019年10月28日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




2018年11月に、カリフォルニア州北部で

大規模な山火事[キャンプ・ファイア]により、

15万世帯が消失、86人が死亡する被害が出た。

出火原因は、電力供給会社のパシフィック・

ガス・アンド・エレクトリック(PG&E)の

送電線からの発火が原因だったとされている。

PG&Eは、2017年の山火事についても責任を

問われて、この山火事被害の裁判で2019年

1月に破産している。

しかし、PG&Eはカリフォルニア北部では、

ガスや電力を供給する唯一の会社であり、

殆どの消費者の同社以外に電力供給源がない。

PG&E)は9日、山火事を防ぐためにカリ

フォルニア州北部で計画停電を開始した。

アメリカ国立気象局は、10月10日までに、

カリフォルニア州サンタ・クルーズ山地や

ノースベイ、イーストベイといった地域に、

森林の乾燥状態が進んでおり、海岸からの

強い風が予想されるとして、山火事の発生の

危険性を示す[レッドフラグ警報]を発令。

PG&Eは、10月9日に、山火事発生防止に

備えてカリフォルニア州北部で計画停電を

開始し、サンフランシスコ市は影響を受け

ないが、この地域の80万世帯や企業などに

影響が及ぶという。

強風の予報が出されているため、送電線が

断線したり、落下して山火事の原因となる

リスクを防ぐために行われるという。

一方、10月12日、西部カリフォルニア州で

複数の山火事が発生し、中でもロサンゼルス

近郊の火勢が強く、すでに焼失面積は約30

平方キロに上っており、約10万人に避難

命令が出されている。

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