大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

中国 1~8月工業部門利益が完全失速 

2019年10月14日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




中国の今年1~8月の全国工業部門企業利益は

前年同期比1.7%減となり、なかでも上海、

北京、山東省は2桁のマイナス成長となった。

特に、中国最大の経済規模を備える上海の

工業部門利益が2割近い鈍化が注目される。

中国東部の7省・市の工業部門の企業利益が

マイナス成長になったことも明らかになった。

北京市は14.4%減、天津市も5.8%減、河北省

11.2%減、江蘇省3.5%減、山東省13%減、

上海市は19.6%減と大きく落ち込んだが、

広東省は0.4%減にとどまっている。

中国の金融専門家は、全国企業部門収益が

前年比で鈍化したことは、企業の赤字が深刻な

状況にあることを浮き彫りにしたとしている。

生産活動の停滞、赤字経営企業の増加は、

生産現場の労働者の収入にも大きな影響を

及ぼしている。

金融大手のエコノミストの報告では、最近に

なって即席麺の販売が増加していることに

注目し、中国消費者が備える購買意欲の低下を

意味すると指摘している。

だが、中国共産党機関紙・人民日報などは、

逆に高級即席麺の市場シェアが増加したため

だと主張し、購入意欲が後退したのではなく、

逆に即席麺への消費意欲が高まったとしている。

だが、他の専門家は、現在、即席麺や安価な

漬物の榨菜(ザーサイ)の売上が拡大しているの


対し、個人消費の動向を測る自動車や高級

ブランド品の販売低迷が、深刻さを備え

いることから、即席麺の消費拡大は、つまりは

購入意欲の低下を反映していると反論。

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