大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

米中貿易協議での妥結は期待薄に

2019年09月25日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




米国と中国は、9月19日から次官級会合を

行い制裁関税の拡大等での暫定合意をほの

めかして貿易協議を再開し、合意に達したと

しても、抜本的な解決内容を備えない国内

向けの表面的な解決策に止まるとされる。

米議会を始めとする対中強硬派の狙いは、

関税を巡る範囲を超えて、知的財産や構造

改革など中国の政治体制に関わる分野に

焦点が移っていて中国の譲歩を得るのは

不可能だろうと見られている。

米国の共和・民主両党も、中国に抜本的な

変革が必要という点では足並みが一致する。

一方、中国では今夏の北戴河会議では、対米

貿易戦争も課題となったが、長老たちは

こぞって習近平の弱腰を批判したとされる。

9月に入って、習近平は共産党の指導体制や

中国の主権、安全保障へのリスクや試練、

さらに同国の核心的利益を脅かす可能性を

備えるいかなる要素とも断固闘うよう党幹部に

訓示していることからも、米国の要求に

対する妥協の余地は見出せない。

トランプ大統領は、来年の中間選挙を睨んで

対中強硬派の国家安全保障問題担当のボルトン

米大統領補佐官を追い出し、親中派に出番が

回って来たとされるが、中国へ向けられた 

鉾を収めるわけでもなく、抜本的な合意は

選挙後に先送りされるだけだとされる。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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