韓国産業通商資源部が発表した8月の輸出入
動向で、全体の輸出額は前年同月比13・6%減と
2桁の大幅減少となり、これで9ヶ月連続の
前年割れの記録となった。
輸出額は442億ドル(約4兆6980億円)、輸入額は
424億8000万ドルで4・2%減だった。
輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は
17億2000万ドルの91ヶ月連続の黒字。
GDPの約4割を輸出が占める貿易立国の韓国で
輸出が前年割れし、輸入も減少している中で
黒字が出ているということは、輸出に備えた
仕事が減っているということに他ならない。
内需の悪化で、町中の景気も活気がなくなり
不安と不満が増幅するばかりだろう。
韓国側の安全保障上の不適切な貿易管理の
是正に備えた規制強化の影響もあり、韓国の
8月の対日輸出は前年同月比で6・2%、輸入は
同8・2%それぞれ減少している。
しかし、影響は依然限定的であるとされる。
輸出減の大きな要因は、輸出の2割ほどを
占めるとされる大きな比重を備えた半導体の
前年同月比30・7%減の落ち込み。
次いで石油化学の19・2%減、更に石油製品の
14・1%減など主力品目の不振。
輸出先では、1/4の比重を占める中国向けが
21・3%減と大きく落ち込んでいる。
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