大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国 日本産の石炭灰の放射能検査強化 

2019年09月11日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




韓国の、対日報復のやり玉として日本から

輸入している石炭灰の放射能線量検査を

9月1日から強化した。

韓国では、セメント製造に必要な石炭灰を

日本からの輸入に頼っており、統計では2009

年から今年上半期までの約10年間に輸入した

石炭灰廃棄物計1182万7000トンのうち、

1182万6000トンとほぼ全てが日本産。

自然界に存在する放射性同位体は、石炭内にも

閉じ込められて存在するが、燃焼後の石炭灰の

中には濃縮されて残り、通常の土壌より5倍、

石炭そのものより10倍程も濃縮されるという。

世界各国に埋蔵されている石炭の備えている

放射性元素は、産地により線量に差がある。

米国産の一部には、高い線量を示す石炭の

存在は確認されているが、他はほぼ不明。

日本の輸入統計によれば、大半が豪州産や

インドネシア産で、米国産は2013年度は

3・5%だったとされる。

現在の通関前に行われる放射能と重金属の

検査出の基準値は、0・3μSv/ h(マイクロ

シーベルト/時間)以内となっている。

従来は、3ヶ月に1度の検査が、9月からは

毎回となり、不適格品は返送となる。

9月から実施された検査での初回は、0・14

μSv/ h程度で検査をクリアーしている。

韓国内のセメントメーカーは、もし日本産が

使用できないと工場が止まるとパニックに。

メーカーは、不測の事態に備えて、以前に

処分した埋めた地からの回収など、対策に

追われているという。

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