大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

韓国上場企業 2019年上半期大幅減益

2019年09月05日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




韓国取引所の8月末の発表では、上場企業の

上半期の営業利益の合計は55兆581億ウォン

(約5兆5058億円)で37・1%減、純利益合計は

37兆4879億ウォン(約3兆4080億円)の42・95%

減と大幅な減少となった。

韓国経済の中で、圧倒的な経済力を備えている

10大財閥の上半期の営業実績でも落ち込みは

甚だしく、営業利益は53・5%減、4~6月期に

至っては63%もの減少となっている。

取分け、半導体産業が在庫増と価格の暴落の

影響を受けて、世界トップクラスの販売力を

備えるサムスン電子は、営業利益が12兆8303

億ウオン(約1兆1664億円)と58%減、SKハイ

ニックスに至っては2兆41ウオン(約1822億円)と

80%もの急減となっている。

半導体産業頼みの韓国経済に在っては、この

2社の不振は、韓国の財政にも大きな影響が。

韓国国内紙によれば、2018年の国税収入293兆

ウォンのうち、法人税は71兆ウォンで、その

比重は24%だったので、このうち2社だけで

20%を超える法人税を納めていたことになる。

下半期も半導体市況が回復しない場合には、

税収の5%近くが大きな影響を受けることに

なるため、半導体生産に影響を及ぼすとして

日本の輸出規制強化方針の撤回に備え

異様な対応を取っていることもうなずける。

備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。

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