文在寅は、9月16日午後、青瓦台での首席・
補佐官会議で日本の貿易報復措置に関して
「幸いにここ2ヶ月間政府の総力対応と国民の
結集した力が合わせられて有意義な成果が
現れており、わが経済が困難に陥っている
中でも正しい方向に向かっていると評価した。
また、政府は国政の第1目標を雇用として、
過去2年間粘り強く努力してきた結果、雇用
状況が量と質の面で明確に改善されていると
して、過去最高の雇用率を記録し、失業率も
過去最低水準に下落していると大満足。
韓国統計庁の発表では、8月の就業者数は
1年前より45万2000人と大幅増になった。
だが、新規就業者のほとんどが60歳以上の
高齢者であり、全雇用増加分の86%を占める。
一方、経済成長に備えて欠かせない30~40
代の雇用者数では、30代が9000人減少し、
40代に至っては12万7000人の大幅な減少。
働き盛りの人の仕事場がなく、年寄の仕事場
だけを造って雇用増を誇るとは。
増加した雇用の質で見れば、付加価値を産ま
ない政府主導の保険業・社会福祉サービス業で、
17万4000人もの大幅な増加となっている。
失業率は、最低まで下がったと胸を張るが
他方では、失業者の救済に備える雇用保険
基金が枯渇の危機に瀕しており、10月から
雇用保険料を23%もの大幅引上げを行う。
更には、失業者を出さぬため基幹産業に位置
付ける造船業界へ膨大な額の給付金を出して
雇用維持させ、不採算の受注に走らせている。
「備えよ常に! 備えあれば憂いなし」です。
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