大黒さん

つれづれに、道行く人のながれを眺めている土塀のうえの大黒さん

米国 9月1日から第4弾の制裁関税発動

2019年09月06日 | Weblog
備えよ常に! 備えあれば憂いなし



        




米通商代表部(USTR)は、8月27日中国からの

輸入品3000億ドル(約32兆円)分を対象とした

制裁第4弾で、追加関税率を10%から15%に

9月1日から引き上げると正式に発表した。

追加関税は、日用品や農畜産物に幅広く課され、

対象には衣料品や時計、眼鏡なども含まれる。

また、年末のクリスマス商戦への影響を回避に

備えて延期したスマートフォンやノートパソ

コン、ゲーム機などに対する追加関税は、

12月15日に発動する予定となっている。

更に、既に課せられている2500億ドル相当分の

制裁関税についても、10月1日から税率を

現行の25%から30%に引き上げると発表。

これで、ほぼ全ての中国からの輸入品に対して

高い制裁関税が課せられることになる。

9月1日からの課税対象品目は、3240品目と

幅広い品目が対象になり、金額はおよそ

1100億ドルとなり、輸入総額の7割近くになる。

TVや家具、食器と言った日用品が多く含まれて

いるため、一般家庭の消費にも影響を及ぼす

可能性も備えているため反発も小さくはない。

2月15日からの課税対象品目は、中国からの

輸入依存度が高い550品目が対象となっており、

金額でおよそ1600億ドルとされている。

これに対して、中国側は9月1日から対抗措置に

備えてアメリカからの原油や大豆などの輸入品、

1700品目余りを対象に、最大で10%の関税を

上乗せすると発表している。

トランプ大統領は、第4弾の発動に先立ち、

米国は中国を必要としないと主張して、進出

企業に対して「中国以外の国外への移転を

命令する」とツイッターに書き込んでいる。

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