うろ覚えライフ。

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銃社会‥ 乱射事件

2007年12月17日 | 時事社会ログ

 

naojii:


○佐世保・乱射事件
 倉本さん葬儀‥

 

 全く腹が立つなあ。どうしても怒りの感情があります。
 勿論、自殺した犯人に。
 自分が絶望したといって、地方の水泳クラブの教習員なんて、安い給料でしょう。もう一人殺された犯人の友人だって、地方で普通の暮らしをしている人でしょうから、どちらも地方で真面目に勤めて、ささやかな幸せを毎日の生活の中に探して育てて、ごく一般的につつましく普通に生きていたんでしょう。誰にも迷惑掛けずに。

 それをこの犯人がどうして奪えるのか。この自殺した犯人の絶望とは、直接関係無いはず。普通に自分の人生を生きている人たちの命を、どうして奪うのか?逆の立場から、誰にも迷惑掛けず普通に暮らす一市民たちが、いとも簡単にどうして殺されなければならないのか?もう、馬鹿馬鹿しいくらいに理不尽です。この犯人は正直、本物の馬鹿ですよ。

 この犯人の男が直接的に何らかのひどいイジメを日常的に受けていて、我慢し続けていた怒りが臨界点に達して、爆発的に復讐に及んだ、とかいうのならまだ解ります。解る気がする。村八分的周囲のイジメとか、あるいは組織内のひどいパワハラを受けていたとか、何らかの精神的虐待を受けていたとか。そういうのの溜まった怒りが憎悪にまでなって、復讐の凶行に行ってしまった、というのなら気持ちは解るような気がする。それでも、凶行に向かう標的は、特定の恨みを抱く相手でしょう。

 この犯人の男の凶行には、怒りが湧いて来ますけど、理解が出来ません。殺された二人も傷を負わされた子供たち等にしても、別に、特に何らかの加害者でも何でもないではないか。ごく普通に毎日を送る一市民どうし、ばかりでしょう。

 もう、キチガイとしか言えませんね。

 この犯人の男の被害者意識が妄想的に心の中で膨らんで行って、破裂する程いっぱいいっぱいになって、絶望から、非常に馬鹿馬鹿しい凶行に出たのかも知れません。

 自分の中に籠もってしまい孤独な心になってしまった人間が、世の中全部を敵と思い、心の中で被害者意識が育ち、誰にも開かない閉じたままの心の中で、被害者意識と世の中全部に対する恨みが大きく大きく育ち、相手を無差別的に爆発する‥。

 と、いうのは、ありそうな気がする。
 いずれにしてもこういう精神状態はやはり、境界線を越えて病んだ状態です。

 もう、鉄砲の猟なんて、しなくてもイイじゃん!と言いたいくらい。鉄砲の狩猟なんて、それを職業にしているのならともかく、レジャーでやらなくても、他の遊びを探せばイイじゃんかよおー、と言いたいです。

 猟銃を使った殺人は、過去に何件も聞いてますよ。自分の住んでる地方の、近所でも聞いたことがある。この間も、東京で幼児が扱った事故があったし。やはり銃管理の厳しい徹底ですよね。自宅での個人管理は止めた方がいいのではないですか。警察の施設内、あるいは狩猟協会みたいな組織が厳重な施設を作って保管する。猟に行くときにそこに寄って、銃を出して貰ってから山なりに行き、帰り掛けに戻して帰宅する。だって、今回みたいに、マイカーに銃器を4丁も積んで市内を周っていても、解らないんだもの。3年に一度の審査も厳重にして欲しいし、だいいち3年の間に精神を病むことも、ドラッグに手を出すことも、酒びたりになることもありうるだろう。

 暴力団の銃取り締まりもそうだけど、警察の銃保持者の管理は徹底してもらわないと困る。今度の事件も銃でなくナイフなら、死ななくて済んだ確立は問題にならないくらい高い。散弾銃で近いところで撃たれたら絶対に死ぬ。子供の身体の何処かに埋まる散弾が神経を傷つけていたらどうするんだ。

 とにかく、普通に生活して暮らす市民たちの、生きる権利を絶対に守らなければならない。別に犯罪を犯したりせず、誰にも迷惑掛けず、普通に暮らす市民たちの、生きる権利を押し潰されたり奪われるのは、断固反対で、不運で仕様が無い、では絶対に済まされないことです。生きる権利は守れ!

 


コメント
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