うろ覚えライフ。

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食品偽装

2007年10月24日 | 時事社会ログ

 

naojii:

 

 ここのところ、食品偽装のニュースって多いですよね。コメ、白い恋人、不二家、加工肉、地鶏、国産ウナギ、赤福のもち‥。他にもあったかな。

 赤福のもちのニュースを聞いた時、最初に思ったのは、食品衛生上は安全だったのかな?でした。それを口にして、食中毒の心配は先ず無い、ときっぱり言える程度には、安全性を徹底して確保していたのかな、と。

 もう一つ、味にみんなは気がつかなかったのかな?でした。何度も冷凍-解凍してみたり、使い回しをしていて、味に消費者は疑いを持たずに、おいしいおいしいと、買って行ってたのなら‥。

 特に有害性のあるような食品添加物を使わず、安全性が確保されていて、食べておいしいのなら、別に、それ程は大きな問題でもないんじゃあ‥、と僕は思ってしまいました。

 問題は食品偽装だから、売り看板ですよね。作り立ての新鮮、という看板。決して表に出していない、冷凍-解凍と使い回し。製造年月日の嘘、ですね。作り立て新鮮のうたい文句に対しての虚偽の実際で、言ってみれば詐欺商法ですね。

 でも僕は何かねー、本当に安全が確保されていて味がおいしければ、それ程問題でもないのかなあ、という気がしてしまうんですよね。

 嘘偽りの看板の詐欺商法で、ボロ儲けしているのなら別ですが、今までどおり普通にやっていては経営が難しくなって来ていて、内容をごまかすことで無駄を作らないようにし、それで経営を続けることが出来、従業員たちにも給料が毎月ちゃんと払える、というのならば、確かに客をだますことだからいけないことなんですけど、何だかそれ程悪いことのようにも思えない。

 無論、嘘偽りで客をだまして、不当に儲けるのは別で、とんでもない悪事だと怒りを覚えますけど。もし、だんご屋の経営が自転車操業もうまく行かず、難しくなって来て、経営破たん回避の為であったのなら、僕は何か、許されるような気持ちになってしまう。だんご屋の従業員たちは、毎日のだんご作りの仕事で生計を立て、食べているのだし。

 夏場、近くのスーパーで格安の調理ウナギが置いてあり、レッテルに「鹿児島県産」と貼ってあったのですが、折りしも中国産有害ウナギがニュースになっていた時で、僕も「怪しいな‥」とは思いもしたのですが、国産のレッテルと値の安さに買って帰り、温めて食べてみたら固くて不味く、結局捨てました。別個の台に盛って置いてあったから、多分、焼き直しなんでしょうね。商品の使い回し、調理年月日の偽装、だったんじゃないのかな(?)、と思いました。

 スーパーの、調理食品などは、例えば惣菜などの揚げ直しとか、使い回しや嘘の日付刻印などの偽装は、けっこう日常茶飯なのではないかな(?)という気もしてしまう。

 地鶏の嘘偽りはひどいですねえ。地鶏と偽って、養鶏場でもうタマゴを産めなくなった普通のニワトリの年取ったのを、加工して売っていた。食べるとかなり、肉が固かったんだそうだ。でも結局、おいしくないものは売れませんよね。

 経済は好景気だといっても、儲かっているのは大企業ばかりだし、中小企業は常に苦しんでいる。何とか潰れずに経営を保つ為だとすれば、確かに嘘偽りは悪いけれども、僕はそんなに責める気にはなれないんですよねえ。ただし、安全性は絶対ですけど。

 もう一つね、使い回しや冷凍-解凍、調理しなおしなどで、不味いものでも、格安で売るのであれば、僕はOKという気がする。ただし食の安全は絶対ですけど。格差社会の中で生きる多くの貧しい人たちが、格安の食品を食べて生きて行けるのであれば、それでもいいと思う。貧しい人にはおいしくなくても、先ず食べて生きることだし。でも企業はそんなことはしないでしょう。安いコストで作った偽装商品的なものでも、企業は通常品よりは値は下げても、ある程度の価格には設定するでしょう。企業が、貧しい者たちの救済なんて考えないだろうしね。

コメント
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