うろ覚えライフ。

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安田忠夫さんの自殺未遂による緊急入院

2007年10月07日 | 格闘技ログ

naojii:

 

 プロレスラー、安田忠夫さんが自殺未遂で緊急入院した、との報道が流れた。睡眠薬を多量に服用しており、室内に練炭を燃した七輪が2個、置いてあったらしい。状況的に自殺未遂の可能性が強いようですね。命に別状はないといいますが、ICUに入ってて重体というから危ないですよね。

 安田忠夫さんというと、K-1とプロレスの他流試合で、K-1の剛腕番長、ジェロム・レ・バンナに劇的な勝利を収めて、大泣きして喜んでいた、2001年大晦日の試合を思い出します。

 プロレスラー安田忠夫さんは大相撲出身で、何でもギャンブル狂いで大変な額の借金があるとは、聞いて知っていましたが、安田忠夫さんの詳しいプロフィルは知りませんでした。2001年大晦日のプロレスとK-1の他流試合で、安田忠夫の呼び名が「借金王」であり、試合に勝った賞金で借金の内のいくばくかを返済して、家族を安心させるという、美談?みたいなキャッチフレーズコピーが付いていた。決闘のような大きな試合を前にして、「借金王」とは、ひどい呼び名でしたね。

 僕がプロレスを見ていたのは、新日のリングにビッグバンベイダーが現れ、猪木と抗争を繰り広げていた頃までです。ビッグバンベイダーって確か、当時の「たけし軍団」が連れて来たんですよね。だから、僕は闘魂三銃士が活躍していた頃にはもう、プロレスは見ていませんでした。僕は90年代に入って、極真空手等の試合、K-1に熱狂的になって行ってました。

 安田忠夫さんが大相撲を廃業して、新日本プロレスに入るのが、93年ですから、僕は全然知りませんでした。初めて知ったのが2001年大晦日、「イノキボンバイエ」の中の異種格闘技戦。ちなみに、安田忠夫の異種格闘技試合の第1戦は、K-1の佐竹雅昭とやって、判定勝利しているそうですね。この試合も僕は知りませんでした。

 今のところ、自殺未遂に至った理由など詳しい事情は解っていないようですが、2005年には新日本プロレス興行を解雇されているし、ギャンブル狂いが元の借金の額は大変なものだったらしいし、大相撲からプロレス転向後は苦しい日々だったのかも知れませんね。こういう人には、何とか復活されて、借金苦から解放されて、ギャンブル病も完璧治って、ご家族も居ることだし、幸せになって欲しいですね。

 ちなみに、ワタクシゴトですが、僕はギャンブルは全くといっていいくらいしません。僕は博才ゼロで、博打運ゼロなんです。パチンコはおろか、どんな賭け事も全て負けてます。ギャンブルで勝ったことが一度もありません。だからしないんです。一度でも勝って勝利の美酒を味わっていたら、やっていたかも知れないけれど、この半生、賭け事に勝ったことが全然ないという、ある意味不幸な運の持ち主です。だからギャンブル依存症とかには絶対なりません。もう一つ、ちなみにですが、僕は35歳くらいから胃腸がものすごく弱くなり、アルコールを受け付けなくなりまして、酒を飲んだあくる日は少量でも、ひどい目に合うという体質になったので、アルコール依存症にもなりません。でも他に性格的に弱点をいっぱい持ってますけどね。

 安田忠夫さん、後遺症なく復活されて、ご家族と一緒に幸福になって欲しいなあ。

 

(2023-6)

58歳元プロレスラーが人生初の資格取得 大企業並みの月給も 放浪生活に終止符 

2022-3/29 記事 ENCOUNT編集部

元プロレスラーの安田忠夫が人生初の資格を取得したことを明かした。

 希代のバクチ男がまさかの人生転換だ。待ち合わせた都内のラーメン店に姿を見せた安田が手にしていたのは京成電鉄の列車見張員許可証。夜間の点検作業や工事などでも、車両を適切に見張ることができる資格だ。

「おととしの12月に取った。列車の見張りで手当てがつく。資格を取ったら仕事がいっぱい回ってくるから、と言われたので」と話した。

 大相撲時代は孝乃富士のしこ名で活躍。2001年大みそかのジェロム・レ・バンナ戦で格闘史に残る大金星を挙げ、新日本プロレスでは至宝のIWGPヘビー級王座を奪取した。人生の絶頂期を迎えたものの、その後は養豚場の作業員から錦糸町のロシアンパブの客引き、タイ移住など国内外の職を転々とし、風来坊のような人生を歩んだ。

 資格を取得するのはもちろん初めて。試験内容は数字を足していくクレペリン検査と数問の問題で構成され、「落ちるヤツのほうが少ない」というが、安田が試験を受けたこと自体が驚きだ。

 ここ15年ほどはサウナに寝泊まりしたり、知人宅に居候する放浪生活を送っていた。58歳になった今では家賃3万7000円のワンルームを借りて自立。列車見張りだけでなく、他の仕事と掛け持ちしながら、生活を成り立たせている。

 2月は28日間のうち26日間に出勤し、大企業の社員顔負けの月給を稼いだ。給料の一部を会社に前借りしていたため、実際の振り込み額はその半分程度だったというが…。それでも1人で暮らすには十分だ。

 現在もひまさえあれば、バクチにのめり込む日々。スマホを片手に全国の競艇に金をつぎ込んでいるというが、心境の変化がにじみ出ている。

「今絶対やめなきゃいけないのはすぐ使い込んでバクチやる自分。墓石と葬式代くらいは残したい」とニヤリ。

 最後は「やっぱり人に使われてるんじゃダメ。人を使わなきゃ」と謎の言葉を残し、下町の雑踏の中に消えていった。

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