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統合

※初めての方はこちら「プロローグ」「このblogの趣旨」からお読みください。
※「極楽飯店」の第一話はこちらから。

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ここ最近、「ブログのトーンが真面目になってきましたね。以前あった笑いの要素が薄れてきたようで残念に思います」といった類のお言葉を頂戴することが多くなってきました。

そこで、今日はまずその変化についてお話しましょう。

なぜ、笑いの要素が薄れ、真面目なトーンになっているのか。

それは、、、

ここで書いてしまったら、ライブで笑いを取れるネタがなくなってしまうからです!

以上っ! (`Д´)ゞ ピッ


※「そう言うわりには、ライブでもさほど笑いをとれていないじゃないか」とか、「いままでだって、さほど面白かったわけじゃないから大丈夫だよ」とかは、言っちゃいけません。ナイーブな黒斎くんが押入の奥隅で体育座りしてしまいます。


どうも、真夜中にこんばんは。

今週末にライブを控え、ひときわナイーブでデリケートになっている、アンニュイな僕(引き出し少なめ)です。

僕の心に余裕という性質が芽生えた暁には、ユーモアも徐々に戻ってくると思いますので、あたたかく見守ってあげてください。(ちなみに、マゾっ子気質の高い黒斎くんですが、スパルタな叱咤激励よりも、褒められて伸びるタイプです)


さて、6周年記念プレゼント企画への沢山のご応募、ありがとうございます!

また、お寄せ頂いたあたたかいメッセージにも、あわせて御礼させていただきます!

ご応募は今月末まで受け付けておりますので、まだの方も、どしどしご応募ください。


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さて、そんなこんなで、引き続き「うつ」のお話をしていきたいと思います。

(このシリーズでお話しているのは、従来型のうつについてです。新型うつには、またちょっと違う要因がありますので、混同されないようご注意ください)


今回、まず最初にお話したいこと。

それは、「うつ」は、あなたを『よりバランスのとれた状態』へと誘う過程である、ということです。

もう少し補足しますと、

あなたの中で起きている「性質の変化」。それによる戸惑いと抵抗が、「うつ」という症状に繋がっているだけなんです。

だから、あまり「うつ」を嫌わないでください。(むしろ、抵抗しようとするほど辛さが増していってしまいます)

自分の心身に起こっている変化に抵抗せず、素直に受け入れることができれば、いま顕著化されている辛い症状は緩和されていきます。


では、そのためには、「何を」「どう」受け入れればいいのか。

端的に言うと、これまでの人生で培ってきた「自分らしさ」や「理想の自分像」(ともに他者評価を意識して構築されたイメージ)に固執することなく、現状の心の機微(自分の中で起きている変化)を素直に受け入れていくことです。

このことをご理解いただくために、まずは、この『性質の変化』が何のことなのかからお話したいと思います。


「男性性」と「女性性」という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

この二つは、僕たち心の中にある特徴を指したもので、「男性性」は一般的に「男らしい」と形容される部分、「女性性」は「女らしい」と形容される部分です。

でも、男性が「男性性」を持ち、女性が「女性性」を持っている、という話ではありません。

誰もがその両方の資質を合わせ持っています。

その内容を見てみると、一例として以下のような感じです。


【男性性】開拓・論理・競争・強固・抵抗・攻撃・ドライ

【女性性】調和・感情・共生・柔軟・受容・防衛・ウェット


対局的ですが、反面「誰もが、どちらも合わせ持っている」という感じがおわかり頂けるかと思います。

また、どちらが良い、どちらが悪い、ということではなく「どちらも大切な資質である」ということもわかると思います。

その性質、バランスの違いが、そのまま思考や言動、行動に連動し、「男らしい」や「女らしい」などといった個性として印象づけられます。

人それぞれ、性質の現れ方(バランスの偏り)に違いがあるんですね。

で、一般的に、男性は男性性の比重が高く、女性は女性性の比重が高い傾向があると言われきましたが、昨今ではその傾向も曖昧なものになってきているように思います。


<余談>

このバランスの違いによって現れた個性も、その発露のされ方によって、印象は大きく変わります。

たとえば、「女性性」の比重が高い人の場合。

その資質がプラスに発露されれば「慈愛溢れる母性の人」となりますが、マイナスに転がれば「ヒステリックで陰湿な人」という一面が顔を出します。

前者と後者では、まったく人間性が異なって見えますが、実は、「使われている資質はまったく同じもの」なんですね。ただ、出方が異なっただけなんです。

と、いうわけで。

陰と陽は必ず表裏一体。だから、

パートナーに女らしさを求める男性の皆様、お気をつけください。

「慈愛溢れる母性の人」を伴侶にすると、もれなく「ヒステリックで陰湿な人に転ぶ可能性」が付いてきます。

パートナーに男らしさを求める女性の皆様、お気をつけください。

「クールで仕事をバリバリこなし、しっかり家族を守ってくれる力強さのある人」を伴侶にすると、もれなく「冷酷で屁理屈ばかりの暴れん坊に転ぶ可能性」が付いてきます。

※もちろん、「逆もまた然り」です。

</余談>


さらに。

この「資質のバランス」というのは、人間の精神だけではなく、あらゆる所に見いだすことができます。

たとえば、「宇宙」という広大な視点に立ったときは、この「地球」という惑星の現状は、どちらかというと「男性性」の比重が高い状態。

開拓・競争・攻撃の性質が強く、常に争いが絶えない状態です。有史以来、未だかつてこの惑星は、「調和」や「共存」などといった、女性性寄りなバランスを経験したことがありません。

しかし、それも「国家」という別な視点でとらえてみると、一概に「この惑星すべてのエリアで男性性が強い」ということではないことがわかります。

気性の荒い「男性性」を強く感じさせる国や、温厚で柔軟な「女性性」を感じさせる国など、様々な個性が感じられます。

でもそれは、決して固定化されたものではありません。

たとえ一つの国でも、そのバランスは、時代とともに流動し、常に変わり続けています。

たとえば、高度成長期の頃の日本と現在の日本では、その性質に大きな変化を感じることができると思います。


さて、ここから少々お話は怪しげな要素を帯びてまいります。^^;


「アセンションの時代」と言われる昨今。

この「男性性」と「女性性」のバランスに、大きな変化が訪れています。

それは、この二極化されていた性質が統合されていく、という流れ。

「男性性」が強かった人の中には、「女性性」が流れ込んでくる

「女性性」が強かった人の中には、「男性性」が流れ込んでくる

そういう変化です。

その動きのことを、昨今の精神世界では「男性性と女性性の統合」と呼んだりしています。(…っていうか、そのまんまやないか)


で、「統合」とか「バランスのとれた状態」と言うと聞こえがいいのですが、これはあくまで「高次元から見た場合」の解釈なんですね。

僕たちは元々「男性性と女性性のバランスが偏っている状態」「二極化された世界に馴染んでいる状態」を当たり前の感覚として生きてきたわけですから、この「統合」という動きは、僕たちの次元からみると、反対に「バランスが崩れる」という違和感として感じられてしまうわけです。

で、その違和感に対抗して「いままでのバランスを保とう」とすると、高次元からみると「抵抗」になってしまうという。

つまり、プレイヤー意識がしようとしていることと、キャラクター意識がしようとしていることに、大きなギャップがあるんですね。

これは、上半身が右に行こうとしているのに、下半身が左に行こうとしているのと同じです。

無理に頑張れば頑張るほど、身体は引き裂かれてしまいます。

トムとジェリーならそんなことも可能ですが、僕たちにはできません。

じゃあどうすればいいかと言えば、もう、僕たちキャラクターは、プレイヤーの意志に従わざるを得ないわけです。

で、僕たちキャラクターには、なかなかプレイヤーの声は聞こえませんが、プレイヤーはモニターの向こうでこう言ってるわけです。


(  ̄Д ̄) 『大丈夫だって、悪いようにはしないから。私を信頼して身を任せてごらん』

と。


といったところで、次回はさらに、この「新たに流れ込んできた不慣れな性質」を受け入れるための、具体的な対応法をご提案したいと思っています。




【トークライブ・インフォメーション】

コラボトークライブ「阿雲の呼吸」

下記リンク先、または、お近くのファミリーマート(Famiポート)でお買い求めください。

※システムの都合上、予約のキャンセルは可能ですが、ご購入後のチケットの払い戻しは出来ませんので、ご了承のうえお買い求めください。

※ありがとうございます。京都・横浜ともに第一部は、完売となりました。
 第二部(「瞑想」をメインテーマとしたお話の予定)には、まだ空席がございます。


◎7月7日(土)京都 (携帯サイトはこちら

◎8月4日(土)横浜 (携帯サイトはこちら


《パソコン・携帯からの購入方法がわからない方は、お近くのファミリーマートさんでご購入いただけます。》

ファミリーマート店内にあるマルチメディア情報端末「Famiポート」で「アウンノコキュウ」を検索してください。

詳しくは、こちらのページの『チケットを探して買う場合』をご参照ください。



◎もっと あの世に聞いた、この世の仕組み in 福岡

こちらは、下記の実行委員会宛にメールでお申し込みください。

【日時】7月28日(土)18:15~20:45(17:45開場)

【会場】ももちパレス小ホール
    福岡県福岡市早良区百道2丁目3-15
    ・地下鉄藤崎駅下車すぐ

【料金】お一人様 3,000円

【お申し込み・お問い合わせ】雲黒斎講演会 in 福岡実行委員会

    un.kokusai.fukuoka@gmail.com

    氏名、希望枚数、連絡先電話番号をお書きのうえ、上記アドレスへお申し込み下さい。
    受付後、お申し込みいただいたアドレスへ詳細を返信いたします。
    ※迷惑メール拒否設定等をご確認のうえ、返信メールを受け取れるようお願いします。


※7月の「月イチ☆」、また、7月8日(日)の「ソロライブ in 神戸」は、お陰様で完売となりました。



←大事な事なので繰り返します。「褒められて伸びる子です」(押入で膝を抱えながら)
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