マクロ経済スライド・・・・年金削減

2011年07月02日 | 日々のこと
一つ後輩の友人が「年金もらったの」と嬉しそう。なんでーと言ったら4月生まれなのだとか。私だって何回ももらったわけでも無いけど「うれしいよね」と盛り上がったのでした。

 年金というものは、もらう年齢になると俄然関心が高くなるのです。実をいうとそれまでは関心がいまいちでした。

 若い日々、自分の納めている年金は自分のために存在していると思っていたのでした。

 もう何年になるでしょう、橋本さんが総理の時だった、年金があやしくなる話が白日のもとにされました。考えてみれば団塊世代が先輩を支えている間はいいけれど、ということでした。

 その時、私の納めた年金がけっして私の為に存在していない現実をしらしめられたのでした。

 少子化は進んでいたし、人口統計は確実に将来の年金をはじき出していたし。

 それなのに年金の原資で各地に建てられた保養施設にも、深く関心も寄せずにいたのでした。

 なんとおろかだったのでしょう。

 現在の90歳位の方が、55歳で退職して「納めたよりもいっぱいもらっている」とうれしそうに話された日。「よかったですね」と一緒に喜んでいました。
物価の上昇でスライド式で上がっていたのでしょう。

 ここにきて、支えてきた団塊世代が支えてもらう時代になりました。
「あなたたちが大変じゃあないです、支える僕たちが大変なのです」と一世代違う方に言われて・・・・なるほどと思ったのは橋本さんの時でしょうかね。

 そんな時代を経て、ようやく手にした年金。よくぞもらえたと感無量です。

 この頃「マクロ経済スライド」なるものを耳にします。世代間の公平が建前になっているのですね。労働力人口の減少率と年金受給者の平均余命の伸びの合計分を減らすものなのだそうです。

 10年前のクラス会で、我々の年金はその当時の75%位になるかなあと、まだもらっていない身であっさりと皆で予言したのでしたが、あたりそうですね。

 先日物価調整により0.3%削減の通知をもらいました。

 次世代の負担、これは間違いないことです。親世代が年金を次世代の生活費の補填に使っているという話もめずらしくないようです。

 ただ願わくば、無駄な水漏れがないことを。
        依田美恵子

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