「今さら人には聞けない木のはなし」から

2011年07月08日 | 読書
何でもかんでも文字ならば読まずにはいられない私。お取引先が毎月送ってくださる「ナイスビジネスサポート」もしっかり目を通しております。

 (独)森林総合研究所の林 知行さんの「今さら人に聞けない木のはなし」という著書の引用のようです。

 私はさらにそこから引用です。本は買わなきゃ、著者には恩恵がないんですよね。興味のある方は是非購入してください。日刊木材新聞社の出版です。03-3820-3511です。

 長いこと木にまつわる仕事をしている私でも「なるほど」とうなりました。

「年輪の広い方が南側」・・・・これはウソです。
ダイエットで顔だけとか、腰回りだけが痩せるというような広告と同じです、ありえません。
 実際の切り株を調べると年輪幅の広い方角はまちまちです。日当たりのいい南側に植えられた樹の育ちがいいのは本当ですが、1本の樹の南側がよく育つわけではありません。

 光合成により葉でつくられた樹の養分は、拡散しながら下りてきますから南側だけに栄養が偏ることはありません。

 もうひとつ「樹液の流れる音が聞こえる」・・・・これもウソです。
テレビのコマーシャルでこんな風景みたことありませんか。

 樹液は根から吸い上げた水が上がっていくものですが、そのスピードは夏の最も激しい時でも杉ならば、時速20kmほどです。これはもう流れるレベルではありません。

 続きはまた。

                         依田美恵子

軽井沢・佐久で建てる外断熱・省エネ住宅 中島木材の家


【 中島木材のホームページは こちら


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