寒い信州ならではの楽しみ

2008年02月01日 | 日々のこと
会社の窓から見えるパラダのスキー場も、今年は雪があってとても賑やかなようですよ。高速道路横付けで普通タイヤでも大丈夫。この辺が売りで、地元より都会で有名とか。

 昔のこと、オニューのスキーを担いで高峰スキー場に行った。1時間もかかってスキーを装着して・・・・リフトで一番上まで登った。

 滑りはじめて初めてアイスバーンだと知った。そんな・・・・そんな・・・・初心者にこなせる状態じゃーない・・・・一回かろうじて曲がったけれど・・・・後はそのまま直下降で降りてきた・・・途中で転ぼうものなら絶対起き上がれないと思ったから。止まらない、曲がらない、猛スピードだ。「すみませんーー。どいてくださーい」てな感じで。

 あの恐怖は忘れられない。下まで来て木にぶつからない様に転んだが。起き上がって何をしたかと言えば。「お腹が痛くなった」と言って(少しはプライドがあったから)ホテルをキャンセルしてそのまま帰ってきてしまった。

 かくして私の趣味が一つ消え、それ以来スキーははかない。子供たちが下の方で滑っている内は、遊んでもらえたけれど、だんだん置いてきぼりにされ、やがて年に1度のお義理の付き合いも用なしになった。

 我が家の裏庭にスキー場があってもぜんぜんだったけど、来年はそりでデビューができそうと、にんまりして楽しみにしている。これもいつまで遊んでもらえるかわからないけど。だから今から足腰鍛えろって言われてますよ。

 寒い信州ならではの楽しみです。
                            依田 美恵子
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