「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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3/3「富山ガレキ阻止&母親達への刑事告訴を許すな」大会への団体の協賛をお願いします!

2013-02-26 22:33:45 | 福島第一原発と放射能
まだ、団体協賛が50団体位です。可能ならあす正午までにさらなる協賛をお願いします。
放射能やガレキに関して活動している全国のすべての団体にお願いします。
(最終締切は今月内。プレスリリース掲載締切はあす正午になります。)
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「富山ガレキ阻止大会~池多のお母さんへの刑事告訴許せんちゃ!皆ではね返そう!~」(仮)

 

主催 放射能防御プロジェクト北陸ー3.3集会実行委員会
日時:3/3(日)9:00から正午(8:45開場)場所:富山県民共生センター「サンフォルテ」

 http://www.sunforte.or.jp/free/svFreeDtl.aspx?servno=1

 目的 池多のお母さん方への援護射撃。当事者含め各地からのアピール

ゲスト  青木泰 山本太郎 下地真樹  木下黄太  司会 木下黄太

内容 ゲストと県民のトーク、アピール  入場は無料 

連絡先 3.3集会実行委員会 080-6355-2156 

名義協賛して頂ける団体は⇒次のアドレスに1.団体名2.担当者か代表者名3.所在地(都道府県市町村まで)4.連絡先メールアドレス(可能なら電話番号)5.この事案に関してのメッセージを書いて送信下さい。公開されるのは1と3のみで、メッセージも部分的に公開可能性があります。straybamboogrove@gmail.com(担当:大笹)

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追記

1.富山県内で手伝える人は、担当に電話ください。080-6355-2156 

2.ネット上でいろいろとかなりサポートできる人は僕にメール下さい。nagaikenji20070927@yahoo.co.jp





「異常が顕著だと、生まれる前に命が消える」、多指症という奇形報告から思考する「被曝と出産」。

2013-02-26 09:15:25 | 福島第一原発と放射能
 今週末、京都講演のサプライズゲスト2人。「福島・首都圏放射能汚染」「ガレキ問題」のゲスト。   

  3/2(土)夜、木下黄太講演IN京都「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」   

  こくちーず申込→http://kokucheese.com/event/index/74941/

  被ばく症状をどのように考えるのかというときに、よく奇形の問題が、取りざたされます。奇形出産というのが、現在の日本で多くおきるのかというと、これはなかなか少ないのです。なぜ少ないのかというと、出産前から、そうした状況があるのかないのかということを日本の医療機関は、細かくチェックします。医療設備のレベルが全く違います。エコーや羊水検査やさらに絨毛検査など。明確な奇形・異常があれば、堕胎の方向になります。奇形は、そもそも産まれてこないのです。

 こうしたなかでも、身体的な軽微な異常で、処置が可能な奇形は、出産しますし、出生後に、対応処置します。この代表的な事例が、多指症です。多指症は、奇形の中では、多い方ですが、日本で手指の多指症は、1000人に1人程度の発生頻度、足指の多指症は2000人に1人と言われています。

 ただし、多指症は、心疾患よりも、見た目で奇形の視認が可能で、その意味で、心理的にこうした話を僕のところに報告される方が、なかなかいなかったと思われます。今回、詳細なお話がきましたので、以前関西エリアから伺っている話と併せて報告いたします。僕はこの方の心理的な葛藤はよくわかりますが、おきている事態を正確に見据える努力をしないと、さらに悲劇を招きかねないという感覚もとてもよくわかります。都内から、現在は移住されている方のお話です。
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友人の子どもの健康被害について今まで、何度もメールしようか迷いましたが、
友人が放射能については全く気にしてないことや、
私がその友人を友として好きなこともあり、1年以上葛藤していました。
 
でも、私自身は放射能をとても重く考えていますし、自身も初期被爆をしています(於 都内23区)。
木下さんが沢山ある被害報告の全体像を集約して、発信してくださったら、一人でも多くの無関心な人が、放射能の危険に気が付いて逃げてくれるのではないかと思い、ご報告します。
 
私は、2011年3月に都内で初期被爆はしてしまいましたが
2011年4月より、ここに住んで今に至ります
 
健康被害の疑いがある友人家族は、私たちとほぼ同時期から、同じ地域に住んでいます。
前は都内23区に住んでいて、3月11日、15日も自宅マンション、高層階の部屋にいて
当時妊娠2か月ほどだったと思います。
311当時マンションのエレベーターが止まり、妊婦で、ずっとマンションの部屋にいたと聞いています
 
2011年11月、ここでとってもかわいい赤ちゃんを出産しました
けれども、その赤ちゃんは多指だったんです。
足の指が1本多かったのです。
 
 
お子さんは先日、2本の指を1本に形成するような手術をしたと思います。
先日、偶然その子が裸足で、術後の足の小指の真ん中が縫われていたのを見ました
 
さらに、そのお子さんは、ほぼ全部の食品にアレルギー反応がでたそうです
 
けれど、その子が本当にかわいらしく、アレルギーがあっても身体も標準以上で健康に育ってるのが
何よりうれしいです。
同じ年齢の子より、かしこく見えるほどです。
 
そのほかは、私の娘も昨年あたりから
もともとあった魚卵アレルギーのほかに、果物へのアレルギーが増えました
こちらは、他の原因も考えられるのですが念のためご報告します
 
もう1つ悲しいことは
私の母の妹が都内で一人暮らしをしていましたが
2012年に入り大腸や膀胱が癌になり
2012年8月、癌センターで人口肛門にするなどのOPEをしましたが
残念ながら2013年の1月に他界しました。
最近会っていませんでしたが、とにかく若く、病気とは無縁な叔母でした
そして、放射能は全く気にしていなかったと思いますし、
東京の一人暮らしですから、食事が原因ではないかと私は思ってます。
商店街でも、手軽に買えるし食べられるので。
 
以上、報告終わります。

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私の関西の友人が3月に多指児、指が6本の赤ん坊を出産しました。

本来は4月に出産予定でしたが、2月に流産しかけて、3月まで持たせました。

東京では友人の娘が、胎内で心臓が停止したため4月に3ヶ月で流産しました。

関西の友人は余り食物に気をつけていず、放射性物質を取り込んだ可能性はありますが、明確な原因は分かりません。
指は小指の横に小さな突起のようで、爪があったそうです。

詳しくは分かりませんが、処置は終わったそうです。

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「チェルノブイリ原発事故によるベラルーシでの遺伝的影響」という論文より図表を引用しました。(http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Lazjuk-J.html)上段は1000人あたりの発生頻度、下段は実数です。

 

障害の分類

セシウム137汚染地域

対照地域

(30地区)

15 Ci/km2以上

(17地区)

1 Ci/km2以上

(54地区)

1982-1985

1987-1995

1982-1985

1987-1995

1982-1985

1987-1995

多指症

0.10

4

1.02*

61

0.30

60

0.66*

232

0.26

17

0.52*

66


 チェルノブイリ事故後、ベラルーシの多指症の増加は明らかです。事故後発生頻度が10倍となった、高濃度汚染地で、実は、日本の現在の発生頻度ほどです。つまり、日本の現在の出産に纏わる状態というのは、そもそも極めて脆弱な環境が取り囲んでいるということです。人の命を優先する社会には、もともとおそらくなっていないのです。

 日本の子どもたちが、従来、産まれてこなくなっているのは、こうしたリスクファクターが大きくなっている現実はあるのだろうと、思います。

 「流産は当院だけでなく増えているそうです。知人も安定期直前に、それまであったつわりが消えて不審に思い受診したら、心音が止まっていたそうです。流れた子どもの遺伝子検査をしたところ、やはり21トリソミーだったそうです。異常が顕著だと、生まれる前に命が消える、ということですね。。」

 以前、こういうメールを、医療関係の方から頂いたこともあります。多指症ならまだしも、もっと分かる奇形は堕胎される現実。そして、実は、表面上立ち顕れてくる奇形よりも、産まれてこない異常というのが、もっとおきます。弱い。だから、その赤ちゃんは、産まれるまでに至らず、流れてしまいます。これがおきていることです。そして、これは、さらにその前の段階もおきていることが、容易に想像されます。

 「着床せず」ということです。孕まないから、何も始まらない。これが、チェルノブイリで強い被ばくがある国々で一番懸念されていることです。だから、人口減少に歯止めがかかりません。

 そして、この現実は、日本の今後も、同じように続きます。しかも、ウクライナやベラルーシと比べて、生まれなくなっている先進国の大都市圏、首都圏でおきているこの状況、東京は、よりシビアとなります。

 貴女の体も、貴女の命も、貴女のつぎの命も蝕まれていきます。だから、決断してほしいと、僕は思います。

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 健康被害と思われる症状が、深刻化しています。報告相談はまずメールを。 

僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。

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「富山ガレキ阻止大会~池多のお母さんへの刑事告訴許せんちゃ!皆ではね返そう!~」(仮)

 

主催 放射能防御プロジェクト北陸ー3.3集会実行委員会
日時:3/3(日)9:00から正午(8:45開場)場所:富山県民共生センター「サンフォルテ」

 http://www.sunforte.or.jp/free/svFreeDtl.aspx?servno=1

 目的 池多のお母さん方への援護射撃。当事者含め各地からのアピール

ゲスト  青木泰 山本太郎 下地真樹  木下黄太  司会 木下黄太

内容 ゲストと県民のトーク、アピール  入場は無料 

連絡先 3.3集会実行委員会 080-6355-2156 

名義協賛して頂ける団体は⇒次のアドレスに1.団体名2.担当者か代表者名3.所在地(都道府県市町村まで)4.連絡先メールアドレス(可能なら電話番号)5.この事案に関してのメッセージを書いて送信下さい。公開されるのは1と3のみで、メッセージも部分的に公開可能性があります。straybamboogrove@gmail.com(担当:大笹)

 

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  【富山・不当逮捕阻止で手紙を出してください!】 

   まずは、県警と、地検それぞれに皆さん一人一人が手紙を出してください(出来る限り直筆で!!)。こうした声が、意外に効くことがあります。是非、やって下さい。誤解している人が多いですが、これは抗議ではありません。富山県警も、富山地検も、抗議の話ではありません。要請が基本です。間違わないで下さい。 

  富山県警察本部 http://police.pref.toyama.jp/police-form.html 

  〒930-8570 富山市新総曲輪1番7号  

  富山地方検察庁  http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/toyama/toyama.shtml

〒939-8510 富山市西田地方町2-9-16  

  参考文例⇒http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/7fa963466eda4cc1fdfdddf091f8322c

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3/2(土)木下黄太講演会IN京都 「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」 

昨今、気になる放射能の問題を、情報満載で2時間たっぷり語ります。 


2部制。第1部は放射能関連情報を日本で最も精査している、木下黄太の講演会。 

大阪市で強硬に進められた被災地瓦礫の受け入れ。大阪市内はもとより、近隣の府県での影響はどの範囲まで及ぶのでしょうか?健康被害の懸念は? 

近畿の汚染食品の流通の問題に、がれきの焼却による水や食品の放射能の汚染はプラスされるのでしょうか? 

首都圏の放射能汚染の状況と、双京構想の浮上を踏まえて、京都の役割はいかなるものになるのでしょうか。 

第2部は、放射能汚染問題に詳しいサプライズゲストをお呼びしてのトークセッション。必見です!!! 

日時:2013年3月2日(土) 18:00開場18:30開演 

第1部 18:30~19:20 木下黄太によるお話。

(休憩) 19:20~19:30(10分間) 

第2部 19:30~20:30 サプライズゲストを交えてのトークショー。 

会場:ひとまち交流館 大会議室 http://www.hitomachi-kyoto.jp/index.html 

 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1


*参加費:おひとり(中学生以上)1000円。当日お支払いください。なるべく、お釣りのいらないようにお願いします。 

 予約申込はこくちーず経由で。 

こくちーず申込→http://kokucheese.com/event/index/74941/

*申し込み完了メールが予約票の代わりとなります。携帯画面かプリントアウトして当日、受付にて、ご提示ください。 

*全席自由。 *先着300名。 

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