きのう、福島県の県民健康管理調査検討委員会で、子どもの甲状腺検査で、新たに2人が甲状腺がんと診断されたと報告がありました。昨年9月に判明した1人と合わせ計3人となります。他に7人に甲状腺がんの疑いがあるそうです。なのに検討委員会は原発事故の影響について否定的見解を示しているそうです。
もはやこいつ等専門家は、人間としてどこまで腐り果てているのかと僕は思います。
子どもの甲状腺が、三人もいて、疑いが七人にも出る状態が、通常はありえません。
この話について、今回の被曝の問題について警鐘を以前から鳴らしている、
松崎道幸医師(深川市立病院内科部長)から、次の見解を伺いました。
「いまの時点で、これらの子どもの甲状腺がんが、被曝と関係がないなど断定されることはありえない。甲状腺がんは、チェルノブイリでは、実際には、丸二年目から増えている。今の時点で早すぎるからというのは、医師として、およそ科学的な判断とはとても思えない。検討委員会の否定的な見解は、今回の放射能による被曝を否定したい『特別な見解』と私は思います。」
さらに。緊急にバンダジェフスキー博士にも見解を伺いました。
This is serious, in Belarus, too, began with the children, the first cases of thyroid cancer have started to register in 3-4 years.
「これは深刻なことです。ベラルーシでも甲状腺がんは子供たちから始まりました。ベラルーシで、甲状腺がんが最初に公的に記録されたのは、三年から四年後です。」
さらに、バンダジェフスキー博士は、日本の人達に、次のメッセージも自ら伝えてこられました。
Of course, I am always ready to help people in Japan who are affected by the accident at the nuclear power plant.
「もちろん、私は、常に原子力発電所の事故によって影響を受けた日本の人々を助ける用意ができています。」
僕は、まともな専門家の見解がさらに多く、公にされることを望みますし、日本の専門家たちが勇気を出して、この事態に立ち向かうことを切望します。
検討委員会の山下俊一氏を中心とした言い訳は、瓦解することは火を見るよりあきらかです。こんな茶番劇を繰り返してはなりません。山下信者と化した、福島県や日本政府の感覚は、完全におかしいです。あなたたちの妄想は、早晩成立しません。
しかも、事は確実に福島に留まりません。関東・南東北の全域に、多かれ少なかれ、同じ事態はおきます。だから、僕はずっと警告しています。このことは尋常な話ではありません。目を覚ましてください。あなた自身、さらにあなたの子供を守るために。人間に命よりも大切なものなど、何もありません。リアルとは、そういう事です。
実在する貴女しか大切なものなど何もありませんから。
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3/2(土)夜、木下黄太講演IN京都 「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」
こくちーず申込⇒http://kokucheese.com/event/index/74941/
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健康被害と思われる症状が、深刻化しています。報告相談はまずメールを。
僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)
講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。
事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。
「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」
甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。
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3/2(土)木下黄太講演IN京都 「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」
申込はこくちーず⇒http://kokucheese.com/event/index/74941/
昨今、気になる放射能の問題を、情報満載で2時間たっぷり語ります。
2部制。第1部は放射能関連情報を日本で最も精査している木下黄太の講演会。
大阪市で強硬に進められた被災地瓦礫の受け入れ。大阪市内はもとより、近隣の府県での影響はどの範囲まで及ぶのでしょうか?健康被害の懸念は?
近畿の汚染食品の流通の問題に、がれきの焼却による水や食品の放射能の汚染はプラスされるのでしょうか?
首都圏の放射能汚染の状況と、双都構想の浮上を踏まえて、京都の役割はいかなるものになるでしょうか。
第2部は、放射能汚染問題に詳しいサプライズゲストをお呼びしてのトークセッション。必見です!!!
日時:2013年3月2日(土)
18:00開場 18:30開演
ひとまち交流館 大会議室
(京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1 )
*参加費:おひとり(中学生以上)1000円。当日お支払いください。なるべく、お釣りのいらないようにお願いします。
*全席自由。
第1部 18:30~19:20 木下黄太講演
休憩 19:20~19:30
第2部 19:30~20:30 サプライズゲストを交えてのトークショー
*託児はありません。乳幼児をお連れのお客様は、会場に託児スペースを設けます。お申し込みの際にその旨お伝えください。