「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

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首都圏などでNICUが空いている懸念を指摘する医師。沖縄高級新築マンション東京人殺到。身辺で6人急死。

2013-02-25 09:31:24 | 福島第一原発と放射能

  今週末、京都講演のサプライズゲスト2人。「福島・首都圏放射能汚染」「ガレキ問題」のゲスト。   

  3/2(土)夜、木下黄太講演IN京都「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」   

  こくちーず申込→http://kokucheese.com/event/index/74941/

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 きのう首都圏の医師と話をしていて、すこし興味深い話になりました。彼は、この被ばくの問題に懸念して、対応している医師なのですが、去年から顕著におきていることについて話し始めました。NICU=新生児特定集中治療室の話です。

「木下さん、まず変なのは、NICUなんです。こんなことを言ってはなんですが、NICUは病院の予算や経営的な観点では、いろんな取沙汰をされる存在。だから、それには病院としては、気になります。実は首都圏でもそう聞いたし、甲信越のあるNICUでも同じことを聞いていて、首都圏と、甲信越の一部が同じ状態なのではないのかと疑っているんですが、要はNICUが空いているそうなんです。空いているのは、一見良いように思うかもしれないけれど、そうではなくて、本来産まれるべきだった赤ちゃん、医療の進歩で救え るはずの赤ちゃんが、産まれてこなくなっている。おそらく出生のダウンが、こうした現場にはそのまま反映する。これは、首都圏と甲信越で同じ話を聞いたので気になっています。西日本はどうなんだろうか。」と。

 NICUは低体重児や未熟児、疾病のある赤ちゃんなどを集中管理するシステムです。3.11前から、首都圏などでは顕著ですが、いろんな問題のある赤ちゃんが産まれてくるのが多くなっていて、これに対応するためのシステムです。このシステムによって救われた赤ちゃんは多い。いろんな意味で「弱い」かたちで産まれてきた赤ちゃんを助けるためのものです。

医師の懸念というのは、NICUが面倒を見るべき対象であった赤ちゃんの群から、誕生するというところにまで至っていないのではないのかということです。ある意味「弱い」赤ちゃん程、現実に出生というプロセスに至っていないのではないかと。

チェルノブイリ原発事故でも、流産や不妊症などが急増したのは常識ですし、ウクライナの人口減少や出生率の低下は繰り返して言う必要はありません。

NICUのような特徴的な施設で、その意味で、事象の先駆けになることがわかります。そこに皆さん、注目されるべきと思います。

 事象の先駆けという話で、沖縄から聞こえてきた話があります。沖縄である高級マンションが大展開しています。これからの入居を募集する大きなプロジェクトで、沖縄では珍しい規模のマンションプロジェクトです。このマンションを購入しようとする3040%は内地(=本州)の人だそうで、このほとんどが東京(首都圏)の人ということだそうです。その多くが原発由来の放射能からの避難を目的として、購入しようとされているということです。

 これから入居していく物件に対しても、東京の人達が触手を伸ばして、沖縄などに拠点を設けようとする動きが明確にあるということです。

 

 今の東京の人が好みそうな、新築の高級高層マンションを、沖縄でも買い求めようとする感覚は。ある意味「なるほどなあ。」と思います。それがよいか、悪いのかは別として。避難移住と言っても、それは、今の東京人らしい、感性です。

 3.11後に、ご自身の身辺で、6人の方が突然死や急死が続いている話を伝えてこられています。年配の方の死が多くなるのは、僕も自分の近所の極めて狭いエリアで、3.11後の1年間に3人立て続けに亡くなっていますから。チェルノブイリの後に先ず亡くなるのは年配者です。弱い人から思わぬくらい亡くなっていきます。

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311後に亡くなった6人の内、3人は母の知り合い。年齢は70~80歳ぐらいです。女性。年金暮らしで退職されている方。


一人は2012年5月17日、心臓の具合が悪く心臓の手術をしたあと亡くなったそうです。83歳。女性。場所は武蔵野市

2012年4月頃、元気だったのに、突然死んだそうです。浴槽で見つかりました。死因は心臓発作。70台後半。女性。場所は武蔵野市。

もう一人は、311後に急に認知症になり、70台後半。女性。2012年6月頃です。場所は武蔵野市

母の話だと、こんなに短期間に3人もの人が立て続けに亡くなったのは記憶に無いということです。

1人は親族の職場の知り合い(隣の課の方)こちらはつい最近の話です。
12日、新宿勤務の方です。40代、健康な独身男性。朝起きたら死んでいたのを家族が発見。自宅の情報はありません。

残り2人は、私の友人の元職場の知り合いです。

2012年4月頃最後に会ったとき聞いた話で、詳しくは聞かなかったのですが、その友人(今は文京区で自営の男性)が以前勤めていた東証1部上場大手商社の同じ課の二人の男性が311後突然死されたと話していました。

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健康被害と思われる症状が、深刻化しています。報告相談はまずメールを。 

僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。

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「富山ガレキ阻止大会~池多のお母さんへの刑事告訴許せんちゃ!皆ではね返そう!~」(仮)

主催 放射能防御プロジェクト北陸ー3.3集会実行委員会
日時:3/3(日)9:00から正午(8:45開場)場所:富山県民共生センター「サンフォルテ」

http://www.sunforte.or.jp/free/svFreeDtl.aspx?servno=1

目的 池多のお母さん方への援護射撃。当事者含め各地からのアピール
ゲスト  青木泰 山本太郎 下地真樹  木下黄太  司会 木下黄太

内容 ゲストと県民のトーク、アピール  入場は無料

連絡先 3.3集会実行委員会 080-5582-5996

名義協賛して頂ける団体は⇒次のアドレスに1.団体名2.担当者か代表者名3.所在地(都道府県市町村まで)4.連絡先メールアドレス(可能なら電話番号)5.この事案に関してのメッセージを書いて送信下さい。公開されるのは1と3のみで、メッセージも部分的に公開可能性があります。straybamboogrove@gmail.com(担当:大笹)

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【富山・不当逮捕阻止で手紙を出してください!】 

 

 まずは、県警と、地検それぞれに皆さん一人一人が手紙を出してください(出来る限り直筆で!!)。こうした声が、意外に効くことがあります。是非、やって下さい。 

 

 誤解している人が多いですが、これは抗議ではありません。富山県警も、富山地検も、抗議の話ではありません。要請が基本です。間違わないで下さい。 

 

 

〒930-8570 富山市新総曲輪1番7号  

 

富山地方検察庁  http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/toyama/toyama.shtml
〒939-8510 富山市西田地方町2-9-16  

 

 

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3/2(土)木下黄太講演会IN京都  

     「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」 

昨今、気になる放射能の問題を、情報満載で2時間たっぷり語ります。 


2部制。第1部は放射能関連情報を日本で最も精査している、木下黄太の講演会。 

大阪市で強硬に進められた被災地瓦礫の受け入れ。大阪市内はもとより、近隣の府県での影響はどの範囲まで及ぶのでしょうか?健康被害の懸念は? 

近畿の汚染食品の流通の問題に、がれきの焼却による水や食品の放射能の汚染はプラスされるのでしょうか? 

首都圏の放射能汚染の状況と、双京構想の浮上を踏まえて、京都の役割はいかなるものになるのでしょうか。 

第2部は、放射能汚染問題に詳しいサプライズゲストをお呼びしてのトークセッション。必見です!!! 

日時:2013年3月2日(土) 18:00開場18:30開演 

第1部 18:30~19:20 木下黄太によるお話。

(休憩) 19:20~19:30(10分間) 

第2部 19:30~20:30 サプライズゲストを交えてのトークショー。 

会場:ひとまち交流館 大会議室 http://www.hitomachi-kyoto.jp/index.html 

 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1


*参加費:おひとり(中学生以上)1000円。当日お支払いください。なるべく、お釣りのいらないようにお願いします。 

 予約申込はこくちーず経由で。 

こくちーず申込→http://kokucheese.com/event/index/74941/

*申し込み完了メールが予約票の代わりとなります。携帯画面かプリントアウトして当日、受付にて、ご提示ください。 

*全席自由。 *先着300名。 

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