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「木下黄太のブログ」 ジャーナリストで著述家、木下黄太のブログ。

日本と世界のリアル状況確認と僕の思索を書き留めるブログ。
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頭蓋骨形成不全⇒無脳症で生後8日で赤ちゃん死亡、去年迄は葛飾在住、帝王切開で今月出産。

2013-02-24 09:57:15 | 福島第一原発と放射能

 「富山ガレキ阻止大会~池多のお母さんへの刑事告訴許せんちゃ!皆ではね返そう!~」(仮)

主催 放射能防御プロジェクト北陸ー3.3集会実行委員会
日時:3/3(日)9:00から正午(8:45開場)場所:富山県民共生センター「サンフォルテ」

http://www.sunforte.or.jp/free/svFreeDtl.aspx?servno=1

目的 池多のお母さん方への援護射撃。当事者含め各地からのアピール
ゲスト  青木泰 山本太郎 下地真樹  木下黄太  司会 木下黄太

内容 ゲストと県民のトーク、アピール  入場は無料

連絡先 3.3集会実行委員会 080-5582-5996

名義協賛して頂ける団体は⇒次のアドレスに1.団体名2.担当者か代表者名3.所在地(都道府県市町村まで)4.連絡先メールアドレス(可能なら電話番号)5.この事案に関してのメッセージを書いて送信下さい。公開されるのは1と3のみで、メッセージも部分的に公開可能性があります。straybamboogrove@gmail.com

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 先週にお友達の赤ちゃんが生後8日でなくなられたという話を聞きました。頭蓋骨ができていなかったそうです。もともと葛飾在住で、最近新宿区に引っ越されたご夫婦のお話です。

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遅くなりましてすみません。インフルエンザで倒れていました。

赤ちゃんですが、私の友人なので詳しく知っています。
去年まで葛飾に住んでいましたが、今は新宿区に引っ越しています。
放射能対策はまったく考えていません。
生まれる直前まではふつう分娩だったのですが、急に帝王切開になったそうです。

気になるのはそんな重くてもICUには入れなかったそうです。詳細はまだ聞ける状態ではありません。その人のお姉さんから聞いた話だと、頭蓋形成不全という診断だったそうです。

調べたらこれって無脳症の一つなんですね。

その人は夫婦でたばこも酒も飲まない真面目な人です。
私としては被爆しか考えられません。想像以上に酷いことが起きています。   

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IPPNWの報告書にも次のようにあります。ベラルーシの話です。

「1985年から1994年までの先天性奇形率の公開データで,ベラルーシの1,000人あたりの内,1985年には12.5人の奇形があった。(中略)1,000人の子供の出生あたり,奇形児は22.4人であった。

ほぼ10年間で倍増した。特に、無脳症の上昇率であった.(無脳症)その他は二分脊椎(開背骨)、口唇裂(口蓋裂)、多指症.手足の損傷(指や足の指の数について)など。」

日本では無脳症は、一万人に5人とか6人発生している奇形です。奇形としては、まったく珍しいものではありませんが、しかし、そんなに身の回りで数多く、無脳症がおきるものでもありません。

しかも戦後すぐの無脳症は、実は十万人人に1人位の確率だったとも言います。高度経済成長、化学物質の蔓延、喫煙、大気核実験などの影響もあって、日本では戦後徐々に増えてきた奇形です。

そして、特に気になるのが、「チェルノブイリ原発事故によるベラルーシでの遺伝的影響」という論文です。筆者はゲンナジー・ラズューク氏、佐藤幸男氏、ドミトリ・ニコラエフ氏、イリーナ・ノビコワ氏で、ベラルーシ遺伝疾患研究所によるものです。この図表を下記より引用しました。(http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Lazjuk-J.html)


障害の分類

セシウム137汚染地域

対照地域

(30地区)

15 Ci/km2以上

(17地区)

1 Ci/km2以上

(54地区)

1982-1985

1987-1995

1982-1985

1987-1995

1982-1985

1987-1995

無脳症

0.28

11

0.44

26

0.24

48

0.64*

226

0.35

23

0.49

63

 

 

データを見ると無脳症が特に優位に増えているのは、ベラルーシにおいても、汚染度が1ci/平方キロメートルですから、およそ580Bq/kgから8800Bq/kg位の土壌汚染のエリアでかなり増えています。東京23区の大半から関東東部にはこのゾーンの汚染程度は多いと思います。しかも、葛飾は数千Bq/kgの汚染が多く見つかるエリアです。ベラルーシで過去におきたことと同じ状態が、実は東京や関東でおき始めているのではないのかという疑いを僕は持ち始めています。

こうした出産にまつわる異常というのは、他にも水頭症、口蓋裂、多指症、関節の異常、四肢の欠損、心臓の異常(いわゆるチェルノブイリハート)、ダウン症など多岐に渡ります。これは、勿論3.11前から一定の頻度で発生するものです。しかし、その異常の頻度が増してくるということです。そして、最もきついのは、その異常が出生時に判明せずに、その後に判明してくる場合も多いのです。汚染地の中で、この状態は継続して続きます。なんら変わりません。これが良い方向に変化してくる可能性は、現在のチェルノブイリの状況を見ていても、極めて難しいと僕は思います。

こうした何らかの異常を感じている方は、僕にメールください。健康被害報告という観点で。⇒nagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーペーストしてください。)

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前日の、僕の京都講演も、健康被害報告、特に大阪ガレキ関連での報告も伝えます。   

 

 3/2(土)夜、木下黄太講演IN京都「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」   

 

 こくちーず申込→http://kokucheese.com/event/index/74941/

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健康被害と思われる症状が、深刻化しています。報告相談はまずメールを。 

僕のメールアドレスnagaikenji20070927@yahoo.co.jp(コピーして貼り付けて下さい)

講演など、何か業務的な依頼をされたい方も原則このメール⇒電話でお話しする順番です。 

 事故発生当時の行動記録や数値データなどを細かく教えてください。問い合わせの内容も書いてください。 健康被害の状態を皆で共有化し、事態の推移をあきらかにしていく作業が最も必要です。

  「関東・南東北の被曝エリア(東京全域を含む大半のエリア)にいる皆さんは、放射性物質の少ないエリア、できれば愛知県から西のエリアに、移住するべきです。妊婦、子供、未成年、妊娠可能な女性は優先して移住すべきです。他の皆さんも極力移住してください。被曝から二年近く経過しています。初期被曝は深刻で、慢性被曝の影響がさらに危険です。食物、飲料のみならず、吸気による被曝も軽視できません。回避する方法は限定的です。あなたやあなたの家族の命が何よりも大切です。一刻も早く移住してください。」 

  甲状腺の検査、甲状腺のエコー検査、さらにふつうの血液検査のうち、 血液像の検査(白血球、特に好中球)や異型リンパ球の確認、大人の女性はサイログロブリンの 数値も確認した方が良いと思います。

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【富山・不当逮捕阻止で手紙を出してください!】 

 まずは、県警と、地検それぞれに皆さん一人一人が手紙を出してください(出来る限り直筆で!!)。こうした声が、意外に効くことがあります。是非、やって下さい。 

 誤解している人が多いですが、これは抗議ではありません。富山県警も、富山地検も、抗議の話ではありません。要請が基本です。間違わないで下さい。 

〒930-8570 富山市新総曲輪1番7号  
富山地方検察庁  http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/toyama/toyama.shtml
〒939-8510 富山市西田地方町2-9-16  

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本日宮古市で開催、明日盛岡市で開催。

「岩手と大阪で協力して本当に復興に役立つこと・・・/交流を持ち、一緒に考えてみましょう。」

今、環境省が進めていることを許したら、次の世代には大変なことになりそう・・・。
みなさん、なんとなく察してますよね??
小山田清掃センタ―での、放射能汚染牧草、震災がれきの焼却について知っておくべき事を、環境ジャーナリストの青木泰氏に、
阪南大学経済学部の下地真樹助教授には、震災がれき受け入れ自治体の様子を伺い、そして、ご参加頂く皆さんと交流を持ちながら、岩手と大阪で協力して、本当に復興に役立つことを考えていきます。
お時間途中からでもOK!
賛成する人も、反対する人も、賛成していいのか反対していいのか分からない人も(←きっと大人数でしょう!?)、
これから基本になってくる事を知り、考えていきましょう。
ぜひこの機会に、みなさまお誘い合わせのうえ、お気軽にお越しくださ~い。

<宮古> 2月24日(日)14:00~16:00
会場 : 小山田地区センター 2階
(岩手県宮古市小山田3丁目4-5 0193-63-8394小山田郵便局向かいの路地の突き当たり)

<盛岡> 2月25日(月)18:00~
会場 : アイーナ 6階 和室(607)

1) 汚染廃棄物(がれき問題&指定廃棄物&牧草等の産廃系)の処理の現状と問題
   ・・・環境ジャーナリスト 青木 泰 氏
2) がれき問題と住民監査請求の意義
   ・・・阪南大学経済学部 准教授 下地 真樹 氏(公共経営が専門です。)
3) 学習会が終わってから、ご賛同いただける方に請求人署名のお願いがあります。    自筆&印鑑

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3/2(土)木下黄太講演会IN京都  

     「大阪ガレキ焼却と近畿の放射能防御」 

昨今、気になる放射能の問題を、情報満載で2時間たっぷり語ります。 


2部制。第1部は放射能関連情報を日本で最も精査している、木下黄太の講演会。 

大阪市で強硬に進められた被災地瓦礫の受け入れ。大阪市内はもとより、近隣の府県での影響はどの範囲まで及ぶのでしょうか?健康被害の懸念は? 

近畿の汚染食品の流通の問題に、がれきの焼却による水や食品の放射能の汚染はプラスされるのでしょうか? 

首都圏の放射能汚染の状況と、双京構想の浮上を踏まえて、京都の役割はいかなるものになるのでしょうか。 

第2部は、放射能汚染問題に詳しいサプライズゲストをお呼びしてのトークセッション。必見です!!! 

日時:2013年3月2日(土) 18:00開場18:30開演 

第1部 18:30~19:20 木下黄太によるお話。

(休憩) 19:20~19:30(10分間) 

第2部 19:30~20:30 サプライズゲストを交えてのトークショー。 

会場:ひとまち交流館 大会議室 http://www.hitomachi-kyoto.jp/index.html 

 京都市下京区西木屋町通上ノ口上る梅湊町83番地の1


*参加費:おひとり(中学生以上)1000円。当日お支払いください。なるべく、お釣りのいらないようにお願いします。 

 予約申込はこくちーず経由で。 

こくちーず申込→http://kokucheese.com/event/index/74941/

*申し込み完了メールが予約票の代わりとなります。携帯画面かプリントアウトして当日、受付にて、ご提示ください。 

*全席自由。 *先着300名。