私のなべ四器(規矩準縄)

今、自分の周りで起きていること。ご近所のトマソンもそんなに、気にしてない。深めにかぶった帽子で、年内不定休営業中。

ホンマ

2011-06-08 17:20:52 | お出掛け日記
ホンマタカシの展覧会が新宿で開催されている事をラジオで知った。
耳から入る情報ではどうしても分からない事が有る。ホームページを見て概略を見る事が出来たのだが、物足りない。

行ってみよう。

新宿行きの高速バスの検索をすると、乗り場が遠い。しかも予約が必要。
この予約が苦手で、気分次第で変更できない事に、怖れを感じているのだった。
そう思って居ると、急速に新宿行きが褪めて来て、止める事にした。

止める事にしたのに、ホンマの本を引っ張り出したりして読んで居ると、やっぱり行きたいんだと自分に言ってみた。今度は行き方を変えて検索してみる。

路線検索サイトを見ると、安価で新宿に行くにはJR小田原から小田急快速急行を利用するのが良いらしい。しかも高速バスより安い。電車ならバスと違って本を読んでいても、乗り物酔いをする心配が無いので更に良いのです。

明日の朝、気が変わってなかれ場、多分行く事になるのだろう。予約をしなくても良いから、行きたくなくなったら辞めればいいだけの話なのだ。そう思うと気が楽になった。



新宿で昼食を済ませ、上野に移動する。此処からもスカイツリーが見えるんだと思って眺めていると、静岡県に来て富士山を眺めている人達を思い出す。人は高い物に憧れているのだ。(JR上野駅公園口付近)



世界遺産登録の幟を乱立させた建物。(国立西洋美術館)それよりも気になる物が写って居た。
レンブラント展はちょっと遠慮する。

流れで真っすぐ歩いて行く事になった。(やっぱり)



待ち時間なしの案内に釣られる。
子供連れは檻に近い通路を通れる。子供は走らなくても、ゆっくり見れるのだが走る。



この獣のやりたい放題を見ていると、こいつの故郷の人間もやりたい放題だなあと思ったりする。よく見ると悪人面に見えて、向田邦子が言っていた「騙されちゃダメ」が頭の中に蘇る。



象の檻の前に立っていると、人間どもの好き勝手な言い分が良く聞こえる。殆どの人が2~3秒で立ち去って行く。中には菓子を投げて喜ぶ輩まで居て、がっかりする。中国人かと思っていたら日本のオバサンだったので、睨んで見たが全く無視された。(当たり前か)

今週月曜日放送の象の飼育員のテレビ番組の中で、象が怒る瞬間が有ると伝えていた。頭の良い動物だから、間違って体をぶつけて来るって事はなくて、狙ってやっているんだと言った居た。



それでも、5分位過ぎた辺りから象が気にし始めて、こっちを観察している様だった。
3頭の象が順番に小生の前を通るのだった。

そして、親分象が一瞬睨んで通り過ぎた。いつもは殆ど目を開けて居ないのだが、その時はまん丸の目がはっきり見えた。ゾッとした。象が怖いと思った。

戦争の時に、餌をやらないで殺した話を思いだしたが、そうしたくなる理由も分からなくはない。檻が有るから安全だけど、地震で壊れたりしないのだろうか。
壊れるだろうね。



夢中で本を読んでいたら清水駅に着いた事に気が付かず、危うく草薙に連れて行かれる所をギリギリで飛び降りた。恥ずかしくて、振り返れず何事も無かった様にホームを歩いた。

駅前でビールを飲んで今日の反省会をする。



抹茶割でしょ?静岡県以外で言うのは面白いかも知れないけれど、静岡県内では抹茶割じゃないと違和感が有る。静岡は、お茶だけじゃないと言いたくなる。
コメント
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