続 氷珈琲（1）

氷珈琲を再考する。

基本目的を「簡単に淹れる」とし、
「氷を使う」に限定する。

各スーパーバイザーの意見を参考に、
珈琲豆を荒めに挽いて、予め蒸らしておく。
そこに、ペーパーを被せ落ちてきた水が
均等に回る様にする。

ここが前回と違って、期待が持てるところです。
つづく

次は私？

内科の待合室に行く。
先日の、ドックの結果説明を聞きに来たのだ。

検査結果表は郵送されて、手元にあるのだが、
Ｃランクが幾つか有る事に、食傷気味なのだ。

今までの生活を省みると、体に良いことを
やっていない事になる。（自己嫌悪）
「でも、しょんない！しょんない！（しょうがないの事）」
と、どこか楽天的なのだ。


小学生の頃、「身体検査」で座高を測っていた。
何の意味か分らずに居たけれど、
ネットで調べたら、座高の発達が健康と考えていたらしい。
学校健康法施行規則で、座高の計測が記載されていた。

「じゃあ、今も測っているのか？
　測らないと、法律違反？？」
まあ、罰則規定はないのだろうけど。

小学生の息子に聞くと
「身長測定の時、時々はかってる～」と言う。
（へ～、測ってるんだ）と何とも微妙に期待はずれであった。

焦る

特に、急いでいる訳でもないのに、
閉まりかけのドアーを見ると、焦ってしまう。
走ろうとするけれど、すぐに間に合わない事に気付く。

「次の回にしよう」
最近は、本当に走らなくなった。
単にめんどくさくなった。横着になった。メタボになった。
それだけの事なのに、「医者に、過激な運動はダメですよ」
と言われているんです。などと、言訳が先に出る。

この病院の回転ドアーは、右横の自動ドアーからの方が、
早く、通り抜ける事が出来るのだが、
今日は、回転ドアーに付き合うことにする。
中で、嫌な事が待っているのだ。

大きく開いた入口に入ると、行く手をドアーが塞ぐ。
背中では、さっきまで開いていたドアーが閉まってくる。
一瞬、密室になる。
「もしも、こんな時に」と考えるまもなく、前方が開いてくる。
病院内の冷気が、私を包み解放してくれる。
この回転ドアーは、常に回転しているのだ。

昔の清水市役所（現在の建物の前）の入口が回転ドアーだったと
記憶している。大人１人くらいしか入れなくて、
ドアーに入った人が、押しながら回転させていたような気がします。
大人が押さないと回転しなかったので、子供だった私は、
一人でドアーを通る事が出来なかった。
そんな風に、建物は子供を排除していたのだろうか。

次郎長見参

コーヒー豆を買いに自転車で出かけた。

やりなれない事をすると、めんどくさい事が起こる。
パンク
仕方なく、自転車を引きながら、自転車屋を探す。
久しぶりに歩いていると、自動車移動では、
在りえない道を発見する。
興味津々、歩いていくと意外なところに出た。

市民文化センター

今日は、「港かっぽれ祭」が行われる。
港かっぽれが出来て、20年も経つのだそうだ。

その開場待ちをしている人達の前に、次郎長一家が登場。
私には、どれが次郎長か分らず、キョロキョロ。
「あれ？山岡鉄舟が、いない。
多分、お蝶さんの前に居る人が、次郎長さんかな。」

港祭りを前に、次郎長一家を見れて得した気分でした。
お蝶さんを、アップで撮ろうとしたら、団扇で顔を隠してしまいました。
（恥ずかしがりや～）

集い

携帯電話が鳴る。
聞き覚えのある声が、集まっている人達の名を告げる。
その中に、知らない名前があった。
でも、「電子の糸電話」で繋がっていた。

楽しい集いは、こんな風に集まって始まる。
さらに電話の声は
「分ってるね」と続く。

「もちろん分ってる。後で行きます。」


笑い声や、おいしい酒、つまみ。
そしてまた、笑い、大きい声、又笑い。
こんな集いが、大好きです。
好き勝手な事を、好きなだけ言う。大きな声で・・・
まるで、異業種の交差点のようだ。


翌朝、ちょっと二日酔い？（珍しく）
祭りの後の様に、寂しくなりながら、
昨日の楽しかった事を、すべて思い出す。
そして、
「過去を生きるのでもなく、
未来を生きるのでもなく、
現在を、しっかり生きよう」と冷たい水を飲む。