「リユニオン・ライヴ・アット・ロイヤル・アルバート・ホール2005」を、遅ればせながら買う。
今さらこれを観てどうする。でも、やっぱり・・・。などと、迷っていたが、買ってよかった。
昔、ビデオの「グッバイ・クリーム」を買ったが、顔のアップばかりで失望し、すぐ手放したのだった。もっとプレイしている手元を映してくれないと。歴史的な作品と言われている映像だが、観ていてストレスがたまるだけだった。
「リユニオン」は違う。トラウマを癒してあまりある作品だ。音だけ聴いていると、「デレク&ザ・ドミノス解散後に一時的に再結成された時のライヴ」、と言われても信じてしまいそう。演奏が曲の枠を超えて、どこまでも遠くへ進んでいくような、「あの時代」のロックだ。