東北地方太平洋沖地震から1週間以上経ちました。
今なお行方不明者の捜索、原子力発電所への放水活動など、日本のために、そして私たちのために、こうしている間にも命を賭けて働いてくださる方々がいます。
被災地や被災者を救うための能力や技術を持ち合わせていない私たちにできることといえば、募金、節電、経済の活性化など少ないうえ即効性のあるものではありませんが、どれも長く続けてこそ!ですよね。
そして本日から計画停電が復活しますが、東京電力から「今夏だけでなく、今冬も続けなければならない」と発表されたように(※1)、もはや節電は震災抜きに、今後日本人が一生付き合っていかねばならぬ問題になるかと思います。
そこで節電生活を続ける際に、少しでも「得した!」「むしろ節電したい!」とポジティブになれるような雑学をご紹介します。楽しんだほうがきっと長続きするし習慣化できますもんね。
みなさんの中で、『暗闇の中だと眠ることができない』という人はいませんか?
実は私もそうだったのですが、そういった人がどうしているかというと、たいがいの場合、テレビや小さな室内灯をつけたまま眠っているのではないでしょうか。
また眠るときには真っ暗闇でOKという人も、就寝直前までは電気のついた明るい部屋で過ごす人がほとんどだと思います。
ですが、このような生活スタイルは節電の観点からNG行動というだけでなく、なんとダイエット面からも避けねばならぬ行動だったようなのです。
『夜の光と肥満』の関係について、アメリカ・オハイオ州立大学の研究チームが興味深い研究結果を発表していました。その研究によると……(※2)。
オハイオ州立大学の科学者たちがマウスを使って行った研究により、本来暗いはずの夜に光を浴びることが肥満につながると示唆する実験結果が出ています。食べる量や活動量に差がなくても、夜も薄明かりにさらされる環境におかれたマウスは、昼明るく夜暗い通常の環境下のマウスと比べ、体重増加率が大幅に高かったそうです。
150ルクスの明るい環境に16時間・5ルクスの薄明かりで8時間というサイクルにおかれたマウスは、150ルクスで16時間・暗闇で8時間というサイクルで過ごしたマウスと比べ、実験開始1週目から実験終了時まで有意に体重の増加幅が大きく、8週目の終了時には夜も明るい環境に置かれたマウスは平均で12グラム体重が増加し、昼明るく夜暗い環境下のマウスの8グラムと比べ、50%も増加幅が大きかったそうです。また、夜も明るい環境に置かれたマウスは副睾丸脂肪のレベルが高く耐糖能異常(IGT)も見られ、糖尿病の前段階と言える状態を示していたとのこと。
あくまでもマウスでの実験と断ったうえではありますが、『夜の明かりは、人々が予期しないところで社会的な肥満の増加に一役買っている環境的因子のひとつかもしれません』と研究チームの教授が語っていることは見逃せません。
この話を聞いて以来、私も完全消灯して眠るようになりました。最初はなかなか寝付けませんでしたが、いまではすっかり暗闇で寝ることの心地よさを実感しています。
しかしそれでもやはり暗闇だと眠れないという方もいるかと思います。
そういう方の多くは、テレビなどの『動きのある光の刺激』によって不安感をおさえているようです。ですので不眠症治療のために開発されたテレビの光よりも睡眠導入効果が高く、体への負担も少ない『ライトスリーパー』(※3)を使ってみるのもいいかもしれません。10分~後に電源が切れるタイマー設定もできます。
また以前ある睡眠専門医の先生にお話を伺ったところ、人間の体内時計は25時間であり、それを24時間に毎日調節しているものこそ『太陽の光』であって、朝はしっかり太陽の光を浴び、夜18時以降はできる限り室内光もおさえて極力光を浴びない生活をすべきだとおっしゃっていました。
そのことが健康な体だけでなく、健康な心をも作るのだそうです。
動物である人間は、太陽の光のリズムで生活することが、あらゆる面で健全なようです。
計画停電で真っ暗になった街並みこそ、本来あるべき姿であると実感し、またちゃっかりダイエット効果もあるんだと思えば、頼まれなくても進んで節電したくなりませんか?
http://www.men-joy.jp/archives/9017
今なお行方不明者の捜索、原子力発電所への放水活動など、日本のために、そして私たちのために、こうしている間にも命を賭けて働いてくださる方々がいます。
被災地や被災者を救うための能力や技術を持ち合わせていない私たちにできることといえば、募金、節電、経済の活性化など少ないうえ即効性のあるものではありませんが、どれも長く続けてこそ!ですよね。
そして本日から計画停電が復活しますが、東京電力から「今夏だけでなく、今冬も続けなければならない」と発表されたように(※1)、もはや節電は震災抜きに、今後日本人が一生付き合っていかねばならぬ問題になるかと思います。
そこで節電生活を続ける際に、少しでも「得した!」「むしろ節電したい!」とポジティブになれるような雑学をご紹介します。楽しんだほうがきっと長続きするし習慣化できますもんね。
みなさんの中で、『暗闇の中だと眠ることができない』という人はいませんか?
実は私もそうだったのですが、そういった人がどうしているかというと、たいがいの場合、テレビや小さな室内灯をつけたまま眠っているのではないでしょうか。
また眠るときには真っ暗闇でOKという人も、就寝直前までは電気のついた明るい部屋で過ごす人がほとんどだと思います。
ですが、このような生活スタイルは節電の観点からNG行動というだけでなく、なんとダイエット面からも避けねばならぬ行動だったようなのです。
『夜の光と肥満』の関係について、アメリカ・オハイオ州立大学の研究チームが興味深い研究結果を発表していました。その研究によると……(※2)。
オハイオ州立大学の科学者たちがマウスを使って行った研究により、本来暗いはずの夜に光を浴びることが肥満につながると示唆する実験結果が出ています。食べる量や活動量に差がなくても、夜も薄明かりにさらされる環境におかれたマウスは、昼明るく夜暗い通常の環境下のマウスと比べ、体重増加率が大幅に高かったそうです。
150ルクスの明るい環境に16時間・5ルクスの薄明かりで8時間というサイクルにおかれたマウスは、150ルクスで16時間・暗闇で8時間というサイクルで過ごしたマウスと比べ、実験開始1週目から実験終了時まで有意に体重の増加幅が大きく、8週目の終了時には夜も明るい環境に置かれたマウスは平均で12グラム体重が増加し、昼明るく夜暗い環境下のマウスの8グラムと比べ、50%も増加幅が大きかったそうです。また、夜も明るい環境に置かれたマウスは副睾丸脂肪のレベルが高く耐糖能異常(IGT)も見られ、糖尿病の前段階と言える状態を示していたとのこと。
あくまでもマウスでの実験と断ったうえではありますが、『夜の明かりは、人々が予期しないところで社会的な肥満の増加に一役買っている環境的因子のひとつかもしれません』と研究チームの教授が語っていることは見逃せません。
この話を聞いて以来、私も完全消灯して眠るようになりました。最初はなかなか寝付けませんでしたが、いまではすっかり暗闇で寝ることの心地よさを実感しています。
しかしそれでもやはり暗闇だと眠れないという方もいるかと思います。
そういう方の多くは、テレビなどの『動きのある光の刺激』によって不安感をおさえているようです。ですので不眠症治療のために開発されたテレビの光よりも睡眠導入効果が高く、体への負担も少ない『ライトスリーパー』(※3)を使ってみるのもいいかもしれません。10分~後に電源が切れるタイマー設定もできます。
また以前ある睡眠専門医の先生にお話を伺ったところ、人間の体内時計は25時間であり、それを24時間に毎日調節しているものこそ『太陽の光』であって、朝はしっかり太陽の光を浴び、夜18時以降はできる限り室内光もおさえて極力光を浴びない生活をすべきだとおっしゃっていました。
そのことが健康な体だけでなく、健康な心をも作るのだそうです。
動物である人間は、太陽の光のリズムで生活することが、あらゆる面で健全なようです。
計画停電で真っ暗になった街並みこそ、本来あるべき姿であると実感し、またちゃっかりダイエット効果もあるんだと思えば、頼まれなくても進んで節電したくなりませんか?
http://www.men-joy.jp/archives/9017
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます