それは、むかし、むかしのことでした。
光の中に、無数の「思い」や、「考え」がありました。
それらは、互いにぶつかり合い、ときには、愛し合うこともありました。
やがて、「最初の思考」が、光の外に、出たい、と願うようになります。
でも、光の中で生まれたものが、どうやって、光の外に、出られるというのでしょう。
そこで、「最初の思考」は、光の外の光、を作ろうと決心します。
もう、光の中に未練はありません。
「最初の思考」は、ひとり黙々と、光の外に向かって、歩き出しました。
はじめ、光の外には、何もないように思えました。
ただ「最初の思考」だけがある、と思っていたのです。
しかし、しばらくして、自分が一つのできあいの道をなぞっていることに気づきました。
その道は、過去と未来が、逆さまに映されている道でした。
そのうち「最初の思考」は、この道をグルンと一周して、
もとの世界へ戻ってきている自分に気づきました。
そこには、昔の仲間たちがいました。
例の無数の思いや考えたち、です。
しかし、彼らの様子がなんだかおかしいのです。
彼らは、「最初の思考」の方を見て、
まるで、初めて出合う相手でもあるかのように、
名前や、カタチを調べては、ああでもない、
こうでもない、と、首をひねっています。
「最初の思考」には、すぐにその理由が分かりました。
光の外に出たとばかり思っていた自分が、
実は、光そのものになっていたのです。
仲間たちに、思うことや、考えることを、与えていたのは、
ほかでもない、物質から放たれる光、となった自分だったのです。
さて、「最初の思考」は、これで世界の秘密の半分を知りました。
光の外、と、光の中は永遠の時間のもとで、一つにつながり、
一方は、与えるもの、かたや、他方は、受け取るものとして、光と闇を交換し合っていたのです。
この光と闇とのあいだの、性愛において、ようやく、〈ほんとうのわたし〉が誕生します。
おそらく、世界の秘密の残りの半分は、あとにやってくる、
〈ほんとうのあなた〉が、知っていることでしょう。
このあとの、〈ほんとうのあなた〉のことを、
わたしは、神さま、と呼んでいます。
http://www.noos.ne.jp/01_what_is_noos/noos_theory_pick_up2.html
光の中に、無数の「思い」や、「考え」がありました。
それらは、互いにぶつかり合い、ときには、愛し合うこともありました。
やがて、「最初の思考」が、光の外に、出たい、と願うようになります。
でも、光の中で生まれたものが、どうやって、光の外に、出られるというのでしょう。
そこで、「最初の思考」は、光の外の光、を作ろうと決心します。
もう、光の中に未練はありません。
「最初の思考」は、ひとり黙々と、光の外に向かって、歩き出しました。
はじめ、光の外には、何もないように思えました。
ただ「最初の思考」だけがある、と思っていたのです。
しかし、しばらくして、自分が一つのできあいの道をなぞっていることに気づきました。
その道は、過去と未来が、逆さまに映されている道でした。
そのうち「最初の思考」は、この道をグルンと一周して、
もとの世界へ戻ってきている自分に気づきました。
そこには、昔の仲間たちがいました。
例の無数の思いや考えたち、です。
しかし、彼らの様子がなんだかおかしいのです。
彼らは、「最初の思考」の方を見て、
まるで、初めて出合う相手でもあるかのように、
名前や、カタチを調べては、ああでもない、
こうでもない、と、首をひねっています。
「最初の思考」には、すぐにその理由が分かりました。
光の外に出たとばかり思っていた自分が、
実は、光そのものになっていたのです。
仲間たちに、思うことや、考えることを、与えていたのは、
ほかでもない、物質から放たれる光、となった自分だったのです。
さて、「最初の思考」は、これで世界の秘密の半分を知りました。
光の外、と、光の中は永遠の時間のもとで、一つにつながり、
一方は、与えるもの、かたや、他方は、受け取るものとして、光と闇を交換し合っていたのです。
この光と闇とのあいだの、性愛において、ようやく、〈ほんとうのわたし〉が誕生します。
おそらく、世界の秘密の残りの半分は、あとにやってくる、
〈ほんとうのあなた〉が、知っていることでしょう。
このあとの、〈ほんとうのあなた〉のことを、
わたしは、神さま、と呼んでいます。
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