"斎藤一人時代を読んで「ひとり勝ち」!―日本一のお金持ちが教える「経済」の話 の要点まとめ

2011年06月20日 13時18分17秒 | Weblog
相手次第の「一人勝ち」とは違う、「ひとり勝ち」は時代がどうあれいつも強いこと。日本の経済を簡単に説明しながら生き方を指南する。

◎成功して、出世する人間と言うのは、自分に必要なことに興味がある。その反対に、出世しない人間と言うのは、自分お仕事に関係のないことに興味がある。
まず、自分の本業をしっかりと勉強すること。
本業の勉強をしようっていう人は、お客さんや周りの人を喜ばせるために自分の時間を使う、本当に愛情のある人だね。
これからは、愛があればあるほど、楽しく幸せに生きられる。
何に興味があるのか以上に、なぜ興味があるのか、それが愛なのかエゴなのか、こういったことがこれからの時代では大切。

◎・売り上げを伸ばすためにお客さんを喜ばせる(意識が売る側中心)
⇒お客さんが来なくなる
・お客さんを喜ばすと売り上げが伸びる(意識が顧客中心)
⇒お客さんがどんどん集まる


◎とにかく、ほめること。これが人に仕事を教える基本。本当に従業員を喜ばせようと言う気持ちがあれば、たいていの人はこれで仕事を覚えていく。
人は感情で動く。喜ばせれば、結果がついてくる。
など。


◎これからの社会で必要になってくるのは、学歴でも家柄でもない「人柄」。
しかしそこに実力がなければ仕方がない。


◎たとえ自分の意見に自信があっても、必ず「変わった考えなんだけど」と一言つけてから始める。人を傷つけちゃいけない。


◎商人は、お金という血液をグルグルまわす社会の心臓。心臓がしっかりしていないと、この国の隅々まで地が届かない。
だから安心してお金を稼ぎまくっていい。
「俺は公務員だから、何よりも住民の利益を守る」
「俺は職人だから、この技は絶対、後世に残す」
こんなことを熱く語れるカッコいい大人は、だいぶ減ってしまった。


◎昔は「大流行」があったけど…「モノ余り時代」では万人が求めるような商品を出すことが難しくなる。
①個別対応
②おもしろさ
③新しさ
を追求する。だから、大流行や流行の長期化がない。コツコツ売るしかない。


◎昔、お年寄りが大事にされた頃は、お年寄りが少なかった。大切にされるものというのは、少ないものなんだ。これからお年よりはものすごく多くなる。多いものは大切にされない。これからのお年寄りは、そう覚悟して生きるしかない。


◎父親だからといって立ててくれはしない。家族に人気のある父親というのは、ほかの人たちにも人気のある人でなければならない。家族だろうが周りの人だろうが関係なく好かれる人間でなければ、家の人間にも好かれない。


◎かつては、結婚しているという事実が、生きるうえで重要な時代があった。しかし今では、女の人でも十分な収入を得ることができるし、男の人が結婚をしていないからといって社会的に不利になるようなこともない。
老後についても、かつては家族が面倒を見るのが当たり前だったが、いまでは家族よりもお金を大事にする時代。


◎家族は人生を楽しくするための手段の一つ。もし結婚し家族と暮らしていきたいのならば、人間的な魅力という「実力」を磨かなくてはならない。


◎今の政治家にとって一番大事なのは、ただ当選すること。どうしてもお金のない人に有利な政治が行われやすい。お金がない人を優先すると、お金のある人に不利な政策がとられる。これは経済の活力を失わせてしまう。


http://bukupe.com/summary/503

15秒で訓練なしにできる記憶力を倍増させる方法

2011年06月20日 13時16分15秒 | Weblog
繰り返しはあまり役に立たない

 ものを覚えるのに、今でも頻繁に使われる方法に《繰り返す》というのがある。
 これは思ったほど(一般に思われているほど)効果がない。
 
 記憶システムを短期記憶と長期記憶から構成されるものとするレトロな二重貯蔵モデルにおいては,繰り返し唱えたり書きなぐったりして、記憶したい情報を反復することで,短期記憶から情報が失われないようにすると同時にその情報を長期記憶へと転送させるのだと考えられていた。
 ところが,情報を単に反復することに時間を費やしても,必ずしもそれが記憶として定着するわけではないことがその後分かってきた。
 現在では,こうした《繰り返し》は維持リハーサル maintenance rehearsal(または1次リハーサル primary rehearsal)と呼ばれ,情報を短期記憶に一時的に保持させるに過ぎないと考えられている。


記憶技法はめんどい

 情報を長期記憶に送り込むには、同一の符号系列の単純な反復である維持リハーサルではなく、情報に対するイメージの構成や意味的処理によって既有知識と関連づける精緻化リハーサルが有効である。
 記憶したい情報を相互に関連づけたり情報の意味づけを行う、いわゆる《深い処理》にあたるものだ。
 単語のスペルや音韻に注意したり,繰り返し読み上げたり書き写したりするような「浅い」処理を行うよりも,意味を考えたり,イメージしたり、自分の経験と関連づけるような「深い」処理を行う方が,その単語の保持成績は優れたものになる。
 記憶したいものをカテゴリーに分類したり,記憶すべき項目をあらかじめ決めた場所に置いたり,各単語や単語リストのイメージを作るというイメージ化することも、これにあたる。
 いわゆる記憶技法や記憶方略として知られているものは、この《深い処理》をプロセスに含んでいる。
 
 しかし問題は残る。
 
 記憶技法は、それなりの準備や訓練を必要とするものが多い。
 《深い処理》自体が難易度が高い方法だったり、そうでなくても手間暇がかかることが多い(手間暇をかけ、簡単にすまさないから「深い」処理になるのだとすら言える)。
 記憶技法や記憶方略は、それぞれに効果のあるものなのだが、思ったほど普及しないのは、ぶっちゃけ「面倒くさい」からである。
 
 では、とりあえず《繰り返す》よりはましで、《深い処理》ほど面倒くさくない方法はないのだろうか?
 
 もっとずっとシンプルで、特別な訓練も、特殊な準備も必要のないものは?
 
 
ただ《持っておく》こと

 紹介するのは、あまりに地味なので、意外に知られていない方法である。
 

 A.誰かに読み上げてもらった単語を、すぐに復唱する
 
 B.誰かに読み上げてもらった単語を、15秒間待ってから、復唱する
 

 これはすぐに実験できるから、AとBをどちらも試してみよう。
 
 Bのやり方の方が、圧倒的に記憶に残る。
 違いは「15秒間待つ」ことだけである。
 
 
 短期記憶に情報が保持される時間はかなり短く、通常15秒(長くても30秒)程度と考えられている。
 それを超えて記憶を保持しようとすれば、情報を処理せざるを得ない。
 記憶したい情報をただ流すのでなく、少しの間「持っておく」ことで、情報処理プロセスを作動させる訳である。
 

4つの基本技

 では「15秒待つ」ことを組み込んだ記憶法の4つあげよう。
 4つというのは2種類のインプット(聞く/読む)と2種類のアウトプット(言う/書く)を掛け合わせた数である。
 どれもシンプルな方法なので、いろんな記憶技法や記憶方略と組み合わせることも簡単である。


(1)delayed repetition 聞く→言う

 時間差復唱。
 耳で聞いた情報(たとえば単語や文)を、15秒待ってから、復唱する。
 
 
(2)delayed dictation 聞く→書く

 時間差ディクテーション。
 耳で聞いた情報(たとえば単語や文)を、すぐに書き留めるのでなく、15秒待ってから、書き出す。
 

(3)delayed copying 読む→書く

 遅延写経。
 読んだ情報(たとえば文字や単語や文や数式など)を、すぐに書き写すのでなく、15秒間待ってから、何も見ずに書き出す。


(4)Read & look-up 読む→言う

 時間差音読。
 読んだ情報(たとえば文字や単語や文や数式など)を、すぐに発音/発声するのでなく、15秒間待ってから、何も見ずに唱える。

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