福井のお菓子教室 Petite Maison Blanche(プティメゾンブランシュ)

福井市内の自宅にて、お菓子教室をしています。
お菓子教室のご案内、薔薇の庭など日々の事まで綴っています。

ウィーン 4日目♪

2017-01-13 | ウィーン旅行


この日も9時から活動。
路面電車に乗って移動します。
ウィーンは、とてもコンパクトにまとまっているので、路面電車でパパッと移動してしまえば時間短縮が出来て便利でした。
歩いても全然行ける距離みたいですよ。
しかも、24、48,72時間フリーパスというウィーンカードがあり、有効時間内なら、市内の地下鉄、路面電車、バス、Sバーンに乗り放題出来るのです。
使い始めの1回だけ刻印機で時刻をパンチするだけでOK。
なので、とっても楽チンでした。
しかも子供は無料。


この日の朝一番の目的地は、ベルヴェデーレ宮殿。(上宮)
対オスマン・トルコ戦などで功を成した軍人オイゲン公が、ヨハン・ルーカス・フォン・ヒルデブラントに造らせた夏の離宮。
ここは、世界最大のクリムトコレクションを堪能出来るのです。
絵に詳しいわけでもなんでもないのですが、ここだけはどうしても見てみたくて。
他にも色々行ってみたい美術館はあったのですが、子供連れではとても無理...
なので1ケ所だけ美術鑑賞を予定に入れました。




広い庭園。
この時期は寂しい感じ...夏に来たらきっと綺麗なんでしょうね。
道も所々、凍っていました。


中の絵は、全て撮影不可でしたが、これだけは、写真撮影用にありました。
この絵が一番観たかったので、勿論記念撮影もしました♪
ナポレオンの絵もありましたよ~
ほら、教科書にも載っていた白い馬に乗ったナポレオンの絵です。
かなり大きな絵でしたよ。
大満足でした~♪


次は、子供たちの為に行った所。「ハウス・デア・ムジーク(音楽館)」
自分で音を出したりと体験出来る場所。
あと、この建物は、作曲家で指揮者のオットー・ニコライが住んでいた場所で、彼が中心となりウィーン・フィルが結成されたそうです。

上の写真は、大型スクリーンに映るウィーン・フィルを指揮出来るコーナーに挑戦中!
曲目を選んで指揮台に乗り、音に合わせて指揮棒を振っています。
結構難しそうでした。
あんまり適当にすると、オーケストラの人が怒り出して、演奏をやめてしまったり。
結構楽しめました♪


ここは、階段がピアノになっていました♪
楽しい♪


ここは、「ザッハー」。
ランチとザッハトルテを食べに来ました。


内装はこんな感じで、とってもエレガントな雰囲気でした。


ランチはサンドウイッチなど。


私のメイン、ザッハトルテ。
ここもグラズールは結構厚め。
無糖の生クリームがこんなにたっぷりと添えられていました。
色んな口コミがありますが、私はこのザッハトルテ好みでした!!
甘さも丁度良く、何よりしっとりとしていて生クリームとこれがまたよく合う!
ザッハホテルのほうは、デメルと違って、間にアプリコットジャムがサンドしてあるのですが、全然甘過ぎない。
むしろ丁度良い酸味が効いています。
これは、私1人でもあっさり食べれてしまいそうでした♪


ザッハーからのホテルへの帰り道。
すごく近かったです。
急に冷たい強い風が吹き始めて、かなり寒がっている写真。
ウィーンでは、本当に全身毛皮、のようなマダムが多くいましたよ。
こういう強い風が吹いたり、吹雪いたりしたら、毛皮の帽子を被りたくなるのが分かりました。 
私もウサギちゃんの毛のファーをしていたのですが、本当に手放せませんでした

前日までの疲れもきて、この日はまだ14時過ぎ頃でしたが、グッタリしてしまい、ホテルに戻って休憩しました。
少し子供たちとお昼寝しました。その間、夫は1人、見たい建築があるとかで出掛けて行きました。



この辺り全てがアートのようになっている所に行っていたみたいです。

夜は、ウィーン最後の夜なので、お腹はそんなに減らないけれど、美味しいところに食べに行く事になりました。
本当は、この日にも、モーツアルトコンサート(伝統的な衣装を着た人達が演奏するのです)があったので、聴きに行きたかったのですが、無理でした...
子供たちは、ハーモニーホールのは一緒に行くけれど、旅行に来てまでは、聴きたくないらしく...
まだ少し早かったかな。
しつこくスケートにまた行きたい!!と言っていましたが、却下


「プラフッタ」という「ターフェルシュピッツ」という有名な肉料理のレストランへ。
とても雰囲気のいいお店でした。
金曜の夜だし、人気店なのか、かなりの混雑でした。


最後の夜は、ウィーンのビールで乾杯♪


これが、ターフェルシュピッツという肉料理。
ローリエ、セロリ、玉ねぎと2~3時間かけて煮込んだ薄味のボイルドビーフを、独自のクリーミーなソースと合わせて食べます。
日本ではなかなか味わえないと、書いてあったので、是非食べてみたかったのです。
この銅鍋の中に、お肉、野菜、骨髄入りの骨が入っています。 


まずは、スープをスープ皿に入れて食べます。

次に、骨髄を黒パントーストに塗り、塩コショウでいただきます。
最後に、お肉をお皿に取り出し、ベーコンとジャガイモの付け合わせ(写真左上)をのせて、ソースをかけて食べます。
ソースは、マヨネーズベースのソースとリンゴと西洋わさびのソースでした。
ソースは、あまり好きな味ではなかったけれど、スープもお肉もとっても美味しかったです!
お肉がトロトロの柔らかさでした~




子供たちのリクエストのパスタ。
頼んだのは、サラダも入れて3品だけなのですが、ボリュームがスゴイのです...
お腹いっぱいでした
食欲はあまりなかったけれど、行ってみて良かったです♪
楽しいウィーンの最後の夜を過ごすことが出来ました♪


レストランも歩いて行く事が出来たのですが、少し雪がちらついていました。
ウィーンに来て、初めての雪でした。
かなり寒い夜でしたー
ホテルの前の大通りの夜景。綺麗~