塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

藤田信の姿を思い出しながら考えた事柄

2018-04-28 01:39:10 | 日記
 過去、長野パルセイロのFWに藤田信という選手がいました。

 彼は山口県の出身で、石川県にあるフェルボローザ石川・白山というクラブで実力を発揮し、長野パルセイロに移籍し、その後は上田ジェンシェンに在籍、2017シーズンはリベルタス千曲でプレイしました。

 他県から来た選手が、長野に根っこを張って戦うことは凄いと思うのですが、僕の思いは別のところにあります。

 藤田信と書いて「フジタマコト」と読むのですが、熱心なファンは

 「必殺仕事人」

 と呼んで慕っていました。

 そう、名優の藤田まことにそのニックネームの由来があるのですが、チャントも当然ありましたよ。

 「フジタ、フジタマコト、ゴールを決めろ!フジタのゴールが見たい!オンリーユー!!」

 些か異なる部分があるかもしれませんが、藤田信のチャントはトキオのデビュー曲「ラブ・ユー・オンリー」であり、当時の南長野では皆で良く歌っていましたね。

 そう、僕が今回テーマにしたいことは

 サッカー選手への応援歌、チャント
 その題材にした歌手、グループが何かしらの不祥事を起こした際は、チャントをすぐに切り替えるべきだろうか

 というものです。

 トキオはしばらくの間、4名で活動することが決定的ですし、もし他のJクラブで彼らの楽曲を使っているならば、やはり不謹慎という意味合いが強いと思います。

 ただ、パルセイロは今でも

 「オー・パルセイロ、勝利を掴もう!仲間を信じて恐れずに、進もう俺たちと!!」

 というようにトキオの楽曲(花唄というのでしょうか)を用いていますから、難しい選択ですね。

 僕個人はそこまで神経質になることもない気がしますが、皆さんはどう感じるでしょうか。
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改めて思う日本とマルセイユの距離

2018-04-27 01:21:22 | 日記
 日本人は酒井宏樹が日本代表の中心人物だからこそ、彼の具合を心配します。

 一方でマルセイユのファンは、この日本代表が流す汗を賞賛し、彼の具合を心配します。

 もしマルセイユがヨーロッパリーグの決勝に進出すれば、アーセナルからアトレティコ・マドリードのいずれかと対戦しますが、彼らはあのドログバ在籍時の2004年にも決勝にたどり着いています。

 その時の対戦相手はラファエル・ベニテスが率いるバレンシアで、アトレティコが進出すれば、スペインのクラブに敗れた嫌な記憶を払拭できる大きな機会となります。

 マルセイユの指揮官はアラン・ペランだったと記憶しています。

 リーグ1では珍しい「フラット3」の導入でクラブを掌握したペランは、フランスきっての人気クラブでも一定の評価を得ますが、リーグ1を制覇するには、更に6年の時間を費やします。

 そう、デシャン政権発足の年でした。

 ガラタサライもそうですが、ファンは敗れることがあることは理解しているでしょう。

 彼らは敗れる事に悪態をつくのではなく

 選手が汗でジャージを濡らしていない中での敗戦
 敵地で為す術なく敗れる事

 を毛嫌いしているわけです。

 よく考えますと、マルセイユには酒井だけでなく、レッズに在籍したバジール・ボリ、同じく日本代表とアントラーズで活躍した中田浩二と、日本と縁のある感じがします。

 PSGが優勝してもどこか白けているフランスですが、マルセイユの優勝はパリ以外で多くの祝福が聞こえるはずです。

 その際、アル・ケライフィがどう動くのか、案外ネイマールにレアルに移籍する最初の瞬間かもしれませんね。
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ユナイテッド、さっぱりわからない補強の指針

2018-04-27 01:02:47 | 日記
 マンチェスター・ユナイテッドの移籍オペレーションは近年、まさに不可解な事例が多いと言えます。

 ファン・ハール政権では、メンフィス・デパイとヴァスティン・シュバインシュタイガーが、クラブに大きな有益をもたらすを思われました。

 前者は伝統の背番号7を背負う
 後者はマイケル・キャリックに頼りがちな中盤センターを劇的に向上させる

 すべては暗転の形で終えてしまいました。

 モウリーニョ政権発足後も、交換トレードのような形でヘンリク・ムヒタリアンとアレクシス・サンチェスを入れ替えた一方で、モウリーニョは

 1・ポール・ポグバとの関係が悪化していると喧伝される
 2・アンソニー・マルシアルの移籍を認める

 という形で今夏を過ごすようです。

 通常、ここまで金銭的に無頓着、言い換えれば相当額を費やした選手たちをここまで短期で手放すとなれば、イブラのように、すでに代役がいて退団ではないわけですから

 骨格をなさないクラブ

 としてむしろモウリーニョが困るのではないでしょうか。

 ユナイテッドはデロイト・トーマツの統計で毎年常にトップ3をキープし続けていますが、これでは財政事情は自分たちで悪化させているようなものです。

 かつて隆盛を誇ったアカデミーの運営も聞かれなくなり、アディダス、シボレーなど潤沢な資金を提供するスポンサーも、今後の身の振り方を考えているかもしれません。

 シティがプレミアで優勝
 リバプールがチャンピオンズ・リーグで決勝進出が近い

 これらを考えた場合、ユナイテッドの優位性は薄まっていきますよね。

 特にリバプールが欧州王者に輝けば、しきりにからかわれるのは目に見えていますから。
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マンネリを破るために悪戦苦闘

2018-04-26 00:12:40 | 日記
 日清食品と言えば、インスタントラーメンの礎を築いた会社ですよね。

 僕は日清食品のラーメンと言えば「チキン・ラーメン」を一番に連想しますが、実は近年の売上は横ばいだそうです。
 
 皆さんはラ王やカップ・ヌードルを購入する機会が多いのでしょうか。

 最近までは新垣結衣さんが広告塔に起用されていましたが、今はマスコットが悪い鳥になって大暴れ、というアニメーションのCMに切り替わっています。

 担当者の方はキャラクターの表情を変化させることで、チキンラーメンを食べない消費者にチキンラーメンを訴求したいと考え、あの形にしたと聞きました。

 簡単に言えば、チキンラーメンは「マンネリ」化しており、担当者の方も停滞感を打破したいと思ったんでしょうね。

 確かに他の袋ラーメンには様々な味がありますし、カップヌードルにはカロリーオフやトム・ヤンクンなど、海外の味も多数存在しますが、チキンラーメンは今も昔もあの形を維持しています。

 でも、それは凄い事でもあるわけですが。

 Jリーグが平日の金曜開催や、ダ・ゾーンとの契約を締結したのも

 「マンネリではいけない」
 「常連以外のファンを作りたい」

 という意図の下で行った行為です。

 やべっちFCでも見られていますが、既に日本代表の影響力はなく、それある意味各国代表も同様なのですが、彼らはクラブの状況をつぶさに観察し、日常とサッカーが繋がっていますからね。

 ただ、選手や指揮官にしわ寄せがきてもいけませんし、変えなくても良い部分があればそれは残しても良い、くらいのゆとりがあっても良い気がします。

 需要は盛んに調べてみても、手がけたころにはすでに新しい流行が現れるかもしれませんから。
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ニューバランス、早くも来季のリバプールモデルを発表する

2018-04-26 00:02:52 | 日記
 ニューバランスが先陣をきる形で、来季のリバプールのホーム用ジャージを公表しました。

 従来の赤よりもボルドーに近い色彩が特徴で、仮に欧州王者に輝いたならば、来季モデルの予約は相当数に上るでしょうし、なにより今季のホームモデルも更に欲しいと考えるファンもいるかもしれません。

 昔は今ほどファン・グッズの認識が低く、モデル・チェンジ自体頻度は高くありませんでした。

 黎明期のスタジアムでは背広に山高帽で観戦することが当然ですし、女性の観戦者はまずいませんでした。

 それでも80年代から90年代になると、ユナイテッドが今では当然となった

 「マーチャンダイジング」

 という概念を生み出し、

 クラブはよりよいスポンサーを見つけて、魅力的と思える商品を提供すること
 メガ・ショップを用意し、「しこたま」グッズを陳列する

 という形が一般的になり、今では当然インターネットが最重要視される形となりました。

 僕は良く本屋に出かけますが、昔ながらのこじんまりとした本屋さんが好きですね。

 店舗が小さければ書棚を見渡すことが容易ですし、ああこんな本があるのか、という新しい発見もあります。

 パルセイロの試合を見て、買う、買わないはともかく、篠ノ井駅前の「すぐじ書店」に立ち寄るのも、新しい本を探す喜びがあるためです。

 セビージャがナイキと契約するならば、ニューバランスにとってリバプールはポルトとセルティックと並び、最重要クラブになるのでしょう。

 ちなみに2005年時の優勝を支えたスポンサーであるリーボックが、今はフィットネスに特化している面を思うと、時代に併せた業務体形という物を考えさせられます。
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