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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

この時期サッカージャージを見ると、あの光景を思います

2021-07-10 21:47:36 | 日記
 7月は勤務先近辺の高校が、一斉に文化祭を迎えます。

 最近はそうでもなかったのですが、今年は欧州サッカークラブの「ぱちもん」を、クラス全員で着用という風景が多く見られました。

 ぱちもん、バッタもん、そして海賊版。

 どれも非正規品であり、ブランドからすれば撲滅したい商品に違いありませんが、かといつてサッカーに関心のない学生が、オフィシャルを購入するのは難しい、僕だって高いなあと思うくらいですから。

 日本代表が廉価版のコンフィットTシャツを随時設けるのは

 1・日本代表を応援したい
 2・でもマーキングやオーセンティックを希望するほどのサッカー好きではない
 3・従ってレプリカでも価格が高い

 と思うファンのためでしょうね。

 インテル、レアル、バルサの3クラブの「ぱちもん」を着ている学生たちを見かけましたが、発案者はサッカー部員なのでしょうか。

 僕もはみ出し者だったにもかかわらず、文化祭で揃いのTシャツを着用とすることで集金され、意味なく

 「諸行無常の響き」

 を感じたものです。

 たかだか文化祭の数日、皆で同じシャツを着用したからといって連帯や意思疎通ができるならば、誰も苦労はしませんし政治も混乱をきたさないに決まっています。

 僕のような友人のいないはみ出し者は、クラス行事にも出なかったので、勝手に校外に出て(文化祭のため正規の時間割ではないためですよ)、靴屋やディスカウント店を彷徨って時間をつぶしていましたね。

 当時はディスカウント店にも品揃えに個性があったものですが、今はどこでも同じ品しかみなくなりました。

 ちなみにサッカー・ジャージでいえば、メッシのレプリカはいつの時代でも売れゆきは好調でしょうが、コパ・アメリカで優勝し無冠を返上できるでしょうか。
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日本の民度は高いのかもしれませんね

2021-07-10 21:18:45 | 日記
 日本のサービス業は世界一、という声すらあります。

 僕は海外旅行の経験がありませんが、現地でプレゼント包装を依頼しても、日本のような美しい仕上がりにはならないといいます。

 例えばビッグカメラやヤマダに代表される家電量販店。

 過去、トヨタカップで来日したクラブ、サンパウロやミランの選手たちは時間ができると家電量販店で最新鋭の商品を見て回ることが楽しみだったといいます。

 それはソニーやパナソニック、日立といった日本企業の信用度だけでなく、店員の応対が親切で朗らかだからでしょうか。

 侮蔑問題の選手が登場したことで世論が別れるフランス。

 フランスにも家電量販店はありますが、例えば店員は掃除機のセクション、パソコンのセクション、冷蔵庫のセクションにいるものの、昼休みや手洗いなどで席を外れる時間は当然あります。

 日本ならば他のセクションの従業員に相談しても、しっかり対応してくれますよね。

 でもフランスですと

 「それは俺の担当じゃないから」
 「彼が戻ってくるまでそこにいたら」

 と実につっけんどんな対応をするといいます。

 海外からすればある意味で過剰対応
 日本からすれば海外はそっけない態度

 という自己矛盾があるんですね。

 理由はしりませんが、フランスに限らず欧州ではどう考えても自分に過ちの理由があっても、絶対に絶対に!自分からは謝罪をしないといいます。

 それが訴訟の問題なのか、単なる個人の面子に起因しているのか定かではありません。

 確か昔、金子達仁がサッカーのため渡英した際、高速道路で追突されたにもかかわらず、追突した側の人間(女性)は、車から出てくる気配は全くなく、金子さんたちの安否すら確認しなかった。

 という話を文春が刊行した「ベスト・セレクション」に掲載されていたはずですが。

 なんだ、日本の方が民度高いと思いませんか。

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どうなる、東京五輪

2021-07-10 20:56:11 | 日記
 明日、両親がコロナウイルスのワクチン接種を行います。

 既に2度目の予約も完了しているようで、まずは様子見というところでしょうか。

 五輪が迫る中、無観客、緊急事態宣言、各国要人やスポンサーの開会式参加など、至るところで綻びが透けて見える形となっている現状、今後事態はどう変化してゆくでしょうか。

 エンブレム盗作疑惑
 舛添知事から小池都知事への首長交代
 新国立競技場建設問題

 あらゆる問題が噴出し、その都度大きく騒がれましたが何とか取り繕ってきたものの、ウイルスには勝利できなかったと見るべきなのか、それでも開催にこぎつけた事を敢闘したと考えるべきなのか。

 それは大会終了後まで待つ必要があります。

 僕は欲を言えば単独開催で、2002年以来となるワールドカップ日本開催があれば良いなあと思っています。

 ただ開催が決まっても、その準備期間におけるアクシデントを考慮すれば、立候補すること時代が無謀と言えます。

 別にコロナウイルスという、全世界で対応する問題だけでなく

 台風や地震、大雨という日本特有の気象問題
 五輪に見られる、当初の目論見通りにならない運営費

 を念頭に置けば、ワールドカップはおろか、1992年広島大会以来となるアジアカップの招致すら難しいように思えます。

 そう考えますと、2019年のラグビー・ワールドカップは凄い偉業だったと感じざるを得ません。

 コカコーラやアサヒビールなどスポンサー筋は無観客に失望しているでしょうが、アディダスやアシックスなどの用具ブランドはまずますという塩梅でしょうか。

 本来ならば各国選手団の公式スーツや新作シューズ、スパイクの登場が楽しみになりますが、そんな悠長な意見を唱えることすら難しいのが、今回の五輪ではないでしょうか。
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