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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

スコットランドに新天地を求めた古橋享梧

2021-07-23 19:45:08 | 日記
 古橋享梧はセルティックでの新シーズンを、非常に楽しみにしているといいます。

 ただ、セルティックが神戸に支払う契約解除金は7億円と、J1史上屈指の高額ですから、その金額に悩まないでいてほしいですね。

 しかし、古橋は外国籍選手です。

 Jリーグでも外国籍選手は「外国籍」というだけで大きく批判されますし、僕個人はこの現象はアンフェアだと思うのですが、実は競技に限らず外国籍選手への意見は辛らつです。

 その国の選手を押しのけている
 支度金に相当の金額をかけている

 など理由は様々なのでしょうが、古橋は今何を思うでしょうが。

 アンジェ・ポステコグルー新監督の結果次第では、国籍関係なくJ1の指揮官がスコットランドを軸に、欧州に転出するかもしれません。

 そのオーストリア人指揮官に課されたミッションは、古橋以上に重要かつ煩雑です。

 何しろセルティックは2019-20シーズンは無冠である上に

 1・無敗優勝でリーグ戦を終えたレインジャーズを追いかける
 2・そのレインジャーズは過去、破産の問題もあってセルティックの相手ではなかった
 3・従っレインジャーズの後追いは屈辱的である

 事を考慮すると、F・マリノス時代より素早く、戦術を浸透させ同時に有効な練習を与えねばなりません。

 古橋もポステコグルーも、厳しいスコットランドの寒さだけでなく

 「オールドファームの重要性」

 を認識することも、すぐに求められるのでしょうか。

 Jリーグと欧州各国のカレンダー相違が、ここにも関与する形になり、神戸はF・マリノスから19年リーグMVPの仲川を獲得しようとしましたが、彼は残留する模様です。

 7億円の使い道はどうやら今冬に持ち越されるようですが、神戸はまずチャンピオンズ・リーグ出場を得ることが最優先になりそうですね。
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ブランドロゴはそのままか、消すべきか、どちらが適しているでしょうか

2021-07-23 15:15:42 | 日記
 アディダスとプーマ、そしてアシックスが契約選手に「赤」のスパイクを提供しています。

 日の丸を意識しての提供でしょうか。

 サッカー・スパイクは高野連とは異なり、高校総体、冬の選手権関係なくブランド・ロゴを消す必要もなく、自分の好み、足にあうスパイクで試合に出場できます。

 最近、高校球児が黒一色だったベースボール・スパイクに(遅すぎの決断という批判はないのでしょうか)、白も選択できるという決断が下され、非常に好評のようです。

 ただ、ゼットだとかミズノだとか、ブランド・ロゴはあくまで「教育的観念」から逸脱すると思われているのか、消す必要がある点はまだ続いているようですが。

 サッカーも「教育的観念」の下で、大きな大会が運営されているように思えますが、ここまで生徒たちが着用する靴、ジャージに隔たりがあることは、本当に不思議です。

 この酷暑、野球は常にアンダーシャツやストッキングを着用しますが、サッカーは基本、再生ポリエステルのクール・ドライシャツ、たった一着で済む話ですしね。

 よく高校生のスパイク人気度が、スパイク専門サイトで話題になります。

 人気はモレリア、モナルシーダのミズノが挙げられますが、ナイキだろうがアンブロだろうがヒュンメルだろうが、ブランド・ロゴを消す必要がないからこその統計ですよね。

 アンダーアーマーやニューバランスのように、これから市場を考慮するでろうブランドは、学生の着用から自社のシェアと人気度、改善点を確認できるので、むしろありがたいのではないでしょうか。

 それはバッシュも同様で、日本では従来アシックスの人気が高いと聞いています。

 しかし、NBAではナイキの着用率が多く、日本代表もジャージ契約がアンダーアーマーからナイキに変更となり、今度はより部活動に即した展開をするように思います。

 僕からすると「野球だけどうして」と用具に関しては思いますね。
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岩渕真奈、背番号10の責任を果たす

2021-07-23 09:58:43 | 日記
 カナダ女子五輪代表との試合で背番号10の責任を果たした岩渕真奈。

 彼女は現在、イングランドのアーセナル・レディーズに在籍しています。

 岩渕はアンダーのg頃から世界的名手として認知されていますし、サッカーにおいて背格好や体の大きさが、必ずしも有利な条件にはならないことを証明してきました。

 アーセナルはその実力ある選手を獲得しただけにすぎないのかもしれません。

 しかし、過去には大野忍と近賀ゆかり、ふたりの日本代表選手が在籍(大野はフランスのリヨンにも在籍経験があります)していましたから、土壌はあったのかもしれません。

 先日もお話ししたように、異国の選手を獲得して成功例が生まれると、後から加入する選手の心理的負担は相当減少します。

 ですから長谷川唯がミランに移籍し、これからの活躍度によってはミランがWEリーグにどんどん偵察を派遣するかもしれません。

 (長野パルセイロ・レディースに復帰する國澤志乃も、サンマリノというイタリアでプレイし主将となりました、その影響も今後でてくるかもしれませんね)

 アジアとオセアニアは欧州と中南米から遅れている、と過去常に指摘されてきました。

 確かにその通りでしょうが、ニュージーランド五輪代表が韓国五輪代表に1-0で勝利したように、世界的にみて楽に勝利できる、という風潮はどんどん削減されてゆくと思います。

 日本もアンダー、五輪、ワールドカップで好成績を求めるならば、心のどこかに生じかねない対戦国への認識不足を排除する、その心構えが不可欠ではないでしょうか。
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改めて思う五輪の価値

2021-07-23 09:47:36 | 日記
 ブラジル五輪代表にオーバーエイジで参戦しているダニ・アウベス。

 彼は38歳にして初の五輪代表になる一方、日本五輪代表主将、吉田麻也は3度目の参戦と同じオーバーエイジでも様相は異なります。

 僕が思うのは、五輪はFIFAの管轄外ではありますが、むしろワールドカップよりも厳しい、独特の大会と感じます。

 招集選手が18名、今回は特例で22名ですが、この18選手で原則中2日の日程をこなす必要があります。

 また、五輪出場国は16カ国ですが、ワールドカップでいいますと

 1994年米国大会までは24カ国
 1998年フランス大会からは32カ国
 2026年米国、カナダ、メキシコ3カ国共催大会からは48カ国

 というように拡大の一途です。

 現在の32カ国フォーマットは最適の形と指摘されているように、米国ワールドカップまでの24カ国、つまり得失点、成績も考慮してリーグ戦3位の代表にもトーナメント進出の可能性がある。

 形よりも、4カ国を8グループに分けで上位2カ国は16強、という形は単純明快です。

 それが48カ国、五輪の3倍ですからより煩雑な形となります。

 しかし、五輪が16カ国以上に門戸を広げる、という話にはなりませんし、規模や優勝の価値はワールドカップよりもはるかに劣るにせよ、むしろ五輪に出場することの方が困難。

 という側面があるでしょうね。

 ただ2008年のバルセロナとアルゼンチン代表、そしてメッシの事例があるように

 メッシは金メダルを得た。ただそれだけのこと
 バルセロナは北京に行くことを快く思わない
 代表は彼の力で金メダルを防衛したかった

 というように、これだけ参加が厳しいにも関わらず、評価はさほどでもない、という大会は珍しいですよね。

 日本代表選手たちの奮闘が報われてくれると良いのですが。
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