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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

女子五輪代表の鮮やかな赤いストッキング

2021-07-27 21:21:08 | 日記
 日本女子五輪代表は、チリ女子五輪代表戦をアウエイ・ジャージで戦っています。

 赤のストッキングが強烈で、ジャージの白と合わせますと文字通り「日の丸」をアディダス・ジャパンが相当意識したであろう事がわかります。

 明日、男子はフランス五輪代表と対戦しますが、彼らも同様にアウエイ・モデルを着用するのでしょうか。

 ジャージを見ていますと、A代表と五輪代表共通スポンサーでない国も多いですね。

 例えばメキシコ五輪代表は中国企業の「リーニン」でしたが、A代表はアディダスのはずです。

 またセレソンは五輪代表もA代表もナイキですが、フットサルは自国企業のペナルティでしね。

 チリ女子五輪代表は国旗は確認できましたが、ブランド・マークまでは識別できませんでしたは、監督はニューバランスのジャージを着用していましたから、恐らくニューバランスの提供なのでしょう。

 日本サッカーは、男女とパラリンピックにおいて全て
 
 「統一デザインジャージ」

 で挑みますが、この決断も活気的と言えます。

 バスケットボールでは、NBAダラス・マーベリクスに在籍する、スロベニア代表のルカ・ドンチッチのジャージに関する問い合わせが、何とスロベニア大使館にまで届いていると聞きます。

 彼は既にレアル・マドリードで欧州王者に輝き、NBAでも抜群の知名度を誇ります。

 ダラス・マーベリクスにはかつて、ドイツ代表の大エースであるダーク・ノビツキーという偉大な先輩が在籍していましたが、彼も後輩の活躍をほほえましく思っているでしょうね。

 日本サッカーも躍進し、ジャージが大きな売り上げを伸ばすくらいの結果が欲しいですね。

 明日のフランス戦は当然ですが油断はなりませんから。
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岩渕真奈とあの名手の動きが重なります

2021-07-27 21:03:47 | 日記
 1994年ワールドカップ、イタリア代表は第2戦のノルウエー戦において、GKのジャンルカ・パリュウカがレッドカードで退場となります。

 退場の理由は、ゾーン・プレスの根幹となる「オフサイド・トラップ」の掛け損ないであり、指揮官アリゴ・サッキはジャンルカ・パリュウカの代役として第2GKのルカ・マルケジャーニを投入します。

 しかも全世界が驚愕したのは、前半21分のこの退場劇でベンチに下がるのが背番号10のロベルト・バッジョであり、おまけにバッジョがつぶやいた一言

 「こいつは狂っている」

 が読唇術で露となり、恰好の話題になってしまいます。

 別の意味からすれば、サッキは意図的にバッジョを下げ、彼の体調を整える時間を与えたかったのかもしれません。

 ゾーン・プレスが当然組織的守備と攻撃されていることは知られていますが、皮肉も

 ミランではマルコ・ファンバステン
 代表ではロベルト・バッジョ

 という個人技が戦術を凌駕するという皮肉にも見舞われました。

 結果は準優勝でしたが、バッジョのファンタジーとテクニックが無ければ、イタリアは決勝に進むことはなかったに違いありません。

 ですから岩渕真奈という秀でた選手がテーピングで固定し、無理をして出場している姿を見ると、この時のバッジョの姿が重なるんですよね。

 簡単に言えば、高倉監督の戦術や伝達を無視することはできませんが、自分が今必要だと感じた事を実行する勇気も不可欠、という点でしょうか。

 どんどんトライし、ゴールに結びつくであろう動きを繰り返す。

 ゴールが生まれて勝利すれば、監督も納得するに違いありません。

 ただ、バッジョとサッキの関係はこの時点で完全に破綻していたことは、後に明らかになりますが。
 
 (参考資料 サッカーダイジェスト USA94 1次リーグ完全速報号)
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岩渕真奈のテーピング姿を見て

2021-07-27 20:46:42 | 日記
 NHK総合が中継している女子サッカー、日本代表対チリ代表を観戦しながらブログをしたためています。

 解説を担う岩清水梓が

 「日本は勝ち点3が不可欠です」
 「もっとラインを上げて、ペナルティエリアで仕掛る攻撃が必要です」

 を再三語っているように、レンジに入った瞬間シュートを放つ姿勢は良いと思うのですが、最後の詰めが確かに甘い印象です。

 ただ、思うんですよね。

 右脚だと思いますが、テーピングで頑丈に固めた状態で背番号10の重責を担う岩渕真奈に、攻撃のイマジネーションそのものを託している時点で、既にゲームプランはくるっているのではないかと。

 グレイト・ブリテン戦をベンチから見守る(途中出場の形でしたが)になったのも、中2日の日程を考慮した際、岩渕を2戦目は休ませてこのチリ代表との一戦を重要視する。

 というのが高倉監督の思惑なのかもしれません。

 簡単に言えば、岩渕真奈の体調は日程に耐えられるだけの根拠がなく、グレイト・ブリテン戦は温存せざるを得なかったということでしょうか。

 杉田や林、そして長谷川など、岩渕に劣らないプレー・ヴィジョンを持つ選手が先発していますし、実際杉田のシュートは惜しかったですよね。

 さすがにアンダー17,19ワールドカップでMVPを得ただけの実力者だと思います。

 その彼女をもってしても、どこかで岩渕に頼っているような印象が僕にはあります。

 アルゼンチン代表のレオ・メッシも、どんな体調でも最後は「メッシが何とかしてくれる」という依存の中に埋没していました。

 その依存が如実になったのが2018年ワールドカップだったわけですが、僕は日本女子五輪代表は、決してチリ女子五輪代表に屈しないと思います。

 ボックスエリアの前まではボールを運べているわけですから、あと一歩、この一歩が難しいのも承知してはいますよ。
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