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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

日本五輪代表、初戦は1-0で勝利

2021-07-22 22:29:18 | 日記
 最後の10分、攻勢に出た南アフリカ五輪代表に押された側面はあるものの、日本五輪代表はまず1-0で勝ち点3を得ました。

 途中交代になりましたが、サガン鳥栖の林大地、彼は今後も1トップで先発出場すると思います。

 彼は本来センターフォワードが持つ責任

 俺がシュートを打つ
 俺が得点を取る
 俺が相手センターバックを背負い、ファウル・トラブルを誘う

 という野心に満ち溢れており、その野心がプレイに鮮やかに反映されていると思います。

 頼もしいフォワードが生まれたなと思いますし、森保さんは今後A代表での登用も視野に入れているのではないでしょうか。
 
 久保の鮮やかな得点もうれしかったのですが、むしろ林の動きに僕は心躍られましたね。

 僕は同時に南アフリカ五輪代表のジャージに注目していました。

 ラグビー代表は2年前、日本開催のワールドカップで世界制覇を果たしましたが、サッカー同様に黄色の上着に緑のショートパンツ、といういで立ちでした。

 どうして僕が彼らのジャージに注目したか、といいますと、イタリアでピッチ、つまり芝生の色と同じジャージは禁止、という通達が成されたためです。

 これはサッスオーロが当てはまるわけですが、芝生を同じ色だからといって、ホームカラーを「はい。わかりました。迅速に変更します」などと言えるわけがありません。

 ユヴェントスやインテルはサード・ジャージ(インテルは2020年、4枚目のフォースモデルさえ誕生)も考えられますが、緑は排除という形になります。

 確かに見ようによっては、南アフリカ五輪代表のショート・パンツは、芝生と一体化しているようにみえますが、さすがにFIFAやUEFAがイタリアと同様の禁止令を出すことはないと思いますが。

 ちなみにメキシコ五輪代表は緑の上着ですが、同様のお達しが成されたとすれば、相当の反発で抵抗するでしょうね。
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日本五輪代表の強みを探って

2021-07-22 19:44:23 | 日記
 日本代表が海外リーグに在籍する選手が史上最多で得られる形は何でしょうか。

 僕は恐怖心と違和感だと思うのです。

 知られた話ですが、1996年のアトランタ五輪、中田英寿は第2戦で戦うナイジェリア代表と既にユース代表の段階で対戦し、目演繹がある一方で彼らの物足りなささえ感じていました。

 しかしGKの川口能活と中田以外の選手たちは、ピッチ上で疾走し躍動するナイジェリア代表選手たちに、畏怖を感じていました。

 だからこそ西野朗代表監督は、路木龍次に中田が要求した

 「もっとラインを押し上げてほしい」
 「そうでないと攻撃に移るのが遅くなる」

 をわがままと断罪したわけです。

 現在の日本五輪代表は、ドイツ、ベルギー、イタリアにスペインと欧州各国で戦う、つまり黒人選手の跳躍力、南米選手の欺き、白人選手の骨格など、多種多様な文化と構造に日常的に触れています。

 1996年現在と比べれば、当然J1も成熟し従来の韓国やブラジルから多くの外国籍選手が来日、という現象も過去の形になりつつあります。

 それでも相手守備陣との間合いや、セットプレーの壁の作り方、審判の判定傾向など欧州と日本、それぞれえ触れてきた経験と価値観が、これからNHKが中継する南アフリカ代表との一戦で、必ず実ると思います。

 韓国五輪代表がニュージーランド五輪代表に敗れたと聞きましたが、初戦で敗れることは勝ち点0という結果だけでなく

 そこから挽回するまでの期間が短い
 選手たちの心が暗く沈んでしまう

 というデメリットの方がより深いに違いありません。

 ホストとしての重圧、そして金メダルを狙う、この有言実行が成されるかどうかは、これからの90分でまず第一歩という形、ですね。
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夏に見られる自己矛盾

2021-07-22 15:25:33 | 日記
 ニュース番組は連日

 「熱中症でこれだけの人数が病院に搬送されました」
 「身の危険を感じる暑さです」
 「水分補給をこまめにお願いします」

 と訴えます。

 そして我が家がどうかと言えば、クーラーの効いた涼しい部屋で、照り付ける太陽の下でしたたり落ちる汗をぬぐう、高校野球を見ているという劇的なまでの矛盾が見られます。

 殺人的な暑さなのに、プロでもないアマチュアが必死にボールを追う理由は何でしょうか。

 プロが延長18回も戦わないのに、過去18回を戦い決着がつかずに、翌日、つまり休養日も与えられないまま再試合が行われたこと、ありましたよね。

 その時の選手たちは、日本全国から手紙や大声援が届いたといいます。

 繰り返しますが、アマチュアがプロでもしない練習、試合をする理由は何でしょうか。

 僕からすれば以前にも書きましたが、職業選択の自由がないドラフトや、炎天下の中で試合をし、観客や顧問、学校側もそれが当然と思っている節がさっぱりわかりません。

 僕が滑稽なだけ、でしょうか。

 日本サッカーも過去は「冬の選手権」のために、365日、盆、暮れ、正月さえ犠牲にして練習してきました。

 それは生徒たちが

 1・日本リーグはアマチュアだし、大学リーグでプレイはしないだろう
 2・社会に出たら働いてサッカーはしない
 3・日本一、国立競技場で戦える可能性は今しかない

 と考えていたためなのでしょうが、高校時代だからこそ、練習や試合以外にもっとやるべきこと、あるでしょうよと思うのですがね。

 今でもサッカー関係者は

 酷暑の中で試合する意味がない
 だからインターハイでサッカーはなくてもよい

 と唱える方がいらっしゃいますよね。

 このような理にかなうであろう意見は、感情抜きで冷静に議論すべきではないでしょうか。

 僕は酷暑の中で走り回ることは、得策ではないと思いますよ(競技に関係なく)
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日本五輪代表、遂に初戦の日を迎える

2021-07-22 15:15:37 | 日記
 今日、日本五輪代表が初戦を迎えます。

 歴代の五輪代表の中で金メダルに最も近い、最強の代表だと持ち上げる記事が目立ちます。

 その記事の根拠が仮に

 オーバーエイジの3選手登用が素晴らしい
 海外リーグ在籍の選手が過去と比較して一番多いため
 J1クラブでも主軸を張る選手が多いから

 では「根拠」ではないでしょう。

 森保監督が描く展開、戦術に人選が合致し、その選手たちが身体的に精神的のいずれでも、開催国の責務を負うだけの心構えがにじみあふれているから、なら話はわかりますが。

 心身いずれも充実しているのであれば

 審判に判定に詰め寄らず、冷静でいられる
 相手の汚いファウルにも毅然とした対処が可能
 仮に敗れても、試合後に会見を拒否しない

 という形になるでしょうしね。

 ただ、初戦の南アフリカ代表は新型コロナウイルスの影響が、もっとも色濃いサッカー代表国であり、すでに開始まで6時間をきっていますから、PCR検査を終えているはずです。

 現時点で没収試合になるという話は聞こえてきませんから、開催自体は可能なのでしょうが、彼らの動向はフランスとメキシコも注目しているに違いありません。

 女子五輪代表は、PK失敗、カナダ代表の2得点目がオフサイドの判定で覆るなど、ある種の運が味方し同点に追いつきました。

 米国女子代表が0-3でスウエーデン女子代表に敗れ、初戦から勝ち点0でスタートしたことを考えれば、勝ち点1を得た事が御の字なのかもしれません。

 ホストとしてみっともない試合ができないと、ある種の自縄自縛に陥る可能性は今日の南アフリカ戦でにも影響を及ぼす可能性もあるでしょう。

 その緊張が躍進の原動力になると良いなと感じています。
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