塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

イブラヒモビッチの自伝をめくって

2017-04-05 00:18:44 | 日記
 イブラヒモビッチの自伝「俺はスラタン」を店頭でめくってみました。

 日本語訳が小気味よいこともあるのでしょうが、実に興味深く、面白い内容だと思います。

 冒頭からグアルディオラとの軋轢、監督の意見を尊重「しすぎ」、彼から見ていると従順しているとしか思えないバルセロナの選手たち。

 そしてマンチェスターの地で再開したモウリーニョとの会話、そして雨中のエンニョ・タルディーニで自身が2ゴールを挙げて奪い取った2007-08シーズンのスクデット。

 いやあ、イブラヒモビッチが豪胆であり、冷静であり、そして肝が太いと思います。

 僕は失敗すると、すぐに落ち込みますし、クヨクヨしますし、自分でも肝っ玉の無さに呆れてしまいます。

 気分転換の際も、マイナスの出来事がふと脳裏に浮かび

 「ああ、これでは駄目だな」
 「気分転換すら上手くいかないのか」

 とまた自分を攻めてしまうのです。

 イブラヒモビッチもモウリーニョもそうですが

 「モウリーニョがこんなことを言った」
 「イブラがこんな行動にでた」

 と見出しに常に自分の名前が掲載される。

 彼らからすれば、すでに神経がマヒしているのかもしれませんが、僕からすればテレビでも新聞でも、面識すらない人物が、我が物顔で自分を罵倒、批判していれば、おっかなくて外出すら躊躇するでしょう。

 しかし、イブラヒモビッチは妻と子供の良い夫、父親であり、ユナイテッドの主力として認知されています。

 既に来季は米国でプレイすると言われていますが、果たしてモウリーニョがすんなりと彼を手放すでしょうか?

 もしそうだとすれば、我が物顔で批判していた連中は寂しくなるぜ、と彼の発言が聞こえてきそうな気がします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブランドロゴのデザインを考察する

2017-04-05 00:02:48 | 日記
 パトリックは2本線、アディダスは3本線、そしてプロケッズは4本線。

 ブランドは様々な形で自社ロゴを靴にデザインしますが、アディダスは当初、この3本線を商標登録していませんでした。

 ですから古着でコンバースの3本線の靴が見つかったら、それは凄い事で商標登録されている今では、絶対に復刻できません。

 商標登録が無いために、コンバースに限らず3本線は自由に刻印することができた時代があったんですね。

 こうして考えますと、新しい技術を模索するよりも、

 「自社ロゴを考える」
 「その刻印をどうやって見栄えをよくするか」

 を考える方が大変に感じます。

 ミズノのように、過去にⅯをかたどった形から、現行のランバードの形にするブランドもあれば、ナイキのようにスウッシュを臨機応変にデザインするなど、企業によって対応は様々です。

 今はスニーカーの技術が高まり

 ソールが光るスニーカー
 触れるとその部分の色彩が変化

 というように、新しい概念が次々と生まれています。

 アディダスがリヨンのジャージに夜光塗料を用いたことがありましたが、今後サッカーでも、新しいブランドロゴ、技術が僕たちを楽しませてくれるでしょう。

 言い換えれば技術、縫製の高さは偽物の撲滅にもつながると感じます。

 外観はマネできても、粗悪品はインソールも含めた履き心地と技術は搭載していませんから。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする