塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

運気を上げるための秘訣を探る

2017-04-12 17:33:56 | 日記
 人間は古来から「運気」を上昇させる術を探ってきました。

 それらが風水であり、長野市ならば戸隠、そして善光寺に代表される寺社であり、伝統的建築物に身をゆだねるものですね。

 僕は運気が下がったからといって、占いをしてもらうことも、自社に参拝することもありません。

 一方で本棚やタンスを見て

 「もう、これは手放そうかな」
 「誰かに着てもらう方が良さそうだ」

 と判断すれば、売却と処分をして物が入る空間と空気を作ります。

 確かに今思うと、本と雑誌に関してはどこかで、ああ、あれはとっておくべきだった、と感じることがあります。

 しかし、処分したものに関して後悔することの方が圧倒的に少なく、皆さんも思い出や持ち物に拘泥しない方が、案外良い結果が生まれると思いますよ。

 サッカーもクラブでは

 「余剰人員を整理して不満分子を移籍させる」
 「売却で得た資金を補強に費やす」

 事は日常ですが、これは空気の流れを良くする、つまり更衣室での軋轢を生まない、という意味があります。

 レアルではハメス・ロドリゲスがどうもジダンとの折り合いが良くない、と囁かれますが、彼からすれば扱いが中途半端だと感じているのでしょう。

 「アンチェロッティはもっと温かい人物だった」
 「90分出場を数試合続けてから、戦力か同課の判断をしてほしい」

 彼はそう感じていると思います。

 レアルのような優勝が当然とされるクラブは、選手と監督の軋轢、選手の恋愛、結婚などはメディアに恰好の題材となり、集中力をそがれてしまいます。

 人員整理は心が痛むものですが、その痛みをフロントは乗り越えなくてはいけません。
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世間に浸透しているトリックスという技法

2017-04-12 01:16:55 | 日記
 プーマが手掛ける「トリックス」は、彼らの専売特許というわけではありません。

 アディダスの愛用者であるレッズの槙野も同様の試みで注目されていますが、始まりはやはりNBAになります。

 ナイキやアディダスがオールスター・ゲームに出場する契約選手に、華やかな場面でファンの注目を集めるよう、ド派手なデザイン、この試合に用意した特別シューズを提供したことが元祖でしょうか。

 選手の方も
 
 左右で異なる色彩のバッシュを履く
 練習と試合で異なるバッシュを履く
 ブランドと新規契約を目指す選手たちのアピールの場

 など、様々な目的意識をもっています。

 バスケットもサッカーと同様に、ブランドからシューズだけでなく金銭までの提供を受けるのは、トップ・オブ・トップのみです。

 ナイキならばレブロン・ジェームズやケヴィン・デュラント
 アンダーアーマーらならステッフォン・カリー
 アディダスならばデリク・ローズ

 という面々でしょうね。

 ですから今まで契約していたブランドとの契約が満了した選手がオールスターに選出された際、練習の段階からどのブランドを履くかで、ファンは新しい契約先の目星を想像するわけです。

 サッカーでもアスレタやスボルメなど、スパイクで名を馳せる新しいブランドが続々と登場していますし、プーマもグリエーズマンという新しい顧客を掴みました。

 トリックスはストリートでも人気で、コンバースのチャックテイラーを左右別々に履く方も見られます。

 今後も新しいスパイクの履き方は模索されるでしょうね。
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東芝にみる財政問題とイタリアサッカー

2017-04-12 01:04:30 | 日記
 東芝が米国の原発事業で莫大な借金を背負い、苦闘しています。

 核となる白物家電はすでに売却し、半導体も他社に買い取ってもらう形で何とか資金を生もうとしています。

 2002年の韓日ワールドカップの際、パソコンを供給して自社製品に誇りを持っていた時代は、過去の栄光なのかもしれませんが、やはり時代の流れ、そして粉飾決済の痛手は簡単には癒えません。

 何だかパルマとフィオレンティーナ、そしてラツイオをこの事例から連想します。

 フィオレンティーナが会長であるチェッキゴーリの放漫経営で財政が悪化し、ルイ・コスタにトルドというふたりの主軸を売却した際、ファンから大きな反発が起きました。

 そう、東芝の株主が経営陣に罵声を飛ばしたように、ファンもチェッキゴーリに怒りをぶつけたのです。

 東芝の経営陣はすでに刷新されていますから、株主に批判を浴びている現状には同情の余地はあるでしょう。

 そしてフィオレンティーナは破産を経験しながらも、今は1部に返り咲いていますし、東芝もⅤ字回復の可能性が無いわけではありません。

 パルマも粉飾決済で揺れ、ラツイオもヴィエリ、クレスポ、ヴェロンという各国代表を売却することで、体裁を守りました。

 会長のロティートは

 クラブにサラリーキャップを設ける
 選手の発掘を目指し、安く買って高く売ることで経営の安定をはかる

 事で1部に留まり続けています。

 皮肉な綿ですが、仮にラツイオの財政が健全ならばネドベドはあのままローマの地にとどまったかもしれません。

 しかし、ただの良い選手で終わっていたかもしれませんし、名手の土壌があるユヴェントスに移籍したからこそ、カンピオーネになったとも言えます。

 どんな時も、お金があることは大切なのですね。
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