塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカーにみる、良い品を安く買う形

2017-04-20 19:38:54 | 日記
 仕事着が重要であることは当然ですが、一方ですぐ汚れる、袖口が痛むという問題を僕も皆さんも抱えています。

 ですから雑誌掲載品である一万円以上のネクタイ、二万円以上のシャツは多くの職場の業務とかけ離れていると思いますし、イージーケアのような着心地を無視して、より頑丈な商品を選ぶ。

 という形になるのは否めない側面があります。

 僕個人はネクタイは中古かセールで買うことが多いですね。

 特に中古品は

 「えっ、このブランドがこの価格なのか、嬉しいなあ」
 「これは良さそうだぞ」

 と思う品が結構見つかるものです。

 それはJリーグがカンボジアやタイ、ヴェトナムなど東南アジア諸国から質の良い選手を獲得しようと思うことに似ています。

 つまり、良い選手(ネクタイ)を安い金額で入手する
 現地でクリニックや地域貢献を行うことで、Jクラブ、ひいては日本やその地域を身近に感じてほしい(質の良いネクタイでやる気を促す9

 これらが持続すれば、かつて日本人が嫌った

 「日本人選手の獲得は単なる商業主義である」

 という言葉を切り離すことができると思います。

 僕は今日、実際中古で英国を代表する「ドレイクス」のネクタイを、3桁で購入しました。

 これは英国生産ではなく、日本のフェアファックスが手掛ける商品ですが、ロウ・シルクと呼ばれる、表面を意図的に洗くしたシルクを用いています。

 けば立っているので、もしかするとこれが傷と買い取る側が判断したのかもしれません。

 サッカーでも故障明けの選手はなかなか信頼が得られませんが、信頼して使ってもらえば結果を出せるというやる気に満ち溢れていると、思いたいものです。
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ファンがクラブを支える気概

2017-04-20 19:22:22 | 日記
 今日は長野パルセイロ・レディースのスペシャル・スポンサーである「酒のスーパーたかぎ」さんにおじゃましました。

 酒のスーパーたかぎさんは、長野県内でも有数の取扱量を誇る酒屋であり、僕が好きなニッカ・ウヰスキーの品ぞろえも豊富です。

 例えばウヰスキーの代名詞でもあるジョニー・ウォーカー。

 通常でしたらレッドラベルとブラックラベルがあれば良い方ですが、たかぎさんはブラックラベルのダブル・ブラックやゴールドラベルも揃えており、ファンとしては凄く嬉しい存在と言えます。

 Jクラブがここまで浸透してきた現在、ファンも

 「スポンサーを大事にしよう」
 「地域を見つめなおそう」

 と思うものです。

 例えば篠ノ井駅まで用事があれば、マツキさんやすぐじ書店など、駅前商店を利用しようかなと思うパルセイロ・ファンは多いでしょうし、フラッグも今季はライオーのデザインになりましたよね。

 僕は長野市で一か所、千曲市で一か所、キリンさんが用意している

 「長野パルセイロ専用自販機」

 の場所を知っています。

 僕が買うジュースで得られる募金額が確か5円のはずですが、微々たる金額ですよ。

 でも、僕の心の中には

 「クラブが僕を支える、だから僕たちもクラブを支える」

 という気概が生まれるんですね。

 僕はシーズン・チケットホルダーではありませんし、ホームの皆勤賞でもありませんから、クラブはそれらの方を優遇してほしいと思います。

 一方で自分の自発的な行動でクラブを支えることも、当然アリになりますよ。
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プーマのトリックスは、やはり大胆不敵か

2017-04-20 01:18:26 | 日記
 僕の同僚に、3度の食事よりも服を買うことが好きな人物がいます。

 そこで尋ねてみました。

 「プーマのトリックスって知っているかい?」
 「何だいそれは」
 「たとえば同じ靴を色違いで購入してさ、左右で異なる配色のコーディネイトをするんだ。最近のサッカー・スパイクの流行でもあるんだが」
 「俺はそんなこと、絶対にしないね」

 手袋にしても靴にしても、左右で異なる配色でコーディネイトすることは、サッカーの世界では認知されつつありますが、一般ではやはり馴染みがありません。

 確かにバスケットの世界から始まったこの視点、通常は

 1・オールスターゲームのような、通常のリーグ戦とは異なる場面で使うことが多かった
 2・華やかな場面に華やかな靴で登場する

 という意味合いが強かったわけです。

 レッズの槙野が、契約するアディダスの靴を左右で別の色を履くのは、アディダスにとっても彼にとっても、話題作りとしては最適、という面もあるでしょう。

 プーマからすれば、最近は左右非対称の品を手掛けることは

 「出尽くしたであろうデザインを優位にする」
 「選手に新鮮な気持ちで履いてほしい」

 という2点の意味合いがあると思います。

 これは合皮やニットなど、天然素材では出しにくい色彩を、今は実現できる技術があることも大きいですね。

 一方で革の良さも見直されると思います。
 
 過去にヒュンメルは、カンガルーではなくゴートレザーの靴を発表したことがありますし、シンプルが一番、という意見もあるでしょうから。
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フランス大統領選挙とサッカーの関係

2017-04-20 01:04:13 | 日記
 フランス代表監督デシャンは、まもなく決まる新しい大統領選のゆくえを、誰よりも注視していると思います。

 ベルギー国境に近いリールでは、国民戦線のル・ペン党首を熱狂的に迎えたと聞きました。

 移民の受け入れを大幅に制限する彼女が大統領になれば、セネガル(デサイー)アルジェリア(ジダン)など、かつての植民地からフランスに移住してきた家族を持つ選手たちで構成された

 「フランス代表の成り立ち」

 が、根本から否定されてしまいます。

 対抗馬となるエマニュエル・マクロンは、若い世代を含めて幅広い層から支持を得ているそうで、恐らく票のほとんどがこの2名に集約されると考えられます。

 リーグ1にも影響はあるでしょうか?

 かつてイブラが放ったこの言葉

 「俺はフランスを知らない、しかしフランスは俺を知っている」

 という発言は、きっとル・ペンは気に入らないでしょう。

 少なくともPSGは莫大な税収で国庫を潤したはずですが、アルゼンチン、ブラジル、そしてイタリアなど世界各国から代表選手を獲得していることは、ある種の外国籍に対する寛容でもあります。

 ですから、一般生活で移民を制限するが、リーグ1はそうはしない

 ということは、難しいように思います。

 マクロンはもっと融和を訴えるでしょうが。

 マルセイユがチャンピオンズ・カップを制覇した原動力はワドル(イングランド)ペレ(ガーナ)、ボクシッチ(クロアチア)というように、外国籍の選手たちにもあります。

 ボリやバルデスも在籍していましたが、リーグ1は新大統領の演説を今から恐ろしい形で聞く覚悟が必要、でしょうか。
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