塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

反比例するサッカーと上流階級

2016-02-18 10:24:29 | 日記
 現在でも階級制が残るイングランド。

 上流になればなるほど、敬愛の対象となる競技はラグビー、テニス、クリケットになると言われ、

 「好きなフットボール・クラブは?」

 の問いかけに顔を曇らせると聞きました。

 ラグビーは上流のスポーツ
 サッカーは庶民のスポーツ

 21世紀の今、そこまで厳密に考える必要はないのかもしれませんが、根底にはこれらの思想がのこっているのでしょう。

 一方で面白いと思うのは、英国では政治家、イタリアではパトロンという上流が、サッカーを支援している事です。

 歴代の英国首相、例えばトニー・ブレアがニューキャッスルを贔屓にしていることは有名すし、エリザベス女王ですらアーセナルが好き、という声を耳にします。

 これらが本当であれば、入学試験も卒業試験も辛辣な

 オックスフォード大学
 ケンブリッジ大学

 では、ボートレースやゴルフよりも、サッカーの歴史に詳しい生徒がいてもよさそうではありませんか。

 イタリアもそうですよね。

 ユヴェントスはアニエリ家
 インテルはモラッティ家
 
 というように、そのオーナーシップは由緒ある名門が担っています。

 その負担が重くのしかかることでインテルは今、インドネシア資本で運営されており、ミランも同様の形を模索しています。

 金持ちになるとサッカークラブを支援したい

 そう思うものなのでしょうか?

 それとも

 民に寄り添うにはサッカーが大切である
 民の心情を理解する道具としてのサッカー

 なのかもしれません。
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サッカーで流行を追うこと

2016-02-18 01:57:23 | 日記
 ファッションの醍醐味は、人と異なる服装をすることにあります。

 一方でパンクやラップのように、歌手が自分の思想を歌詞以外に代弁する要素として、服装で表現することもその一部ですよね。

 ナイキが従来の黒と白の配色から逸脱し、オレンジやブルー、グリーンなどの鮮やかな配色を展開し始めた当時も

 「従来の価値観を打ち破る」
 「ナイキらしさとは何か」

 という声明にあふれていたように思います。

 それはアディダスとプーマと勝負する際に有利になる点を考慮した、という面もあるでしょうか。

 かつてオシムが

 「戦術は流行ったネクタイのようなもの」

 というように、サッカーでは昔の事柄を焼き直して今に至る事が多いですね。

 今は両翼を最大限に活用した戦術が基盤ですが、いずれは3-4-1-2のような、90年代の戦術が見直されるかもしれません。

 ですから、スパイクも今個性を表現したいならば、従来の黒と白の本革を履いた方が良いと思います。

 それは理由があるのですが

 1・まずこの配色と素材が基本であること
 2・廃れることが無い
 3・革が馴染む過程を楽しめる

 というもので、簡単に言えば「原点」に戻ることを意味します。

 今は高校生が選手権で着用するジャージも、ボーダーやスキッパーなど、ボディと襟のデザインがすごく洗練されています。

 一方で学校名を漢字で記し、昔ながらのデザインを用いる学校もあります。

 目立つということは悪趣味を紙一重でしょうが、流行はほどほどの方が良いかもしれませんね。
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スペインとイングランド、分配金の配分について

2016-02-18 01:33:19 | 日記
 アイ・フォンを持つ知り合いに、料金携帯に支払いの内容などを尋ねたいと思い、電話してみたのですが。

 「塚田君も親御さんとの生活を考えてみたほうがいいよ」
 「ご両親も随分年をとっているんだろう」

 と、侮辱されているのか、アドバイスをしているのか、それとも単なる僕の人生を批判しているのか、よくわからない返答をされました。

 聞きながら

 「ああ、これが俗にいう上から目線なんだな」
 「言いたい事を言っている方がさぞかし気分が良い物なのか」

 と感じました。

 彼は結婚をし、既に父親になっているうえに僕よりも高給取りですから、喧嘩したって勝ち目はないんですね。

 そこで思ったことはリーガにおけるテレビ放映権でした。

 セビージャのデル・ニド会長が音頭を取り、レアルとバルサだけが桁違いの金額を受領するテレビ放映の分配金。

 彼がバルサとレアル
 僕がそれ以外のクラブ

 に当てはまるならば

 「その他大勢は黙っていろよ」
 「俺たちあってのお前らだろう」

 という傲慢さが感じられます。

 よくプレミアが地方クラブ、下位クラブでさえテレビ放映権の分配金が他のリーグを圧倒しており、スペインやイタリアも見習うべきと指摘されます。

 例えばストークが

 ボージャン(元スペイン代表)
 シャキリ(スイス代表)

 という有名選手を獲得できたのも、潤沢な資金があるためです。

 もしレスターが優勝すれば、スポンサーのプーマがボーナスを贈るでしょうし、岡崎の古巣エルパルスと試合をするなど、より市場開拓における知名度向上を目指すと思います。

 やはり、資金というものはサッカーだけでなく、様々な面で大きな影響を持ちます。
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