塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ナポリ、スクデット戦線に残れるか

2016-02-09 01:59:57 | 日記
 イングランドではレスターが大注目ですが、イタリアではナポリが注目株でしょうか。

 ナポリは近年、会長であるディ・ラウレンティスがマッザーリにベニテス、そして今季エンポリから引き抜いたサッリと、現状に見合った指揮官を招聘してきました。

 また、サッリはエンポリ時代に苦楽を共にしたイタリア代表のベルディフィオリを中核に添えていますが、イグアインにハムシクという中軸も忘れてはいけません。

 ナポリは過去、マラドーナだけでなくカレカ、アレマン、ブルーノ・ジョルダーノという名手を擁してスクデットを獲得します。

 もし、彼らが乱脈経営でなければ

 チロ・フェラーラ ユヴェントスへ
 ジャンフランコ・ゾラ パルマへ
 ファビオ・カンナバロ パルマへ
 ベニート・カルボーニ インテルへ

 というように、1990年代に選手を切り売りすることなく、とどめておくことが出来た、かもしれません。

 スポンサーにしても現在はカッパ、それ以前はマクロンと安定していましたが、ディアドラ、ロット、アンブロとこまめに変化していましたしね。

 ローマ以南でスト、ナポリ以外は有力なクラブがありません。

 パレルモ、メッシーナ、レッジーナ、そしてレッチェは日本でも知られた存在ですが、彼らは

 「残留が最大の目的」

 であり、スクデットだけでなくコパ・イタリアでも上位への進出は困難です。

 もしユーヴェのスクデット5連覇を阻止し、ナポリが優勝するようであれば。

 それな南部に暮らすイタリアの人々にとって、久方ぶりのお祭り騒ぎを意味します。
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バイエルンに内紛の噂あり

2016-02-09 01:43:55 | 日記
 木崎伸也氏がウエブ版のナンバーで、グアルディオラと選手たちとの間に溝ができているのではないか、というコラムを掲載しています。

 バイエルンと言えば

 1・チャンピオンズ・リーグ優勝5度を誇る、欧州の名門
 2・アリアンツ・アレナは常に満席状態
 3・アディダス、アウディを含む、高額スポンサー締結

 というように、財務から成績まで優良であることも有名です。

 一方で以前から

 「FCハリウッド」

 と揶揄されるように、選手間の折り合いの悪さ、GMを長きに努めたウリ・ヘーネスの脱税、皇帝の幾度にもわたる離婚と再婚。

 というように、サッカー以外のネタが豊富であることも有名です。

 特に

 ベッケンバウアーには2006年ワールドカップ招致における賄賂の影
 クリンスマンとマテウスの喧嘩
 カーンにエッフェンベルクというアクの強い選手

 など、名門らしからぬ話題が世間を騒がせた事実を、みなさんもご存じでしょう。

 グアルディオラは、この事例に限らず、現状が欧州制覇の意欲に欠ける、したがって激を飛ばしただけなのかもしれません。

 しかしこのコラムによると、選手たちはひどく混乱している模様です。

 アンチェロッティは不思議なことに

 自分の希望道理の補強を得られない
 エゴの強い選手たちが多く存在するクラブ

 から請われてきました。

 彼の就任がレアル時代同様、プラスに転じると良いのですが。
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