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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

サッカー・スパイクにおける新旧の名作

2015-06-01 23:12:11 | 日記
 サッカー・スパイクを眺めていて面白いと思うのは、最新作の中でもベストセラーが古臭くなることなく、その存在を放っている点です。

 これが携帯電話や生活家電なら、全く様相は異なります。

 僕の愛用する折り畳み式電話は2010年に購入したもので、丁度日本でもスマートフォンへの普及が拡大する時期でした。

 日本は特殊でスマートフォン所有者と僕のような存在が半々のようですが、折り畳み式電話は過去の代物になっています。

 サッカースパイクも、ナイキが新型にハイパーヴェノムをリリースしたように、合皮を超えてニット素材、加えて足首を保護するミドルカットが登場するなど、絶えず変化しています。

 一方で本革の商品も、存在感を落とすことなく販売しています。

 ミズノのモレリアが30年に渡り愛用されていることは、

 「次もモレリアにしたい」
 「モレリアはいつでも購入でき、ミズノに修理を相談できる」

 という消費者への安心感があります。

 今の商品は、その多くが短期で製造を終えてしまいますし、ブランドも次々に新作を出さないと

 「消費者が飽きてしまう」
 「契約選手が移籍してしまう」

 という焦りがあるのでしょう。

 実際、ブランドは契約選手に提供した新作を履いて貰うまで緊張感が続くと言いますし、選手が気に入っている古い靴を愛用している事が困ると喫来ました。

 温故知新という言葉がありますが、サッカースパイクに限定して言えば、ベストセラーの方が消費者心理をとらえているからこそ、製造を止めないという市場原理が見えてきます。
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僕が一人で作業することが好きな理由

2015-06-01 18:24:35 | 日記
 FWがシュートを打たないと罵声が飛び、逆にボールを持ち過ぎても罵声が飛びます。

 日本ではGKの裏を突くために、「わざと」FWが絶好の機会でパスに切り替えることがありますが、南米と欧州では考えられない選択肢なのでしょう。

 ちなみに僕も一人で作業をすることが好きです。

 自分で何か疑問点が浮かぶと、人に尋ねる、協力を求める事をせずに、

 「辞書を引く」
 「古い雑誌や単行本から引用する」
 「新聞を読み直す」

 と言う形で、書物に解決策を委ねます。

 それは何故かと言いますと

 「自分で相手の時間を奪うのも嫌だが、相手から自分の時間を奪われるのはもっと嫌だ」

 と思う為です。

 昔、ルート・グリットがミランからサンプドリア、サンプドリアからミランへと移籍を繰り返した時期があります。

 それはこのオランダ代表がが自由を奪われる事を嫌ったためですが、端的に言えば

 「自分で試合の状況を判断する、つまり攻撃の時が攻撃に集中し、守備をする際は当然最終ラインを助けるよ」
 「監督が横から口出しをしなくとも、そんなことわかっているよ」

 という気持ちが強かったのでしょう。

 彼には1988年の欧州選手権優勝立役者、前年のバロンドール受賞という誇りもあったはずですしね。

 人に聞いて物が解決するとは限りません。

 むしろ邪魔扱いされて、嫌な思いをする事の方が多いくらいです。

 辞書を引いて結論がでなければ、単にほかの書物を読めば良いだけですし、何より、他人を巻き込むことで他の人間の作業を阻害しなくて済みます。

 僕は実家暮らしですから、家の手伝いしても

 「これが出来ていない」
 「早く、綺麗にやれよ」

 と突っつかれます。

 そんな時は面倒くさい事この上なく、同時に人様の時間を奪うことほど、無粋な事は無いように感じています。

 
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誘惑に負けない自分の審美眼を持つ事

2015-06-01 18:13:42 | 日記
 雑誌掲載品は当然、編集者が吟味した商品になります。

 一方で間違ってはならないのは、自分に似合うかどうか、本当に必要かどうかはまた別問題と言う点です。

 例えばアディダスのスタンスミス。

 近年より高価な「カラスレザー」を用い、過去に近い形で復刻されたスタンスミスは、日本だけでなく各国から注目され、大変な人気です。

 当然誌面では

 「スタンスミスが遂に復刻」
 「完売店続出」

 など、煽る記事を載せますが、コンバースのオールスターと並ぶ傑作とは理解できても、いらなければいらない、と感じることが、僕たち消費者には求められます。

 高校時代の事です。

 シューマートでスタンスミスが特売で3900円で販売されていました。

 永遠の名作、定番品として雑誌掲載が頻繁な商品が5000円でおつりがくる!!

 興奮した僕は試着してみたものの、どう考えても歩きにくく、合っていません。

 すると、その横にはブルックスの「スーパー・ビラノバ」9800円が、2900円で売られていたのです。

 若い時は雑誌掲載品が凄く素敵に見える一方で、そうでない品は格好悪い、ダサいと思いがちですが、僕も当時はそうでした。

 サッカースパイクもナイキ、アディダスが人気で、ディアドラやヒュンメルは通好み、アドラーあたりは「何だそれ?」という印象が強いものですが、それも品質ではなく、露出の問題ですよね。

 でも、ブルックスを履いた瞬間、衝撃でしたね。

 「何だこの靴!!」
 「めちゃめちゃ履きやすいじゃないか!!」

 当時のブルックスはアサヒ・コーポレーションが版権を持ち、日本生産であることに加え、発売当時を忠実に再現していることで有名でした。

 その2900円のスーパービラノバ、購入して20年近く経つ今でも、僕の愛用品でニューバランスを超えた履き心地だと思っています。

 ニューバランスのサッカー界での活躍は凄まじいものですが、僕はブルックスがスパイクを作っても、何の違和感ももちませんし、むしろ歓迎すべきだと感じます。

 つまり、

 「惑わされない自分の気持ちが大切」

 というわけです。
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サッカーをインターネットで検索すること

2015-06-01 01:24:43 | 日記
 僕も本当に今更なのですが、携帯電話の検索を用いて、業務中でも長野パルセイロの試合結果を閲覧するようになりました。

 実際使ってみますと

 「なるほど、他の方はこうして試合内容を知るようにしているのか」
 「ハーフタイムに、他会場の様子を調べているんだな」

 という気持ちがわかります。

 僕自身は基本、インターネットはおろか、電話の基本中の基本である、電話をかける、電話に出るという動作その物が全くない為に、費用は相当安くなっていることは有難い限りですが。

 僕は仮にスマートフォン所有者になったとしても、

 選手と写真を撮りたい
 街中で見かけたならば、皆に伝えたい

 とは思わないでしょうね。

 まず、選手と写真を撮りたいという欲求が無いのもそうですが、やはり選手に穏やかなじかんを過ごして欲しいと思う為です。

 僕がスマートフォンに不得手なのは

 「自分に必要な機能が何なのか」

 自分で分らない事が一番ですが、一方で

 「買った後に、あの機能が必要だった」
 「全く使いこなせない」

 という気持ちの起伏に縛られたくないのです。

 テレビが発達していない時代は、サッカーも野球もラジオの実況に皆が耳を傾けており、それはファンには想像力を、キャスターには解説力を磨かせてくれました。

 携帯で試合を検索することは、今僕たちにどのような意義をもたらしているのでしょうか。

 でも、パルセイロ、特に土橋アンバサダーはラジオを巧みに利用している印象がありますね。
 
 
 
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