塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

僕が思う、経営者のスタンス

2015-06-28 01:38:56 | 日記
 川渕三郎氏がチェアマンだった際、チケット売り場に並んで当日券を購入し、ファンの歓声、スタジアムの風景を逐一観察して、クラブに提言していたことがあります。

 僕の記憶ではジェフの観客動員が振るわなかったころで、氏が苦言を呈した事があったはずですが。

 当時と2015年の今では、クラブ数も比較になりませんし、視察はスケジュールもあるし難しいとは思いますよ。

 でも村井チェアマンはJ52クラブをつぶさに観察し

 「今のJリーグの風景」
 「本当に2ステージとプレイオフの導入効果が見込まれるのか」
 「観客動員に悩むクラブは、外から見てどこに改善案があるのか」

 を提言すべきですよ。

 背広ではなく、一般のファンのようにジーパンやスニーカーで観戦しても良いでしょうし、その日だけクラブの頼んでマフラーはジャージを借りても良いと思います。
 
 「チェアマンはパソコンと会議室だけの人物では無い」

 そう思って貰う事は、著しく

 「背広族」

 の印象を覆すはずです。

 中西さんもそうですが、机上の理論と現実に折り合いをつけるには、やはり現場(スタジアム)の空気を知らなくてはどうしようも無いでしょう。

 僕のような下っ端は決算書を作らなくても、会議に出る必要もありません。

 でも経営者は下っ端と同じように、店舗を掃除し、大声で呼び込みをし、挨拶をする必要が誰よりもあるというのが僕の考えです。

 そうでなければ

 「今、ここが弱いですね」
 「ここが以前よりも良くなった印象があります」

 と業務報告を受けても、それらに対して意見する事は出来ない、そう思うのです。
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経営者が先陣を切るのは当たり前

2015-06-28 01:30:54 | 日記
 地域物産展など自社、地域の商品を売り出す際に

 「社長自ら店頭に立つ」

 という言葉が闊歩します。

 例えばお中元の時期である今、ビール各社は社長が先頭に立ち、通行人に声をかけ自社が手掛けた最高のビールを飲んでもらう為に、積極的に声をかけています。

 でも、これらは本当に凄い事ですか?

 経営の頂点に立つ人物が先頭に立って商品説明をするなんて、当たり前のことではありませんか。

 親戚の男の子は社会人2年目ですが、学生時代は僕同様にスーパーで働いた事があります。

 彼がこぼしたことは

 「店長はどんなに忙しくとも、ただパソコンを見つめているだけで何もしない」
 「陳列棚を見るわけでもなければ、レジ打ちも袋詰めも一切しないよ」

 というもので、これは我がスーパーでも同様の光景です。

 Jのクラブで評判が頗る良い社長と言えば、フロンターレの武田さんが思い浮かびます。

 ファンが武田さんの声なら聞く、そう捉えるのは、武田さんが常にスタジアムに顔を見せて、ファンの表情、スタジアムの風景、ボランティアへの労いなど、当たり前の事を当たり前のこととして行う。

 この姿がある為、だと僕は解釈します。

 社長自らスタジアムに立ち

 「今日は来てくれて嬉しいですよ」
 「ゴミは持ち帰ってくださいね」
 「またスタジアムでお会いしましょう」

 と声をかけてくれるなら。

 ファンで無くとも

 「素晴らしい経営者が僕たちにはついているよ」

 と実感できるのではないでしょうか?

 我がスーパーは挨拶がおざなりだと批判を良く受けますが、お偉いさんたちが店頭に立つことなく、ただ挨拶をしろを声を張り上げても、それは難しいのではないでしょうか。
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