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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ベニテス、ナポリでの旅は視界良好なのか

2013-08-10 23:33:09 | 日記
 2011年初頭、アフリカ王者マゼンベに勝利し、遂に念願の世界王者に輝いたインテル。

 しかし指揮官ラファエル・ベニテスは会長のモラッティが、自分が希望する補強を棚上げしている点を会見で痛烈に非難し、
結果半年でミラノを去る事となりました。

 以後インテルは常に監督問題に悩まされ、新シーズンからはワルテル・マッツアーリ政権の下で威信回復に努めます。

 ベニテスはインテルを世界王者に導くも、前任者モウリーニョの指導方針を尊重しすぎた主力たちとの折り合いが、当初か
らよくありませんでした。

 このクラブ・ワールドカップでも、ある選手2名が周囲にはわからない範囲で、このスペイン人を揶揄する踊りを見せクラ
ブがまとまっていない事を露呈します。

 その2名とは

 サミュエル・エトー
 マルコ・マテラッティ

 でしたが、後者はベニテスの下で出場機会が得られない点に大きな苛立ちを抱えていました。

 「俺はもう左翼ではプレイしない」

 エトーもこう断言してベニテスとの関係が悪化しましたが、こうした主力との軋轢もベニテスがモウリーニョの幻影を振り
切る事に躍起だったことも影響しているでしょう。

 例えばグアルディオラがユップ・ハインケスの功績をたたえ、選手の入れ違いを最小限に食い止めています。

 つまり、グアルディオラは

 「君たちとやっていくことに異論はない」

 と暗に示しているわけです。

 マリオ・ゴメスにティモシェクなど、移籍を果たした選手もいますが彼らは予想された範疇の出来事でした。

 ですからエトーがアンジからナポリに移籍すると言う話、僕は実現しないと思います。

 自らを小馬鹿にし要求をはっきりと拒んだこのカメルーン代表を、ベニテスが重用するとは思えませんし、イグアインとハ
ムシクを軸に攻撃を構成した方が、ナポリには実りがあると感じます。
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ウルグアイ、主力を落とさずに来日へ

2013-08-10 00:16:06 | 日記
 14日に対戦するウルグアイ代表はフォルラン、スアレス、そしてカバニと主力を落とすことなく来日するそうで、ファンとす
れば嬉しい限りです。

 J1の選手たちは外国籍選手といってもその多くがブラジル、韓国に集中していますから、南米王者との一戦は大変有意義にな
るでしょう。

 今年はガーナ戦が国内開催の予定ですので、この一戦も注目したい所です。

 最終ラインの選手からすれば、冒頭に挙げた3選手と対峙することは危険であり、同時に心高ぶる出来事でしょう。

 スアレスはリバプール残留か、はたまらレアル・マドリーを軸に移籍するかで揉めていますが、その動きの質は誰もが認めてい
ます。

 フォルランは2010年ワールドカップMVPであり、カバニはPSG加入が決定している実力者ですから、一瞬の気の緩みも
許されません。

 日本は前田、ハーフナーの両名が招集外ということで、FWには柿谷、もしくは豊田が指名されるはずです。

 ザッケローニ監督としては前半と後半でFWを入れ替え、戦い方そのものを変更する予定もあるでしょう。

 豊田を起用した際は空中戦に活路を見出し、同時にターゲットマンとして彼にボールを預け、後方から選手が攻撃参加すること
を待つ形です。

 柿谷が起用されるならば、より縦への推進力を活かした機動力重視の展開を求めるはずです。

 ウルグアイか極端な話、

 「7人で守って3人で攻める」

 事ができます。

 ですからウルグアイが自陣からロングボールを放り込み、日本の最終ラインを下げるような形を継続するならば、非常にやり
にくいでしょうね。

 中盤と最終ラインが間延びしてしまいますし、前線へのボール供給が難しくなりますから。

 こうしてみますと、ウルグアイ戦は非常に見所の多い一戦になるでしょう。

 主力を落とさないことは、それだけ日本が近年成長を遂げている証拠とも言えますね。

 
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不要な存在ほど頼もしく見えるものなのか

2013-08-10 00:03:33 | 日記
 昨今ビール業界はプリン体と糖質を排除した商品開発を行っています。

 またキリンが「メッツコーラ」で脂肪の吸収を防ぐ機能を盛り込んだように、コーラは甘くて体に良くないという概念を消す
試みが各社で始まりました。

 それは清酒も同様で、清酒は米で作られるために、どうしても炭水化物(糖質)を摂取する形になり、肥満を促すとされてき
ました。

 その弱点を改善した糖質0の清酒が店頭を賑わせています。

 僕も糖質0の清酒を先日購入したのですが、何だか味気無い気がします。

 これが糖質がある、ないの問題なのか、使っている米と麹の問題なのかはわかりませんが、脂質や砂糖も個性の現れという見
方ができるように思います。

 サッカーも同じかもしれません。

 クラブからすれば問題行動を起こさない、品格ある選手に在籍して欲しいと願うでしょう。

 一方のマルセイユのジョーイ・バートンがティアゴ・シウバを間抜け呼ばわりし、ベンフィカのカルドーゾが指揮官のジョズス
を罵倒するなど、

 「問題行為」

 を起こす選手がいることも事実です。

 (ティアゴ・シウバのインタビューがワールド・サッカーダイジェスト2013年6月6日号に掲載されており、彼はこの点を
  語っています。)

 90年代ならばロナウド、ストイチコフ、ロナルド・クーマン
 00年代ならばロナウド、ロビー・サヴェージ

 その前にも識者が眉をひそめるような選手は存在しましたが、得てして暴れん坊の方がファンの好感触を得る時があります。

 ロナウドの際は繰り返される離婚と結婚、そして男性娼婦との諍いなど、問題発言ではなく交際問題が話題になりましたが、彼
らのの行動で新聞と雑誌が潤った事も確かです。

 人間の世界ではこうした性悪も需要があるからこそ、清潔な人間がもてはやされるのでしょうね。
 
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