塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

ヤングボーイズの久保は、代表FWに割って入る事が可能か

2013-08-05 22:30:06 | 日記
 MFとサイドバックと比較した際、1トップが心許ないというのが日本代表の通説でした。

 本田圭祐を1トップに指名することを前田、ハーフナーはある意味傍観していましたが、これが欧州、南米ならば監督に噛みつ
クFWがいてもおかしくなかったでしょう。

 そのFWですが、ここに来て面白みが増してきました。

 と言いますのも、柿谷、工藤、工藤に原口と先日の東アジアカップで戦った選手たちに、ある程度のメドが経ったと取れる為で
す。

 豊田はゴールは奪えずとも前線でのポストプレイと、最終ラインに加わってDFを助けるなど、その献身的な動きは評価されて
よいでしょう。

 また柿谷の1トップは機動力と閃きと言う点で、今までの代表に賭けていた面を補完できると言えます。

 これはあくまで僕の考えにすぎませんが、前田はともかくザッケローニ監督の胸中では、ハーフナーよりも柿谷と豊田への印象
が強く増している。

 そんな気がします。

 そしてもうひとり、無視できない活躍を見せている選手がいます。

 今夏、京都サンガがからヤングボーイズに移籍した久保裕也がそうで、すでに新天地で躍動しています。

 ゴール・コムの報道によりますと久保は2試合続けてゴールを奪い、移籍後既に3ゴールを記録しているのですが、指揮官ウリ・
フォルテはフィジカルが軽い久保は、4-2-3-1の3の中欧が適任と考えている模様です。

 つまり、久保がフィジカル・コンタクトに耐えられるだけの身体を得たならば。

 その時は1トップでも通用すると捉えているのではないでしょうか。

 皮肉にもフランクフルトからレッズに移籍して以降、高原はそれまでの長距離移動が災いしたのか、急激に調子を落としてしま
いました。

 久保がもし1トップで戦えるようであれば。

 それは日本代表にとって大きな魅力となりますし、本職のFWが欧州で鎬を削っている形になります。
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上田市に出かけて考えたこと

2013-08-05 19:37:59 | 日記
 街を散策してみますと、いろいろと発見があるものです。

 今日僕は休日で、上田市までしなの鉄道に乗って出かけてきました。

 上田市は長野県内でいう東信、つまり東信州にありまして、真田幸村で知られる上田城、そして池波正太郎先生が生前よく足
を運んだ場所として知られています。

 上田市には北信越リーグで戦う「上田ジェンシャン」が存在しますが、むしろ知名度を高めているのはお隣の東御市にある
アルティスタ東御の方です。

 駅前商店街にはアルティスタのポスターを店頭に貼ってあるお店は幾つも見つかりましたが、一方で上田ジェンシャンのポス
ター、のぼりを見かけることはありませんでした。

 それはアルティスタが

 「私たちはJFL昇格を目指しています」

 をはっきり宣誓していることも無関係ではないのでしょうし、フロントの方が一軒一軒、挨拶を兼ねて訪ねて歩いた結果なの
かもしれません。

 一方で上田駅には長野パルセイロの広告が掲載されています。

 それは上田駅が長野新幹線の駅を持っている事と無関係ではないでしょうし、東京方面から来たパルセイロファンが、上田駅
で乗り換えて篠ノ井に向かうという事もあるためでしょう。

 「しなの鉄道を利用すれば当日券は800円」

 という案内ですが、列車の利用促進も兼ねているわけです。

 また何故かはわかりませんが、一軒だけ山雅のジャージを飾っていたのですが、このお店は何か松本と深い間柄だったのでしょう
か。

 上田ジェンシャン、アルティスタ東業のいずれにも、かつてパルセイロで戦っていた選手が在籍しており、気になっている方は
案外多いと思います。

 それでもサッカークラブが2つ存在するわけですから、いくいくは

 「ジェンシャンか、アルティスタか、それが問題だ!」

 というように、街が両クラブのファンで2分するような事態になれば、随分印象がわるように思います。
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長野県内の4球団、人権問題を考える

2013-08-05 19:25:18 | 日記
 僕は幼少のころから苛める側より苛められる側、人を非難するよりも非難される側でした。

 特に保育園に通っていた際、遊びにでかけると必ず僕が泣いて帰宅する為、祖母の堪忍袋の緒が切れて僕を泣かせていた同級生
を我が家に呼び出して、こっぴどく叱りつけたことがあります。

 「なんで言いつけたんだ!」

 と翌日、改めて凄まれた事も確かですが。

 今しなの鉄道では長野県の本拠地をおく野球、サッカー、バスケット計4球団から代表者が出演した

 「人権問題」

 に関する中吊り広告が吊るされています。

 松本山雅からはアンバサダーの柿本氏、パルセイロは同じくアンバサダーの土橋が起用されています。

 こうしたアスリートの支援が、いじめられたりけなされたりして、毎日つらい気持ちで学校と職場に通っている方の励みになる
と良いですね。

 サッカーでも、自己主張が大切だと言われています。

 自分がベンチ腰掛ける理由、アップを命じられたにもかかわらず、途中出場さえままならない場合、選手は監督に理由を聞きに
行く、そして選手同士が率先して声を掛けあい、改善点を見直す。

 こうした相互作用でクラブの窮乏を救おうという発想は、大変大切です。

 しかし、言葉をかけるという動作は大変難しく、言い回しがうまくいかなければ相手の自尊心を奪ってしまいますし、少年団や
クラブで子供たちと接している方ならば、猶更発言に注意しないといけません。

 一般企業では

 「パワー・ハラスメント」

 がしばしば問題となります。

 サッカーの世界でも自己主張はわがままに変化してしまう可能性もありますし、相手の尊厳を守らないようではせっかくの舞台
も無駄になってしまいますから。
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日本人選手の海外移籍に関して

2013-08-05 00:14:44 | 日記
 一般論にすぎませんが、通常ワールドカップを翌年に控えた場合、出場できる可能性が高い選手ほど移籍をしないと言われます。

 それは所属先を変更することで、それまで得ていた良い流れを自ら断ち切る必要はないというもので、確かにその言い分はわか
ります。

 しかしこの夏、そんな通説をものともせずに多くの有力選手が所属クラブを変える決断を行いました。

 その筆頭がネイマールでしょうし、同じブラジル代表ならばシャフタルからアンジに今冬移籍したウイリアンもそうでしょうね。

 他にはコロンビア代表のふたり、ラダメル・ファルカオとハメス・ロドリゲスが揃ってASモナコに移籍し、エディソン・カバニ
もPSGへ去りました。

 それだけクラブに入る契約違約金と、選手個人に支払われる給料に抗うことは難しいのでしょうね。

 一方で日本代表の選手たちは、基本残留で話がまとまっています。

 大前、金崎など明らかかに移籍の時期を間違えた例もありますし、やはり移籍は勢いも大切でしょうが下準備も不可欠ということ
がわかります。

 大リーグに移籍したいと思う野球選手の多くが、移籍してからアメリカ英語を学び始めるのを見て、僕はいつも不思議に思ってい
ます。

 「それだけ大リーグに行きたいのなら、基礎会話くらい練習していけばよいのに」
 「トム・ソーヤや華麗なるギャツビーなど、翻訳されているアメリカ文学を読んでおくのもひとつの方法では」

 と考えてしまいがちですが、例えばサッカーでも野球でも海外の選手が競技だけでなく、日本の文学や映画などに精通していれば
その時点で

 「一目置かれる」

 形になります。

 サッカーも同様で英語もそうですが、オファーがありそうな国の単語くらいは学んでおいて損は無いと思います。

 僕も5分間ドリルは今も続けていますし、移動の最中や宿舎などこの5分を設けるだけで随分違うはずですから、やはり言葉と
文化は知っておいて損はありませんよ。
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