塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

どうしてナイキはこんな人気があるのだろうか。

2013-08-09 22:09:35 | 日記
 右を向いてもスウッシュ、左を向いてもスウッシュ。

 ナイキはどうしてこんなに人気があるのでしょうか?

 十八番であるバスケットボールでは、危惧されたマイケル・ジョーダン引退後もその勢力が衰えることはなく、新参者である
サッカーの世界でも、アディダスと並びもっとも支持されるブランドとなりました。

 機能と品質で他のブランドが劣るわけではありません。

 僕が思うに、ナイキはきっと

 「イケメン」

 なのでしょう。

 つまり非常に高いデザイン力の高さが、その色彩と機能性と相成ってプロ、アマ問わずい支持率を得ていると考えられます
し、それはスニーカーとジャージも同様です。

 特に中学、高校生は物だけでなく、自分と周囲の服装と髪型、つまり外見を非常に重要視します。

 ですからナイキのスニーカーとスパイクは

 「カッコイイ」

 というわかりやささが存在すると思いますし、廉価版でもそうなのですから人気があるのも頷けます。

 ただ「イケメン」にも幾つかの種類があるように、ナイキの靴全てが支持されるわけではありません。

 当然ですが靴にはラストという木型がありまして、自分に合う、合わないは選手にとって大きな問題ですし、アディダスのよ
うに海外ブランドでも日本人の足型を研究し、商品開発する会社もあります。

 全てがナイキで終わってしまえば他のブランドが存在する理由が無くなってしまいますしね。

 恐らくミズノやアシックスは真面目な好青年、アディダスやプーマは感じの良いお兄さん、ロットやディアドラは遠い親戚と
いう感覚に近い気がします。

 近年本格参入しているアンダーアーマーやウォリアーは最近やってきた転校生、アドラーやウールシュポルトは頑固おやじと
いう趣でしょうか。

 人間にも多様性があるように、ブランドにも当然個性がありますから。
 
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新自由主義とサッカーを考える

2013-08-09 18:04:41 | 日記
 先日のコンフェデレーションズカップにおいて、人々が大統領や政府に対してのデモを行ったことは、日本でも大きく報道
されました。

 ブラジルはポルトガル語が母語であり、英語の浸透率がさほどでは無い為、現地で困った方もいたようですがこのデモが不
安感に拍車をかけてしまいました。

 それだけ好景気に沸く陰で

 「病院に出かけることが出来ない上に、学校にも通えない」

 子供たちが多いことも事実なのでしょう。

 日本でもそうですが、新自由主義は中間層の所得を現状よりも増やすことで景気を常勝させようとしていますから、その下
の階層は置き去りにされてしまいます。

 その一方で

 「弱者に構っていても、政策は好転しない」

 という意見もありますが。

 サッカーも同様で、新自由主義の象徴である中間層、言い換えれば一ケタ順位の後半に位置するクラブに刺激を与えること
で活性化を図ってきました。

 欧州で言えばヨーロッパリーグ切符
 南米でいえばコパ・スダメリカーナへの参戦
 J1で言えば7位のクラブまでに賞金を支給

 という形ですね。

 アルゼンチン、ブラジルなどは人気クラブが下位に沈み、降格しそうになる度に意味の無い救済案を提出し、他のクラブから
怒りを買ってきました。

 しかし、大概リーグは下位に沈み降格に喘ぐクラブを救おうとはしませんが。。

 J1のプレイオフ導入は、必ずしも5位、6位から勝ち上がったクラブがJ1に肉薄する戦力を持っていないことを証明して
しまいました。

 プレイオフは今後も引き続きますが、実社会で社会保障制度は必ず必要なのですが、成績に対しての救済案はもう一度再考す
べきのように見えます。
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Jリーグが東南アジアにできることを思う

2013-08-09 17:54:43 | 日記
 今日は休日でしたが、起床してからというもの、左眼下の窪みに痛みがありまして眼科で検査を受けてきました。

 驚いたのが内科や小児科でもないのに先客が随分いた点で、携帯していた文庫本を一冊読み終えてしまったくらいです。

 眼球そのものに傷はなく、炎症を起こしている為に痛みがあるということで、薬局で処方された目薬を帰宅後さっそくさして
みました。

 診察を待っている間に僕が感じたことは

 1・日本の国民皆保険の素晴らしさと低料金
 2・サッカー選手が祖国、故郷で積極的にチャリティを行う姿

 この2点です。

 ブラジルは今好景気に沸いていますが、それでも尚かつての名手たちを筆頭に様様な慈善試合は行われています。

 医療、学校建設が行き届いていない地域も多く、選手たちは率先して子供たちを含む地域住民の為に行動を起こし、お金を
集めています。

 日本でも東日本大震災以後、

 「チャリティ・マッチ」

 の概念が浸透しつつありますが、まだまだ南米、欧州と比較してこの点は学ぶべきですね。

 先日、ベトナム代表FWレ・コン・ビンのコンサドーレ札幌加入が決定しましたが、東南アジアはカンボジアやラオスのよう
に、軍事政権や左翼主義により国民が疲弊してきた歴史を持ちます。

 食べる事が難しいのですから、医療と教育の面もまだまだこれからでしょう。

 Jは今東南アジア進出を目指していますが、同時に学校と医療機関を助けてあげるのも、ひとつの政策ではないでしょうか。

 例えば学校の横に病院を建設すれば、地域住民の方は子供を迎えながら診察を受けることができます。

 内科医や外科医だけでなく、眼科医や歯科医など普段かからない病気の医療も日本では行き届いています。

 東南アジアにビジネスだけでなく、人との繋がりを求めるのであればきっとJも更なる発展ができるでしょうし、同時に日本
の素晴らしさも感じるはずです。
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モウリーニョに見る発言の真意

2013-08-09 02:02:12 | 日記
 人間は率直な物言いの方が好感をもたれる事が多いと思います。

 携帯メールもどうですが、勿体ぶる、相手を慮りすぎる、丁寧な言い方を考えると逆に文章が長くなり、用件が相手に伝わりに
くくなってしまいます。

 サッカーで言うなればポゼッションかダイレクト・プレイくらいの差がありますね。

 率直な物言いが、むしろ心に響く、言い換えれば物事に裏表が無く信頼しやすいという側面が生じます。

 ただ率直な物言いは深く考えない分、物議を醸す、話し相手を傷つける可能性があることも忘れてはいけませんね。

 ダイレクト・プレイは最終ラインを高く設定するために、ミドル・サードからのカウンター・アタックに滅法弱いのと同様とい
えます。

 今のモウリーニョがそうでしょう。

 ポルト、チェルシー時代の彼の言葉に、多くのファンが期待していました。

 それは彼が少なくとも、他人の尊厳を傷つけない範囲で率直な物言いで会見に臨み、自身を盾にすることで選手ほ庇護していると
捉えられていた為です。

 しかし近年のモウリーニョの発言は、彼を贔屓にするファンでも首をかしげたくなる側面があります。

 特にイケル・カシジャスとの軋轢は、傍から見ていても不毛に見える形でしたし、先日のロナウドに対する見解も同様と見てよい
でしょう。

 モウリーニョが指摘している通り、

 ロナウドといえばセレソンのロナウド
 ミュラーと言えば同じドイツ代表でも元祖はゲルト・ミュラー

 という見方は正しいものであり、否定することはできません。

 ただ言い方や発言の内容が、彼にはそう思えなくとも周囲からすれば不遜に思われてしまうのです。

 チェルシーではレアル時代と同様の発言でも周囲は尊重してくれるでしょうが、やはり言い方には適切な表現が必要ではないで
しょうか。
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