塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

グアルディオラ、バイエルンでの日々は果たして

2013-08-02 16:06:33 | 日記
 僕はそんな簡単にグアルディオラ体制が機能するとは思っていません。

 今季のブンデスリーガの日程がどうなのか僕は知りませんが、仮に格下相手の戦いが前半戦に多くとも、引き分け、最悪負け
の時もあると思います。

 「丸暗記してきただけだからボロがでるよ」

 とやんわり断りながらも、改めて「ドイツ語」で所信表明に臨んだグアルディオラの心中には、ドイツ語の語彙を早く覚える
ことで、自分の意思を的確に伝えなくては前半戦を乗り切れない。

 そう解釈したためだと思います。

 グアルディオラが初めてバルセロナの監督に就任した2008-09シーズン。

 そこで彼らは敵地のヌマンシア戦を0-1で落とし、ホームのラシン・サンタンデール戦は1-1の引き分けに終わり、この
時点でもう

 「グアルディオラ招聘は誤り」

 という形になりました。

 しかしシーズン終了は誰もが彼に謝罪せず、完全な手のひら返しで讃える形になったのは、グアルディオラからすればさぞか
し痛快だったでしょう。

 現段階でグアルディオラは戦力の見直しを行っており、ルイス・グスタボの移籍が囁かれ、チアゴの加入が決定しました。

 またマリオ・ゴメスのフィオレンティーナ移籍も決定済みであり、残る既存戦力はおおむね残留するでしょう。

 グアルディオラ自身、バルセロナ時代から囁かれていた言葉に、今でも引っかかりを覚えているのかもしれません。

 その言葉とは

 「彼は選手に恵まれた。
  もし彼の手腕が本物であれば、他のクラブで指揮をとったらよい」

 という物です。

 事実セレソンの指揮官就任の呼び声が高かったうえに、アブラモビッチは彼の招聘を本気で考え、モウリーニョの復帰はセカ
ンド・オプションとまで囁かれました。

 クロップ、トゥヘル、そしてベップ。

 今季のブンデスリーガは監督の姿により焦点があてられることでしょう。

 (参考資料 日本スポーツ企画出版 欧州サッカートゥディ 2008-09シーズン完結編)
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不貞腐れる理由を探ってみる

2013-08-02 15:54:02 | 日記
 「なんで俺だけがこんなに毎日毎日、叱責、否定、批判されなくてはいけないのだ!
  俺はやっているし、第一俺よりも出来ていない人物は俺のように罵声を浴びていないなんでフェアじゃない!!」

 サッカーでも実生活でも、不貞腐れるという表現があります。

 その不貞腐れている人物の心情を言葉にすると、上記になると思うのです。

 僕には弟がひとりいます。

 お世辞にも家の手伝い、掃除は一切しません。

 翻って僕は出来る範囲で風呂掃除、洗物、自分の部屋の掃除を行いますし、ゴミを捨てるときも気を付けている方ですが、
37歳のおっさんならやって当然だとも思います。

 でも両親はやらない弟ではなく、「やっている」と自覚している僕の方に様様な注文を付け、出来ないと文句をいってき
ます。

 「弟がやって次は僕の番にも関わらず、やらないのであれば批判は仕方が無い。
  でもやっている俺が批判されて、やらない方に何の言及も無いのはどういう事だ!」

 と常に胸中にはわだかまりがあります。

 サッカーでも特に若い選手が監督、コーチから叱責されて試合に出ることが出来ず、落ち込む、不貞腐れる場面に遭遇し
ます。

 不貞腐れている方は

 1・まず俺よりも明らかに叱られる態度をとっている人物がいるが、叱っている方は一切叱責せず、俺だけが小言を頂戴    
   しているという不審感

 2・やっている方は「やっている、手を抜いていない」という確信

 という2点の心理があるからこそ、怒鳴られていることに耐えられないわけです。

 「2」に関しては、僕や選手の思い違いということもありますし、確かに今の方法よりも優れた方法があるならば、そち
らに乗り換えた方が得策です。

 「君だけではないよ。
  私は同様の態度で他の選手にも叱責している」

 というように伝える側の配慮が必要にも思えますが、これは単なる戯言でしょうか?

 
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リバプール、スアレス残留を確信するも

2013-08-02 12:50:39 | 日記
 現在プレミアでは、二人の選手に対する移籍報道が後を絶ちません。

 ひとりはギャレス・ベイルでもう一人はルイス・スアレス。

 前者はアンドレ・ヴィラス・ボラスに残留する気は無いと進言し、レヴィー会長もベイル移籍を容認する模様で、近日中には
レアル・マドリードのジャージを着たウエールズ代表が誕生するでしょう。

 一方でリバプール首脳陣は、ウルグアイ代表FW残留を見込んでいる様子です。

 クラブOBであるディトマー・ハマンは

 「スアレスを売却したらどうだろうか。 
  変わりに選手を2、3人獲得して責任を分担させればよいじゃないか。」

 と語っています。

 つまり一人の選手にシーズン20得点を期待するよりも、ひとりの選手がシーズン10ゴールを得たならば、20、30ゴー
ルは問題ないという捉え方です。

 野球で言えば

 「4番のホームランに期待するか、盗塁、エンドランに活路を見出すのか?」

 という形ですね。

 ホームランか三振では予想が非常に立ちにくい反面、相手バッテリーに与える心理的負荷が非常に大きいのも事実ですし、盗塁
やバスター・エンドランは器用な戦術ですが、小粒という印象が拭えません。

 リバプールが考えなくてはいけないことは
 
 「スアレスを売却しても、彼と同じ仕事をこなせるFWはそう簡単には手に出来ない」

 ということです。

 トーレスとチェルシーに売却した後釜としてアヤックスから引き抜いたスアレスですが、これには2つの機会がありました。

 「トーレスがアヤックスとオランダリーグの範疇に収まらなくなった」
 「アヤックスが希望する移籍金をリバプールが捻出できた。」

 つまりスアレス移籍は金額も時期も、3者のいずれもが丁度良い時期に成功できた稀有な例と言えます。

 ジェラードは彼の残留を希望していますが、果たしてこのウルグアイ代表はどこに行くのでしょうか。
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