塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

パルセイロの選手、関係者の思い

2011-10-01 23:18:14 | 日記
 信濃毎日新聞は毎週金曜日

 「それそれのサッカー人生 AC長野パルセイロ」

 と銘打ち、仕事とサッカーを必死で掛け持ちしている選手達を紹介する記事を掲載
しています。

 ちなみに9月30日はDFの有永一生選手の紹介でした。

 単純に掛け持ちと僕らは言いますが、選手達の肉体的、心理的負担は相当だと思い
ます。

 第一サッカーは故障が多いスポーツですが、試合で怪我をしてしまったら、日常業務
に大きな支障が生じますし、今MFの土橋が怪我で戦列を離れていますが、彼は

 「プロ契約」

 を結んでいますので、治療に専念できるだけの時間が持てています。

 自分の時間も持てないでしょうし、当然同僚よりも休日は少ない。

 長距離の遠征を終えた後、仕事をするのも体に大きな負荷がかかっているに違いありません。

 でも選手達がそんな「疲れた」素振りを見せないのは、勿論JFLからJ2、そしてJ1
で戦うと言う目標があるからですが、

 「同僚と上司」
 「取引先の方」

 に恵まれている部分が相当大きいと思います。

 企業からすれば選手は会社の広告塔でもあるわけですが、純粋に彼らを助けたい、励ました
いと考えていると思います。

 最初は興味本位で、選手に声をかけた方もいるでしょうが、南長野に通ううちにサッカーの
楽しさを伝えたいと思うようになったのかもしれません。

 これから寒くなり、体調管理の重要性は更に増します。

 選手の皆さんにはもうひと踏ん張りしてもらって、シーズンを締めくくりたいと思います。
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リーボックの今後

2011-10-01 23:08:03 | 日記
 アメリカ連邦取引委員会に19億円の金額を払って和解したリーボックですが、この
追徴金は商品の

 「販売抑止」

 には関係ないようで、先ほどテレビ・コマーシャルで堂々と

 「ラン・トーン」

 の紹介が流れましたし、ABCマートのような大手のスニーカー店でも問題なく売られ
ている模様です。

 この19億円がリーボック、そして親会社のアディダスにとって大きな金額なのか、そ
うでないのかが僕にはわかりかねますが、ただ確実なのはこれだけの金額があれば、

 「有力選手の獲得資金」

 として活用できたことは間違いないという点です。

 サッカーにしてもNBAにしても、年を追うごとに選手の契約金は上昇する一方ですし、
かつてロナウドがバルセロナがインテルに

 「32億円」

 で移籍した際は、常軌を逸していると騒然となりましたが、その3年後、フィーゴが
バルセロナからレアルに移籍した際は

 「60億円」

 と、わずか3年で記録は塗り替えられてしまいました。

 そうしますと、19億円という金額は少ないようにも思えますが、駆け出しの新人を
契約対象と見なすなら、充分すぎるほどの金額です。

 最近のリーボックはサッカースパイクよりも、

 「過去の商品のリメイク」

 で日本のファンを喜ばせています。

 その代表例が「インスタポンプ・フューリー」であり「エイリアン・スタンパー」
になりますが、やはりリーボックとしてはスニーカーではなく、本来の

 「アスリートとの契約」

 が一番大切ですし、今新たな策を練っていると考えられます。
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スポーツブランドの過当競争の裏で

2011-10-01 00:27:29 | 日記
 今回リーボックに下された、アメリカ連邦取引委員会の判決は、加熱する各ブランド
の過当競争と、

 「選手の囲い込み」

 に楔を打ち込む形になるかもしれません。

 例えばナイキはドイツ代表のゲッツェと10年総額15億円の契約を結ぶという記事が、
ゴール・コムに掲載されています。

 また日本代表の指揮官がジーコだったころ、ナイキがアディダスを訴えたことがありま
す。

 ナイキの言い分は、当時アディダスがトレーニング・シューズに採用していた機能であ


 「aキューブ」

 が、彼らが開発した「ショックス」の権利を害しているというものでした。

 僕はこのニュースを聞いた際、

 「代表に何らかの影響が無いければ良いが。」

 と不安に思ったものですが、この話どこかで立ち消えになったのか、全く裁判の話を聞か
ないまま今日に至っています。

 アディダスがその後

 「バウンス」

 という機能を開発したのも、ナイキからのクレームに敏感に察知した影響かもしれません。

 新技術を開発するには莫大な資金が必要で、その資金はやはり自社の商品が売れることで
手に入ります。

 自社製品を効率よく販売する為には、有名選手との契約が不可欠です。

 こうした資金の流れ、調達を今後スポーツ・ブランドは見直す必要に迫られると思います。

 選手からすれば高額の報酬は確かに魅力的ですが、自分の肩にかかる負担はできる限り
軽い方がいいに決まっていますから。
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リーボックの靴には科学的根拠が無い?

2011-10-01 00:15:31 | 日記
 「履くだけで運動効果は不当表示 リーボック、19億円支払い」

 この見出しは昨日の信濃毎日新聞の33面に掲載されていたもので、アメリカの
連邦取引委員会と合意した結果

 「2500万ドル(日本円では19億円)

 を支払う形になったんですね。

 要は広告の文面が、「科学的」に立証されないままリーボックが販売に踏み切った点
が問題になったようです。

 リーボックの看板商品

 「ラン・トーン」
 「イージー・トーン」

 がそうで、僕はラン・トーンを店頭で例履きしたことがありますが、その余りの
履き心地の良さに驚愕したことを覚えています。

 もし僕がナイキの社員ならば

 「やられた!!」

 と相当悔しがったと思います。

 リーボックのもうひとつの看板商品

 「ジグ(靴底がジグザグになっているスニーカー、皆さんも見たことあると思います)」

 はNBA期待の新人ジョン・ウォールが着用し、店頭のモニターでは

 ・ルイス・ハミルトン (F1)
 ・ティエリ・アンリ (サッカー)

 といったリーボックの契約選手が、その機能性を語っていましたが、今後先の2商品と
含めてどう展開してゆくか、気になるところです。

 サッカー・スパイクにこれらの機能は搭載できません。

 しかしトレーニング・シューズとして、契約選手たちには支給されているはずですので、
裏づけの無い商品では困ってしまいますね。
 
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