塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

福岡大学、アルディージャを下し歓喜の輪

2011-10-10 22:50:04 | 日記
 「プロ、アマチュアの枠に縛られない戦い。それが天皇杯」

 確かに筋としては間違っていませんが、自分の贔屓クラブがアマチュア、それも大学生
相手に敗退してしまっては、ファンとしては

 「怒り心頭か」
 「呆れて物も言えない」

 かのどちらかの心情ではないでしょうか?

 アルディージャがPK戦で福岡大学に敗れた一戦は、天皇杯という日本最古のカップ戦
の見所を象徴しているのか、それとも近年囁かれている

 「J1のレベルの低迷」

 が露呈してしまったのか、僕は落ち着いて検証してみる必要があると思います。

 福岡大学は、グランパスエイトの永井の母校として有名ですし、恐らく力自体はそれほど
見劣りはしないのでしょう。

 新聞や専門誌としては

 「扱うネタ」

 が増えて喜ばしいかもしれませんが、横浜FCの敗退と共に、日本プロサッカーの実情
がどこか間違っているような、漠然とした不安を感じます。

 逆に言えば、それだけ大学サッカーの実力が向上し、(日本はユニバーシアードの成績
が非常に高いですしね。)

 「プロ予備軍」

 が成長している点は、喜ばしいと言えます。

 天皇杯は2012年元日を持ってそのスケジュールが見直されますが、以前お話した
ように、僕はJ1のクラブ登録数「18」も、再度検討してみる必要があると感じます。
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ベンフィカの記念ジャージはアディダス渾身の力作

2011-10-10 17:45:20 | 日記
 ナビスコカップ決勝を戦うアントラーズは

 「創立20周年の節目の年での栄光を!!」

 とその意気込みを見せています。

 一方アディダスは、サポートするベンフィカ・リスボンの

 「チャンピオンズ・カップ獲得から50周年の節目の年」

 ということで、記念ジャージを発売しました。

 この出来事だけでも、欧州サッカーが歩んできた歴史の長さ、そしてチャンピオンズカ
ップの栄光がわかります。

 このジャージは専門店の

 「コパ・ムンディアル」

 のホームページに掲載されていまして、価格は13390円ですが、ベンフィカファンには堪らない
一品となっています。

 (写真ではアイマールのマーキングが施されているので、恐らく込みの値段でしょう。)

 まずデザインに

 「ポルトガル国旗」

 が意図されていること、あとスリーブの部分だと思いますが、当時の選手達の集合写真
がプリントされているんです。

 つまり今も昔もベンフィカの象徴である

 「エウゼビオ」

 も当然映っているわけです。

 最近のポルトガルを象徴するクラブはFCポルトですが、今尚リーグ優勝32回の記録
を持つベンフィカの人気は衰えません。

 恐らく本国ポルトガルでも、人気の品では無いでしょうか?

 
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2007年、サンフレッチェが下した大英断(2)

2011-10-10 15:28:55 | 日記
 広島の地にペドロビッチ監督が降り立って、今季で早6年になります。

 ひとつのクラブでこれだけの任期を任されることは凄いことだと、改めて思います。

 彼が就任した年の小学1年生は、学校を巣立つ時期にきているわけですから、監督も
感慨深い気持ちを抱いているかもしれません。

 サンフレッチェも巣立った選手は当然存在します。

 特に大物と言えば

 駒野友一 (ジュビロ磐田)
 ストヤノフ (ファジアーノ岡山)
 槙野智章 (ケルン)

 でしょうか。

 逆に西川周作(大分トリニータ) 山岸智(川崎フロンターレ)といった新旧の日本
代表も在籍してきましたから、やはりクラブは

 「生きている」

 のですね。
 
 選手の入れ替えと成績の安定という矛盾する出来事を、地方クラブであるサンフレッチェ
が継続できているのは

 「選手の売買に一線を引いていること」
 「布陣を3-4-2-1に固定していること」

 の2点に要因があると思います。

 後者は非常にわかりやすい例ですね。

 では前者はどうかと言いますと、森崎兄弟、服部のように在籍年数が二桁を数える選手が
今尚中軸として活躍しているのが特徴です。

 加えて

 FWの佐藤が6年目、MFの青山が8年目、同じくMFの高柳が7年目と、選手の売買
を必ずしもお金の面だけで行っていないことがよくわかります。

 ですから選手も監督の意志がわかりますし、監督も修正点を彼らに伝えれば、それが
自然と伝播されるわけです。

 昨年のナビスコカップで、かつての同僚である駒野が優勝を味わった点は、今思うと
皮肉な側面があります。

 しかしサンフレッチェのクラブ運営は、地方クラブが生き残るひとつの方法論を示して
いると感じます。

 (参考文献 2011年サッカー・ダイジェストJ1.J2選手名鑑)
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2007年、サンフレッチェが下した大英断

2011-10-10 15:15:47 | 日記
 サンフレッチェ広島は、2007年のオフシーズンに思い切った決断を下します。

 その決断とは

 「ペドロビッチ監督の残留」

 です。

 2007年、サンフレッチェは16位に低迷しJ2への降格が決定します。

 降格が決まったその試合で、エースの佐藤寿人が涙ながらに自身の残留と、1年でのJ1
復帰を観客席に訴えた場面は、その後多くのテレビで報道されましたが、実際サンフレッチ
ェは1年でJ1に復帰します。

 通常J2に落ちたクラブは

 「監督の更迭」
 「新指揮官の招聘」

 に動くと考えるのが普通です。

 例えばFC東京は大熊監督の下で今季を戦っていますが、大熊監督自身が昨シーズン途中
からの就任ですから、球団首脳は実質

 「1年」

 という時間を与えたという見方ができますし、2006年に降格したレイソルは、早野監
督から石崎監督に交代しています。

 ペドロビッチ政権の続投は、サンフレッチェ首脳陣にしては思い切った策だったと言えま
す。

 しかし歯車さえかみ合えば、J1昇格から優勝争いに食い込めるという確信が持てたので
しょう。

 同じ気持ちはファンも一緒で、反対意見もあったでしょうが、監督の続投を認めた形に
なります。

 同じ名前をもつレッズの指揮官の運命がどうなるかわかりませんが、仮に彼が続投した
場合は、サンフレッチェの時とは異なる、大きな

 「議論」

 が巻き起こるはずです。
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梅崎司の心境を考える

2011-10-10 12:38:17 | 日記
 レッズがナビスコカップ優勝するであろう、僕の根拠は

 「デスポトビッチがレッズ、そしてJ1に馴染んできたこと」
 「エスクデロ、原口、山田の好調ぶり」

 そして

 「梅崎司の復調」

 が挙げられます。特に梅崎がトリニータ時代のような冴えを見せている点は、レッズの
大きな武器になると思います。

 過去2年、彼は故障に悩んでいたと、2011年のサッカー・ダイジェスト選手名鑑に
記載されています。

 恐らく故障を繰り返す事で実戦から遠ざかり、その結果監督の目に戦力として映らなく
なってしまったのでしょう。

 梅崎がレッズに移籍したのは2008年。

 2010年までの3年間で出場試合数「31」は、さすがに少なすぎます。

 ちなみに同じ移籍組の柏木は、同じ1987年生まれですから、フィンケ監督の支持を
得て中軸を担う彼の姿が、梅崎の

 「発奮材料」

 になったかもしれません。

 トリニータは2008年のナビスコカップ王者ですが、既に移籍していた梅崎はその
感激を味わっていません。

 ですのでやる気は人一倍でしょうし、雪辱を誓っているはずです。
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