塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

リーボックの今後

2011-10-01 23:08:03 | 日記
 アメリカ連邦取引委員会に19億円の金額を払って和解したリーボックですが、この
追徴金は商品の

 「販売抑止」

 には関係ないようで、先ほどテレビ・コマーシャルで堂々と

 「ラン・トーン」

 の紹介が流れましたし、ABCマートのような大手のスニーカー店でも問題なく売られ
ている模様です。

 この19億円がリーボック、そして親会社のアディダスにとって大きな金額なのか、そ
うでないのかが僕にはわかりかねますが、ただ確実なのはこれだけの金額があれば、

 「有力選手の獲得資金」

 として活用できたことは間違いないという点です。

 サッカーにしてもNBAにしても、年を追うごとに選手の契約金は上昇する一方ですし、
かつてロナウドがバルセロナがインテルに

 「32億円」

 で移籍した際は、常軌を逸していると騒然となりましたが、その3年後、フィーゴが
バルセロナからレアルに移籍した際は

 「60億円」

 と、わずか3年で記録は塗り替えられてしまいました。

 そうしますと、19億円という金額は少ないようにも思えますが、駆け出しの新人を
契約対象と見なすなら、充分すぎるほどの金額です。

 最近のリーボックはサッカースパイクよりも、

 「過去の商品のリメイク」

 で日本のファンを喜ばせています。

 その代表例が「インスタポンプ・フューリー」であり「エイリアン・スタンパー」
になりますが、やはりリーボックとしてはスニーカーではなく、本来の

 「アスリートとの契約」

 が一番大切ですし、今新たな策を練っていると考えられます。
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