塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

2012年ロンドン五輪に向けて

2011-04-06 00:03:56 | 日記
 アメリカに「ホワイツ」というブーツ・ブランドがあります。

 ホワイツが手がけるブーツの品質はアメリカだけでなく日本でも知られていて

 「ホワイツの看板を背負う以上、熟練の職人だろうが新人だろうが、その仕事に妥協は
  許されない。」

 と米国の本社では毎日多くの職人の方が、ワークブーツの製造に熱心に取り組んでいます。

 でも新人の肩にかかる負担は大きいでしょうね。ワークブーツはその名が示すとおり、
ブルーカラーの方が足を護るために履くものですから、欠陥品であれば重大な事故に遭遇
するかもしれません。

 だからこそ、皆早く大きな責任を背負えるような熟練者になりたいと思うのでしょう。

 先日日本U-22代表がウズベキスタン遠征から帰国し、今日発売のサッカーダイジェス
トも、巻頭で彼らを大々的に特集していました

 やはり宇佐美、大迫、米本、そして権田と攻撃から守備陣まで骨格が揃っていることに
加え、ドルトムントの香川、フェイエノールトの宮市が、この

 「ロンドン五輪世代」

 に該当することも、大きな注目を浴びる要因です。

 アテネと北京では、シドニーでは発揮された選手の溌剌さが消えていましたし、対戦相手
の技術、フィジカル・コンタクトの両方に、日本の選手が圧倒されているように見えました。

 直接関係はありませんが、U-20ワールドカップの出場権がない中で、この五輪世代に
下の世代の有望株も招集し、遠征と強化を行うのもひとつの方法だと思うのです。

 五輪だろうがA代表だろうが、

 「代表」

 のジャージを背負った選手達は、やはり批判(と少ない賞賛)を浴びるリスクを背負わねば
なりません。

 2012年の夏ロンドンに出かけられるよう、選手と関塚監督にはクエート戦に向けて
しっかりと準備して欲しいと願っています。
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