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塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

アディダスの新CMが登場

2011-04-03 20:07:37 | 日記
 アディダスがジダンを用いた新しいテレビ・コマーシャルの放映を始めました。

 ジダンともうひとりの男性がフェンシングをするコマーシャルで、彼らふたりが
フェンシングを始めるきっかけとなったのが、ジダンが用いた

 「デオドラント・スプレー」

 でした。

 アディダスが自社のアスレチックウエアではなく、デオドラント・スプレーや洗顔
石鹸のコマーシャルを流すのは、

 1・これからより暖かくなり汗をかく機会が増える事と
 2・スポーツブランドでいち早く「化粧品」の分野に進出したことを、より消費者に
   訴求する

 ふたつの意味合いがあると思います。

 ただ4月になっても夜は随分冷え込みます。気象庁は長野市の桜の開花は4月16日
と予想していますから、あと2週間は陽射しが暖かそうに見えても、実は風が冷たいこと
の方が多いかもしれません。

 でも今は化粧品に限らず、

 「先取りしすぎ」

 と思うくらい、早め早めに商品展開をしていますから、アディダスの戦略も間違っては
いないのです。

 今年が仮に去年のような猛暑に見舞われた場合、震災の影響で電力不足が懸念されます
から、デオドラント・スプレーや汗拭きタオルの需要が、以前にもまして増えるかもしれ
ません。

 アディダスは今後も新しいコマーシャルで、自社の化粧品をアピールしてゆくような気
がします。
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選手の特性を考える(2)

2011-04-03 01:59:33 | 日記
 前回のブログでお話した

 「技術と閃きには恵まれているが、故障がつきまとい戦力としては心もとない選手」

 という言葉を、僕はロベルト・バッジオを念頭において記しました。

 実際彼ほど故障と戦ってきた選手はいませんし、故障の多い選手は先天的に骨や筋肉に
何かしらの問題があるのか、それとも彼らを封じ込める為に守備側が厳しいタックルを常
に見舞うからなのかわかりませんが、やはり選手にとって故障は天敵です。

 しかし技術に恵まれた選手が皆故障が多いわけではありませんし、逆に凡庸な選手が
故障がつきまとう例もあるわけですから、サッカーは難しいですね。

 例えば1980年代の寵児といえるマラドーナ。

 「私はマラドーナを封じ込めるためにゾーンプレスを考案した。」

 アリゴ・サッキはかつてゾーンプレスを導入した理由をそう話していましたが、才能
に秀でた選手が体調を維持できれば、それだけ相手にとって恐れられる存在になる、良い
サンプルと言えます。

 「交代枠3」

 という非常に限られた選択肢しかない中で、監督は絶えず戦術の修正と選手に掛ける
言葉を試合中模索しています。

 しかし試合中選手が故障してしまえば、交代枠のプランが狂ってしまいますし、治療
中ならばその間味方は10人で戦う羽目になります。

 そうなるとやはりフィジカルに優れた選手が重宝されるのは、過密日程が解消されない
現代のサッカーでは致し方ないと言えます。

 花形の選手は移籍金も高額な上、相応の給料も保証しないといけません。

 しかし仮にその選手が故障しがちであったとしたら、欠場することが多いのであれば、
彼に支払う給料と移籍金が、水の泡になってしまうリスクをクラブは背負う必要があります。

 ブレシア時代のバッジョは指揮官マッツオーネの庇護の下で、かつてない喜びを味わい
ましたが、それでも最後まで故障の不安がつきまといました。

 やはりこれからの時代は今まで以上に

 「フィジカルの強さ」

 が問われてゆくのでしょう。
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選手の特性を考える

2011-04-03 01:47:54 | 日記
 皆さんに2択の質問をします。

 サッカー監督になったつもりで考えて見てください。

 質問
 「もしあなたがサッカー監督なら、次のどちらの選手を選択しますか?」

 1・技術的には凡庸だが、故障することなく戦力として期待できる選手
 2・類稀な技術と閃きがあるが、常に故障欠場のリスクがつきまとい、戦力としては
   やや心もとない。

 もし僕が監督ならば、「1」を選択しているはずです。

 確かにプロサッカー選手は技術に恵まれていなければ競争に勝てませんし、ファンだって
凡庸な選手よりは、創造性豊かな

 「華」

 のある選手を見たいはずです。

 でもそうでも無いときもあるんです。

 「オレ達は11人のサネッティが見たいんだ!!」

 これはかつてインテルが不遇の時代を享受していた、2000年代中期頃に熱心なインテ
ルファンが叫んだ言葉です。

 技術よりも華麗さよりも、サネッティのように誠心誠意クラブのために全力を出し切り、
90分懸命に戦う選手を応援したい!!

 そう当時のインテルのファンは考えたんですね。

 今の日本代表では言えば岡崎、遡れば中山雅史のような存在がそうですね。

 どんなに格好悪いと思われても、汗をかくことを厭わず率先して相手ボールを奪いにいく。

 その姿勢が仲間、ファンに伝播して再びやる気と集中力を取り戻させる。汗かき役には
そんな特性があるように感じます。

 プロの選手である以上、やはり健康を維持し試合にでることは大前提です。

 故障の多い選手とそうでない選手の違いがどこから生まれるのか、僕にはわかりませんが
もし僕が選手ならば、少々ボンクラでも常に試合に出るほうを望みますね。

 ピッチに立っていれば、そこにいれば、何かしらの役には立てるでしょうから。
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