塚田盛彦のつれづれなるままにサッカー

世界中で親しまれているサッカー。このサッカーをフィルターとして、人間社会の構造に迫っていきたいと思います。

もし選手とプライベートな時間にあったなら

2009-12-15 23:26:56 | 日記
 僕一度長野の街中で長野パルセイロの選手を見かけた事があるんです。
 その時どうしようか迷ったんですね。声をかけるか、それともただ遠巻きに見ているかで。

 僕の出した結論は後者でした。選手はひとりだけだったので練習の帰りだったのかなとも思いましたが、僕がしゃしゃりでて寛いでいる時間を邪魔してはいけないと思いました。その時僕もファングッズを持っていませんでしたし、声をかける度胸もありませんでした。

 見かけた選手は土橋宏由樹選手。ポジションはセントラルミッドフィルダーで、パルセイロが松本山雅から獲得した初めての選手で、彼が移籍した2008シーズンは両チームのファンの間で話題になったものです。
 また土橋選手はパルセイロがシーズン中行っている、保育園や幼稚園への巡回指導に参加している選手のひとりでもあります。

 僕はオフの時の選手は僕らと同様に、一般の人として接するのが一番だと思っているので、もしこれから選手を街中で見かけても声はかけないと思いますが、選手の立場からすれば声をかけられる事は嬉しいのかもしれません。

 何か機会があれば、選手の皆さんに一度聞いてみたいと思います。

 
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アントラーズとトステムの素敵な関係

2009-12-15 17:41:20 | 日記
 トステムは1993年のJリーグ開幕から現在まで、常にアントラーズの胸スポンサーを務めています。これは本当に凄いことです。アントラーズがマリノスやレッズの影に隠れ観客動員数が減少し、ファビオ・ジュニオールやベベトといった外国人選が期待された活躍が出来なかった時も、トステムは常にアントラーズを支持し共に歩んできました。
 
 アントラーズのファンからすれば、トステムは影のMVPと呼んでもいいのではないでしょうか。

 アントラーズのテクニカルスポンサーは、ミズノからエネーレ、ナイキと現在まで3社に及びます。契約期間の問題やスポンサー料を考慮したうえで、アントラーズ首脳陣は契約先を変更したのでしょうが、胸スポンサーもトステム以上の契約金を提示する企業があった可能性はあります。

 でもアントラーズがトステムを、トステムがアントラーズと契約している事は、そこに両者の揺ぎ無い信頼関係が見えてきます。お互いが敬意を払う事でチームの運営を支えていく。

 サッカー人気が低下し暗い話題が多い中、アントラーズとトステムの関係は、ひとつのサンプル例として見習える点が多いと思います。
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攻撃サッカーが出来ない理由(2)

2009-12-15 17:10:05 | 日記
 前回に引き続いて攻撃サッカーがしたくてもできない理由を、もう少し考えてみたいと思います。

 理由その3・ファンとメディアの一貫性の無さ
 「最終ラインを高く上げすぎなんだ。」「攻撃の人数が多すぎる。」
 贔屓チームが攻勢にでても点が奪えず、逆にインターセプトから失点を喫すると、ファン(当然僕も含みます)やメディアは、上記のような批判をクラブ、そして代表に浴びせます。

 でも待ってください!!
 攻撃サッカーを見たいんでしょう!!チームがゴールを奪う瞬間を味わいたいのでしょう!!
 ならば最終ラインが高い位置にあるのは当たり前じゃないですか。ゴールを奪うには、最終ラインから味方FWまでの距離が短い事が最優先になりますし、攻撃にかける人数が多ければ多いほど、相手ゴール前のリバウンドボールが拾える可能性が高まる上、再度フォアチェックすることで、継続的に相手陣内でボールを組み立てられます。

 従って自陣ゴール前が手薄になるのは仕方がありませんし、それでゴールが奪えず失点することは覚悟の上のはずです。
 ファンの望む攻撃的サッカーをして、それで敗戦しても批判が起これば監督や選手としては、手のほどこしようがありません。
 「守備重視でも攻撃重視でも、負ければファンとメディアからの罵声は止まない」と達観できれば、それにこしたことはありませんがそれはとても難しい問題です。

 ゴールが奪えない事と失点する事は紙一重の問題です。仮に攻撃サッカーを90分貫いてそれでも負けたなら仕方がないと割り切れないファンは、失点の理由や攻撃の在り方に不満があるのだろうと思います。散り際が美しいことは確かに僕たちの心に響きますが、長いシーズン通じて維持する事はできませんし、ワールドカップで勝ち抜くためには、勝ち点3を積み上げる必要があります。

 僕たちはクラブが自分たちの思い描いたサッカーを展開して負けた際は、批判を浴びせるよりも先に拍手を贈り、それから問題点を探り出しても遅くはないと思います。つまり意見には一貫性が必要だと僕は思うのです。

 理由その4・前線の選手に故障者が相次いだため
 小規模クラブはビッグクラブのような資金はありませんから、故障者が相次いでもおいそれと選手を獲得することはできません。ユースから有望株を引き上げる、移籍期間を有効利用するなど様々が対策はありますが、故障者が復帰するまではカウンターアタックやロビングやアーリークロスに頼ったシンプルな戦術で生き延びる。指揮官がそう判断したその判断を尊重すべきでしょう。

 攻撃サッカーで美しく散って2部に降格するよりも、退屈なサッカーに終始しても1部に留まるほうが先決か。降格制度のあるサッカーの世界では永遠の課題ですが、僕は後者の方を希望しますね。

 降格したクラブが将来1部に戻って来れるかどうかは、ファンだろうが選手だろうがオーナーだろうが、誰にもわからない未来の問題だからです。保証が無いのなら保証のある世界で(1部在籍)生きたいと思うのが人間の心情だと思いますが、皆さんの意見はどうでしょうか。
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